現場の判断、経営の決断 宇宙開発に見るリスク対応 /山浦雄一

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≪商品情報≫

著者名:山浦雄一
出版社名:日経BPM(日本経済新聞出版本部)
発行年月:2020年12月
判型:四六判
ISBN:9784532323745


≪内容情報≫

はやぶさ2、有人宇宙計画・飛行士・こうのとり、国産ロケットの苦闘と成功までの舞台裏、そして、ソ連崩壊とスペースシャトル事故で米国が見せた有事の底力
JAXAで渦中にいた筆者が現場と経営と国家の姿を描いたノンフィクション

「はやぶさ2」は、開発の五重苦、運用の困難を乗り越えた。「初心者」で挑んだシャトル搭乗プロジェクトは、誤解と手戻りを重ねた。野口聡一飛行士は、シャトル空中分解事故後、初飛行のシャトルに搭乗し危機を迎えた。JAXA経営トップは、H-IIロケット連続失敗後の瀬戸際で、H-IIAロケット1号機打上げに決断を重ねた。NASAに無謀と言われた補給機「こうのとり」は、開発と運用訓練と打上げロケット実現での苦難を乗り越え、世界を変えた。

ソ連崩壊に伴う「世界秩序の崩壊」を防ぐ米国の危機管理が、ロシアとの有人宇宙協力を生んだ。2度のシャトル事故で米国は、原因究明と再出発に総力を挙げて取り組み、国家の底力を示した。

本書には、各局面での逆転・成功への道のりとリスク対応が、舞台裏を交え臨場感を持って描かれている。

筆者の視座・視点は、苦難を乗り越えた現場の「判断」と行動力、経営の「決断」とリーダーシップ、国際関係と国家の「あり方」である。そして、最終第7部では、急激に変化した世界の宇宙開発・利用の現実と、それを踏まえた2020年代への期待と課題が語られる。

宇宙開発での挑戦と成功には、様々な人々や組織、更には国家が「チーム一丸」で挑む「総合力の発揮」が不可欠である。本書には、「未踏への挑戦」や「失敗から再出発への挑戦」を成し遂げた「チーム」の姿が散りばめられている。

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