ヴィラ・プッチーニ ピノ・ネロ テーレ・シチリアーネ ［常温/冷蔵］【7日以内に発送】[W]

フランス原産のブドウ品種ピノ・ネロ（＝ピノ・ノワール）は、最も有名で評価が高いブドウ品種の一つ。シチリアの中でも標高が高く、理想的な栽培条件を備えている。天然酵母を使用し、温度管理の出来るステンレスタンクで発酵、ルモンタージュ（ワインのステンレスタンクの下部から最上部へのパイプを繋ぎ、ワインを循環させる醸造方法。タンク底のワインが最上部に振りかかることでタンク内のワインを循環させ、ムラなく発酵させるようにします）を行いながら15～20日間スキンコンタクトをすることにより、フルーティーで繊細な香りに複雑さが加わります。
紫がかった濃いルビー色の色調。ミディアム・フルボディで、舌触りはソフトでベルベットのように滑らか。余韻も長く続きます。
白身肉や赤身肉のロースト、フレッシュチーズなどがよく合います。

フィレンツェ出身のカステッラー二家は、ダンテの時代（13～14世紀）から市政に携わる一族で、当時からワイン生産を行っていました。
20世紀初頭より彼らのワインは広く世界中に輸出されていますが、年月が流れ、世紀が変わっても、記憶に残るワイン造りをしていこうという気持ちは変わりません。カステッラーニ家のワイン造りの根底にあるのは、「ワインの質は畑から始まる」というワイン哲学です。
現在の当主、ピエルジョルジオ・カステッラーニ氏はピサ大学を卒業後、カステッラーニ社で栽培と醸造の責任者を務め、モダンな消費者の好みに合う、代表的なトスカーナワイン生産を作り上げようと長年研究してきました。