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ワレリー・ゲルギエフ

ワレリー・ゲルギエフ 「Mahler: Symphony No.8 ”Symphony of a Thousand” (7/9-10/2008) / Valery Gergiev(cond), LSO」 SACD Hybrid

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商品の情報
発売日:2009年03月19日 / ジャンル:CLASSICAL / フォーマット:SACD Hybrid / 構成数:1 / 製造国:輸入 / レーベル:LSO Live / SKU:822231166924 / 規格品番:LSO0669

商品の紹介
-超優秀録音- 話題騒然のマーラー・シリーズ第6弾
世界遺産セント・ポール大聖堂に轟く大宇宙の鳴動 ゲルギエフ&ロンドン響による「千人の交響曲」

ゲルギエフ&LSOのマーラー・シリーズ第6弾は、2008年7月におこなわれた「千人の交響曲」ライヴ。その祝祭的な内容と実演でのプロジェクト締め括りにふさわしく、会場には1675年から18世紀初頭にかけて建設され、300年以上の歴史を数える名刹セント・ポール大聖堂が選ばれています。
このたびゲルギエフ盤の会場となったセント・ポール大聖堂は、残響控えめの本拠バービカンとは大きく異なる音響環境。LSOによるマーラーの第8番の録音には、1959年のロイヤル・アルバート・ホールでのホーレンシュタイン盤(BBCL.4001)や、1966年のウォルサムストウ・アッセンブリ・ホールにおけるバーンスタイン盤などがありましたが、マーラーがスコアに書き込んだ「エコーつきのコーラス」がはからずも成立し得るという特殊な状況もあってのことでしょう。このことが演奏面でさまざまな影響を及ぼしているようにおもわれます。
ゲルギエフは建物の構造に考慮して、大聖堂の横幅全体にわたって2つのコーラスを配置するという方法を採用することにより、ふつうのコンサート・ホールの垂直段に傾斜してゆく造りでは消えてしまうアンティフォナ(交唱)の対話を可能にしています。そのコーラスにはいつもの強力な手兵LSCと並んで、遠くワシントンDCからもよく訓練されたアンサンブルを迎え、これにエルサム・カレッジの精鋭児童合唱を加えています。ソリストも、前作第2番につづいてマリインスキー劇場のメンバーを含め、8人のうち7名までもロシア勢で固めるという、まさに万全の態勢で臨んでいることが覗えます。
これまでゲルギエフのマーラーといえば、時に過度とも云える急速なテンポ設定にその傾向が顕れていました。考え抜いて第8番でゲルギエフは、なかでも、長大で複雑な第2部『ファウスト』の終章において、急に駆り立てる場面をのぞいて意外にも通常以上に緩やかなテンポを選択しています。結果として音楽にコントラストを生み、スリリングな効果を挙げるこうした判断もまた、ほかの作品のとき以上に密接な演奏環境の変化に応じたものとみるべきでしょう。
作曲者自らの指揮による第8交響曲世界初演が「ミュンヘン博覧会1910」と題された音楽祭のハイライトして催されたのが1910年のこと。ほぼ一世紀の時を経て、ちょうど同じように、「シティ・オブ・ロンドン・フェスティバル2008」のメイン・イベントとして、熱狂的興奮に包まれたゲルギエフ&LSOのライヴ。鳴り物入りでチケットも早々に完売したことや、全2回の公演が異例の大成功を収めたことも符合してどこか運命的な巡り合わせさえ感じさせるものとなっています。 [コメント提供;キングインターナショナル]
発売・販売元 提供資料
収録内容
・構成数 | 1

・合計収録時間 | 01:17:00

・収録曲 | 【曲目】
マーラー: 交響曲 第8番 変ホ長調「千人の交響曲」
【演奏】
ヴィクトリヤ・ヤーストレボワ(S I 罪深き女)
アイリッシュ・タイナン(S II 贖罪の女)
リュドミラ・ドゥディーノワ(S III 栄光の聖母)
リリ・パーシキヴィ(Ms I サマリアの女)
ズラータ・ブルィチェワ(Ms II エジプトのマリア)
セルゲイ・セミシクール(T マリア崇拝の博士)
アレクセイ・マルコフ(Br 法悦の神父)
エフゲニー・ニキティン(Bs 瞑想の神父)
エルサム・カレッジ合唱団、ワシントン・コーラル・アーツ・ソサエティ、ロンドン交響合唱団
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)、ロンドン交響楽団
【録音】
2008年7月9,10日 ロンドン,セント・ポール大聖堂 (ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:ニール・ハッチンソン&ジョナサン・ストークス
[High resolution PCM 5.0 マルチチャンネル ステレオ]

ワレリー・ゲルギエフ 「Mahler: Symphony No.8 ”Symphony of a Thousand” (7/9-10/2008) / Valery Gergiev(cond), LSO」 SACD Hybridのレビュー

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