温故知新 その手があった!ハーブのお酒で体調を整えよう
「胃腸の調子が悪い」「疲れやすい」「体が冷えて寝付けない」「肩こりがひどい」「食欲がない」病気ではないけれど、こういった体の不調を抱える方も多いようです。 このような症状を「未病」と表現したのは約二千年前の中国の医学書「黄帝内経」です。 未病のサインが現れた時はもちろん、その予防のための「健康な暮らしのパートナー」として、「ハーブのお酒」を取り入れている方が増えています。
薬用酒からハーブ酒へ
かつて養命酒などの薬用酒は、お酒を飲まない人でさえ購入をしに酒屋に足を運んでいたものです。なぜかというと、少量を口にしただけでも食欲を促進したり、血行が良くなるなどの効果が得られるとして、常備していた家庭が多かったからです。薬事法改正により、現在では酒屋で扱えなくなりましたが、ハーブなどを配合した新しいタイプのお酒が登場し、「健康な暮らしのパートナー」として、女性を中心に静かなブームになっています。
体の不調を整えてくれる自然の恵み「ハーブ」
ハーブやスパイスは、料理に風味や色合いをプラスするだけでなく、防臭・防腐などの効果もあります。漢方もそんなハーブの一種です。組み合わせにより、単一では得られない相乗効果を発揮することもあります。自然の恵みである草花で人の不調を整えるすべを残してくれた先人の知恵に、改めて驚かされます。食欲増進効果のあるお酒に自然の恵みのハーブを溶け込ませたハーブ酒を、日々の暮らしに取り入れてみませんか。
病人だけでなく、健康の増進を目的として愛飲された陶陶酒
適度な飲酒は食欲促進、血行促進、ストレス緩和などの効果があります。「酒は百薬の長」と中国の古文書「漢書」に書かれている通り、古代から人はお酒と良い付き合いをしてきました。お酒に、漢方由来のハーブやスパイスを効果的な配合でプラスすることで、滋養強壮や体調を整えるだけでなく、リラックスなど心身美容の効果をもたらすのがハーブのお酒、というわけです。陶陶酒本舗の前身は江戸時代の漢方薬舗。漢方の理念と320年余りの伝統を基に、筑波山麓の工場で滋養保健酒を国内製造しています。かつて「健康な人のいるところに陶陶酒あり」といわれたそうで、病気の人だけでなく、健康の増進を目的にした愛飲者は著名人にも多かったのだそうです。
ミネラルやビタミン、ヨードを含むアンデスのマカを配合
【単品】
陶陶酒 マカ マイルド
720ml 12度
陶陶酒銀印をベースに、ミネラルやビタミン、ヨードを含むアンデスのマカを配合しています。さらに銀印よりカロリーも控えめです。アルコール度数12%で、飲み口のスッキリしたカラダにやさしい健康酒です。飲みやすく甘口のポートワインタイプ。ソーダやジュースで割って飲むのもおすすめです。
二千年以上前からの健康法「温補」に役立つお酒
古来中国から伝わる予防医学の原点「未病」。健康を維持するには、病気になる前の治療こそ重要、という考え方です。だるさや疲れやすさ、冷えやよく眠れないなどの不調は、未病の始まりなのだとか。「カラダは健康なときほど、美しく輝く。」これは、かの養命酒酒造が、長年の薬酒づくりを通じて得た実感だそうです。また、体を温めて不足を補う「温補」は養生の基本で、二千年以上前から東洋医学の健康法として伝えられています。多くの生薬から造られるハーブ酒を、温補に役立てたいですね。
じんわり温まる生姜のお酒
生姜ぴりり
万上とろり生姜酒 マンズワイン
10% 500ml
しょうがのお酒!高知県産生姜100%使用!さわやかな香りとピリッとした辛味!とろりとした食感!高知県は日本屈指の生姜の山地として有名です。さわやかな香りとピリッとした快い辛味に白ワイン風味が調和したお酒。新鮮な味わいととろりとした口当たりが味わえます。ストレートやロック、ソーダ割りはもちろん、少し温めてホットで等、お好きなスタイルで濃厚な甘さの後に来る生姜特有のピリっとした辛味をお楽しみください。
沖縄で古くから強壮剤として飲まれてきたハブ酒
長年、長寿ランキングの上位を占めていた沖縄が誇る健康酒といえばハブ酒!ハブを泡盛などに漬けて造るハブ酒。水だけで100日も生きることができるというハブは、12種類の必須アミノ酸のほか、カルシウムやリノール酸リノレン酸などが含まれるなど栄養豊富なため、沖縄では古くから強壮剤としてハブ酒が飲まれてきたのです。ベースの酒は、泡盛のほか、同じく沖縄名産のサトウキビから造られたラム酒に漬けたものもあり、一日に飲む量も30〜60mlほどと推奨されているように、気軽に取り入れられそうです。
ハブの生臭さを気品ある飲み口に変えたうるまはぶ酒
【単品】
ヘリオス酒造 うるまはぶ酒
720ml 40度
沖縄特産のサトウキビで作ったラムをベースに使うことで、ハブの生臭さを気品ある飲み口に変えています。生命力の強いハブのエキスを抽出したうるまはぶ酒です。
薬酒というと、苦いとか臭いといったイメージがありますが、最近のハーブ酒は飲みやすく優しい口当たりにアレンジされているものも多いです。温故知新。いにしえの知恵からうまれたハーブ酒習慣、試してみる価値はありそうです。未病のサインが現れないためにも、毎日少しずつ、気軽に気長に続けてみませんか。
注意:お酒は二十歳になってから。