ブルーノ・ワルター 「ブラームス:交響曲全集・管弦楽曲・協奏曲・声楽曲集 ［5SACD Hybrid+CD］＜完全生産限定盤＞」 SACD Hybrid

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• 投稿日: 2020/04/20 17:25
• ニックネーム: リッキー

ベスト・チョイスではないが、…

久々にワルターのブラームスを聴いたが、音質の改善著しく、以前の印象はかなり変わった。交響曲から見て(聴いて)いくと、第一番は実に立派な演奏だ。構えも大きいし、隙の無い秀演。第二番と第三番は、オーケストラに難あり。演奏自体は悪くないのだが、響きにコクや含蓄が感じられない。第四番は、まずまず。ワルターならもっと出来る筈(無い物ねだりなのだが)という昔からの不満が再び頭をもたげる。アルト・ラプソディーと運命の歌は、良かった。大地の歌で(レコーディングのみの)共演を果たしたミルドレッド・ミラーを選んだ(アルト・ラプソディー)ことは、誠に正解だったと思う。ワルターの慧眼に感服。

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