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デュオ・タルティーニ

デュオ・タルティーニ 「Continuo, Addio!~通奏低音にさよならを」 CD

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商品の情報
発売日:2019年11月21日 / ジャンル:CLASSICAL / フォーマット:CD / 構成数:1 / 製造国:輸入 / レーベル:Muso / SKU:4589538747701 / 規格品番:MU031

商品の紹介
音楽のバロック時代は別名<通奏低音の時代>とも言われ、編成の規模に寄らず、低音楽器と和音楽器の組み合わせによる通奏低音が音楽を特徴づけており、これを伴わないのは一部の無伴奏器楽作品などに限られていました。やがて古典派の時代に移行するにつれ、音楽の嗜好や演奏形態の変化、楽器の性能や奏者の技術の向上に伴い、低音に和音楽器を使わない演奏スタイルが徐々に広まりはじめます。このアルバムはそんな過渡期に生まれた音楽を、当時のイタリアにおける新しい演奏習慣に従い和音楽器を伴わないヴァイオリンとチェロだけのデュオで演奏、さらに後年の二重奏曲やどちらかの無伴奏作品も盛り込んだアルバム。 (C)RS
JMD(2019/10/19)
【一世を風靡した「通奏低音の時代」が終わる…?! イタリアを中心に、バロック末期の新たな動きから古典派へ】
音楽のバロック時代は別名「通奏低音の時代」とも言われ、編成の規模に寄らず、低音楽器と和音楽器の組み合わせによる通奏低音が音楽を特徴づけており、これを伴わないのは一部の無伴奏器楽作品などに限られていました。やがて古典派の時代に移行するにつれ、音楽の嗜好や演奏形態の変化、楽器の性能や奏者の技術の向上に伴い、低音に和音楽器を使わない演奏スタイルが徐々に広まりはじめます。このアルバムはそんな過渡期に生まれた音楽を、当時のイタリアにおける新しい演奏習慣に従い和音楽器を伴わないヴァイオリンとチェロだけのデュオで演奏、さらに後年の二重奏曲やどちらかの無伴奏作品も盛り込んだアルバム。二つの楽器だけのミニマムな編成による音楽表現を追求する形、あるいは合奏体を象徴する極小表現としてのヴァイオリンと、同様に通奏低音の象徴としてのチェロとの対峙で伝統的な通奏低音を含む音楽を体現してゆく手法など、当時ならではの工夫と思想が込められた音楽表現を楽しむことが出来ます。ほとんどがイタリアの作曲家のものですが、フランスのラウセー、ドイツのロンベルク(同じ音楽教育を受けてきた従兄弟同士で、それぞれヴァイオリンとチェロの名手だった)の作品も収録。
カフェ・ツィマーマンやアンサンブル415、コンチェルト・ヴォカーレなどでも活躍してきたヴァイオリニスト ダヴィド・プランティエが、Agogiqueレーベルからリリースしたタルティーニの作品集に続き、チェリスト アンナベル・リュイと共に送る極小編成音楽の楽しみです。
ナクソス・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2019/10/16)
収録内容
・構成数 | 1

・収録曲 | 【曲目】
『Continuo, Addio!~通奏低音にさよならを』
~ヴァイオリンとチェロ イタリア18世紀の新しい低音パートから古典派二重奏へ

1-3.ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):ヴァイオリンと低音部(通奏低音)のためのソナタ ト長調 B.G7
4.フランチェスコ・アントニオ・ボンポルティ(1672-1749):半音階的アリアと変奏 イ短調
5.ジュゼッペ・ダッラーバコ(1710-1805):無伴奏チェロのためのカプリッチョ ホ短調 第6番
6-9.ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697-1763):リチェルカータ 第6番 ト長調
10.ピエトロ・ナルディーニ(1722-1793):無伴奏ヴァイオリンのためのカプリッチョ ハ短調
11-13.同:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ ハ短調 Op.5-6
14-15.ヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガー(1736-1809):二重奏曲 第3番 イ短調
16-18.ピエール・ラウセー(1735-1818):ヴァイオリンと低音部のためのソナタ ト短調 Op.1-4
19-20.アンドレアス・ロンベルク(1767-1821)&ベルンハルト・ロンベルク(1767-1841):ヴァイオリンとチェロのための協奏的二重奏曲 ホ短調 第1番 (1801年頃の作)

【演奏】
デュオ・タルティーニ(古楽器使用)
ダヴィッド・プランティエ(ヴァイオリン/ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ 1766)
アンナベル・リュイ(チェロ/ニコラ・オーギュスタン・シャピュイ 1777)

【録音】
2018年9月4-7日
サン・レミ教会、フラン=ワレ、ベルギー

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