沖縄マンゴーの特長は何でしょうか
地面にマンゴーの木を植栽しているのが特長です。
マンゴーの産地として有名な宮崎などでは、鉢植えで栽培しており、それぞれメリットが異なりますが、地植えにすることで、土づくりができ木を大きく育てることが可能となります。
日本では赤く実るアップルマンゴーが人気です。品種としては、熟すと表皮が赤色に染まり、甘み、香りが濃厚で適度な酸味がある「アーウィン」をメインに、さらに甘みの強い「金蜜」などをつくっています。「金密」は沖縄以外ではあまり見かけない希少種です。
世界三大果物のひとつに挙げられるマンゴーは、みずみずしい甘さと特有の香りが人気のトロピカルフルーツです。最近では、より甘くジューシーな日本産のマンゴーを求められる方も増えてきました。
森源商店が仕入れから力を入れているのが、沖縄のマンゴー。生育途中のマンゴーを見せていただけるということで、マンゴー畑で「あけのフルーツ」宮城さん、川上さんにお話を伺いました。
沖縄は日本産マンゴーの生産量1位、全国シェア5割の一大産地なんですよ。
沖縄北部に位置し美ら海水族館の近くでもある今帰仁村の高台で、30年以上マンゴー生産を行ってきた「あけのフルーツ」のマンゴーを、森源商店では自信を持って、お客様にお届けしています。
うわー、広いですね!
ビニールハウス9棟で約6万個、20tのマンゴーをつくっています。
沖縄マンゴーの特長は何でしょうか
地面にマンゴーの木を植栽しているのが特長です。
マンゴーの産地として有名な宮崎などでは、鉢植えで栽培しており、それぞれメリットが異なりますが、地植えにすることで、土づくりができ木を大きく育てることが可能となります。
日本では赤く実るアップルマンゴーが人気です。品種としては、熟すと表皮が赤色に染まり、甘み、香りが濃厚で適度な酸味がある「アーウィン」をメインに、さらに甘みの強い「金蜜」などをつくっています。「金密」は沖縄以外ではあまり見かけない希少種です。
あけのフルーツで特に力を入れられていることはありますか
農薬は撒かなくてすむなら撒きたくないのですが、撒かないと虫にやられてしまいます。農薬の量を最小に抑えるために、害虫の天敵となる小さな虫によって、減農薬を実現しています。
土づくりにおいても、米ぬかや油粕、魚粉などの有機肥料を主に用い、ウッドチップの自然な腐植化を促しています。
マンゴーが収穫されるまでには、どのように育てているのでしょうか?
夏の収穫が終わった後は、有機肥料を入れるなどの土づくりから始めます。
12月末、花が咲きはじめると受粉しやすくなるよう、枝を1本ずつ糸で吊していきます。その後、大きく美味しい実を育てるために、1本の枝に1つの実だけがつくように選別し残りの実を摘み取ります。
今も、枝をひとつずつ確認して、選別を行っているところです。
とても手間暇かけて育てているのですね。
はい。この後さらに実が大きくなってくると、太陽の光が均等に当たるよう、育った実が地面に落ちないように、さらに上から紐で引っ張り上げます。
そして一つずつ手作業で袋がけし、マンゴーを害虫やキズから守ります。
全体が大きく育ち、真っ赤に色づいたら、収穫です。
早いものでは5月末から出荷が始まり、8月ごろまで続きます。
※お伺いしたのは4月中旬
大切に育てられたマンゴーを美味しく食べるには、写真でよく見かける飾り切りがよいでしょうか?
マンゴーは真ん中に平たく大きな種があり、本当は種の周りが一番美味しいので、かぶりつくのが一番なのです(笑)
果肉に格子状に切れ目を入れた飾り切りは、見栄えよく美しいのですが、果汁が溢れてしまいます。
果実の縦方向に繊維があるので、繊維に沿って縦方向にスライスすると、糖度の偏りなく食べられ、横方向にスライスすると、舌触りがなめらかな食感になります。
お好みに合わせて楽しんではいかがでしょうか