インフラノイズ アナログ信号整合器 ORTHO SPECTRUM《バランス・アナログアキュライザー》 BACU-2000 【返品種別A】
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2020年07月 発売
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「担当者のコメント」 |
★インフラノイズのアキュライザー第4弾バランス・アナログアキュライザー『 BACU-2000 』は、前作のアナログアキュライザー「AACU-1000」と同様、アナログ信号に混入したノイズの時間軸と位相のズレを補正整合させるディレイラインです。極僅かな遅延なので、周波数特性の劣化や位相の変化は起こらないといいます。従来のようにLCやトランスで高域をカットする方法ではないため、周波数特性を劣化させる要素がなく、アナログ信号への色付けや変形を加えることもなく、混じり込んだノイズ成分だけを無害化するのです。 |
★アナログ信号整合器 バランス・アナログアキュライザー『BACU-2000』
アナログオーディオとデジタルオーディオが歩み寄り、優劣差が非常に少なくなったとの評価を得た「AACU-1000」。
新しくバランスラインで使用するバランス・アナログアキュライザー『BACU-2000』が完成しました。
理論上で外部ノイズの影響の少ないバランス接続ですから、同じ部品、ケーブル、長さで仕上げたアンバランスとバランスケーブルの音質比較をするならバランスの方が良い結果が得られるはずとの考えで開発されました。
◆『BACU-2000』はアナログ信号に混入したノイズの時間軸と位相のズレを補正整合させるディレイライン
ノイズの時間軸と位相のズレはわずかの遅延ですので周波数特性劣化や位相変化は有りません。トランスやアンプのように周波数特性を劣化させる要素が無いだけでなく、アナログ信号への色付けも有りません。アナログ信号を変形すること無く混じり込んだノイズ成分だけを無害にするだけです。
アナログアキュライザーの無い状態ではこのわずかなノイズ成分は高次倍音を変化させるので、元の演奏には存在しない倍音を知らぬ間に付け加えていることになります。
今まではこの有害なノイズ成分を減らす方法としてLCやトランスで高域をカットする方法で大きな効果が有りました。しかし通常のLCやトランスでは固有の音色が害になるので、高価なヴィンテージ品を使うことで高域の減衰を目立たたなくしてきました。アナログ信号の高域の劣化については打つ手は無くヴィンテージオーディオにはどうしても狭帯域感が残ったのです。
『BACU-2000』をアナログラインに接続するだけでドラマチックな音楽表現力が生まれます。クラシック、ジャズなど音楽ジャンルを超えて、グルーブ感、音の鮮度、音の力、リズム、スイング、アンサンブルなど劇的に上がった音楽的改善に驚かれことでしょう。
◆『BACU-2000』ご使用上の注意点
(1)XLRプラグのオス、メス側は接続の都合でお選びください。基本的には入力側と出力側の指定は有りません。
アナログステレオでの右chと左chの選択ですが通常は本体の横のマーキング、PASSシールのある側を右chにお選びください。
※アナログラインの全てに使用が可能ですが、低レベルのMCカートリッジの出力にご使用時は接続時ループに注意しないとハムが出る可能性が有ります。通常レベルのラインでの信号レベル変化やS/Nの劣化は有りません。
(2)デジタル再生の場合、基本的にはデジタル信号をアナログ信号に変換直後、すなわちD/Aコンバ-ターからのL/Rアナログ出力端子に接続しますが、プリメインアンプの入力、プリアンプの出力側端子あるいはメインアンプの入力側端子に接続する場合、ヒアリングにより最適の場所を決定してください。システム、機器、音楽のジャンルにより異なりますのでヒアリング以外の方法は有りません。※2台直列使用のW接続は環境、機器、使用ケーブルの違いで音質向上のある場合も、音楽再生のバランスでは問題の起こる場合も有りますので慎重に判断くださるようお願いします。
(3)レコード再生の場合も同じく、上流(カートリッジ出力)に接続するか、下流(メインアンプ入力)に接続するかはシステム、機器、音楽により決定されます。
MCステップアンプトランスなどのトランスに接続される場合はトランスの出力端子か入力端子に接続するかはヒアリングで決定してください。
※通常の考え方ではアナログ、デジタルシステムの両方をお使いの場合にはメインアンプ入力に接続すれば一か所でアナログ、デジタル再生両方に効果があるわけですが、それがベストであるとは限りません。本機においては推薦の使用方法があるわけで無く100%使用者側の感覚的判断で適切な使用箇所を決定します。
(4)オーディオ用のノイズフィルターやアイソレーター、トランスなどの音質改善アクセサリーとの併用は出来るだけお避けください。
どうしても使いたい場合は周波数レンジ、ホール感、雰囲気とかでの判断は後回しにして、楽器の音色、奏者の演奏的特徴、リズム感覚、グルーブ感などの音楽的要素が損なわれないかに注意してヒアリングし、併用の是非の判断をお願いします。併用の場合は必ず『BACU-2000』はフィルター、トランスの後ろに接続してください。
※設置方法は、板や台の上に置くことも、ぶら下がった状態でも問題は有りません。オーディオの常識としてインシュレーター使用が有りますが本機は外部振動の影響を十分考慮されておりますので、インシュレーターの上に置くことは推奨しません。
(5)録音で利用する場合、マイクライン、マスタリング時のアナログライン、SPレコード復刻はアナログライン等に使用することで1ランク上のマスターが制作可能です。
※『BACU-2000』を複数使用で2つの『BACU-2000』の間に機器を介して直列になる場合は問題有りませんが、『BACU-2000』を2台直接に繋ぐ直列使用は推薦出来ません。アナログアキュライザー「AACU-1000」と『BACU-2000』の間に機器が入り、この2つが直列使用となる場合も問題は有りません。
※オーディオ機器の組み合わせ、音楽のジャンル、様々の要因によりW使用より『BACU-2000』の単体使用が音楽的に良い場合も有りますので必ずヒアリングにて是非をご確認ください。装置の完成度が高いほどこのようなことも起こります。ダブル、トリプルでの使用は害があるという意味では有りませんので慎重なヒアリングにて答えを出されることをお奨めします。
■ 仕 様 ■
- 内容: 左右2ch用 1個入り
- 外形寸法: 15mm X 40mm X 500mm
- 重量: 190g
- 構造: 振動吸収体、整音ボビン&コイル、天然繊維ベルベット外被、純毛ケーブルシース、再切削加工、整音済XLRプラグ X 4(入力、出力側方向指定無し)