12/26 時点_ポイント最大4倍
ヤヌシュ・ヴァヴロウスキ

ヤヌシュ・ヴァヴロウスキ 「フェニックス~チャイコフスキー、ルジツキ: ヴァイオリン協奏曲」 CD

販売価格
2,390
(税込)
出荷目安:
当日-翌日出荷
たまるdポイント(通常) 21

+キャンペーンポイント(期間・用途限定) 最大3倍

※たまるdポイントはポイント支払を除く商品代金(税抜)の1%です。

表示倍率は各キャンペーンの適用条件を全て満たした場合の最大倍率です。
各キャンペーンの適用状況によっては、ポイントの進呈数・付与倍率が最大倍率より少なくなる場合がございます。
dカードでお支払ならポイント3倍

マークは試聴できる楽曲です。
今なら10,000円(税込)以上購入で送料無料!
TOWER RECORDS ONLINE 売れ筋ランキング
  • 商品情報
  • レビュー

【販売店・発送】 タワーレコード株式会社

商品の情報
発売日:2021年03月12日 / ジャンル:CLASSICAL / フォーマット:CD / 構成数:1 / 製造国:輸入 / レーベル:Warner Classics / SKU:190295191702 / 規格品番:9029519170

商品の紹介
The main attraction of this commercially successful release from Warner Classics is a world premiere. One might not have thought much music was being written in Warsaw in 1944 (although, check out Czeslaw Miloszs poem Song on the End of the World from roughly the same time), but composer Ludomir Ro?ycki was at work on a violin concerto, and as he fled the city, he buried the partially finished manuscript in his garden. A piano score survived, and construction workers later found the buried score. Whats heard on this recording is a new version by violinist Janusz Wawrowski that combines these two scores with modifications to the violin part to make it more idiomatic to the instrument. Wawrowski gave the premiere of this version, and here, the world premiere recording. Its a two-movement work thats difficult to categorize; it is episodic in structure, and the nearest equivalent might be Korngold. Much of the work has a gentle, lyrical quality thats wholly unexpected given the time and place, and especially inasmuch as there are hints of the wartime atmosphere scattered around the piece. Wawrowski has obviously gotten to know the work well, and his performance is affecting. He combines it with a performance of Tchaikovskys Violin Concerto in D major, Op. 35: the Phoenix title refers to the composers both having lived through periods of difficulty, in Tchaikovskys case, his disastrous marriage. The market was not in deep need of another one of these, but Wawrowskis reading has an appealing lightness, and he is sensitively backed throughout by the Royal Philharmonic Orchestra under Grzegorz Nowak. An intriguing addition to the growing repertory of music composed in the depths of World War II.
---
「詩人の心のこもった口調を持つ名手」と呼ばれるヤヌシュ・ヴァヴロウスキによる、2人の作曲家の人生の困難な時期に書かれたヴァイオリン協奏曲

第二次世界大戦中、ポーランドの人々はナチスドイツの占領軍によって残酷に抑圧されました。ポーランドの芸術家は、国の文化的アイデンティティを消滅させることを目的としたゲシュタポによって監視されていました。ルドミル・ルジツキ(1883-1953)は、1900年代初頭に、歌劇「ヘンゼルとグレーテル」の作曲家であるフンパーディンクに師事しました。第一次世界大戦後、ポーランドがロシアから独立したとき、彼は自国の音楽を活性化しようと努めた作曲家グループ(シマノフスキーを含む)のメンバーでした。彼は、悪魔とファウストの協定を結んだ16世紀の貴族の物語のバレエ音楽「パン・トヴァルドフスキ」(1920年)で特に成功を収めました。
ルジツキは、1944年の夏にヴァイオリン協奏曲の作曲に取り組みました(ワルシャワ蜂起は8月上旬から10月上旬に行われています)。最初にピアノとソロ・ヴァイオリンによるヴァージョンでスコアがほぼできあがり、オーケストレーションを完了する必要がありました。ソロパートの技術的面について、名ヴァイオリニストであったヴワディスワフ・ウォツニアクと時間を過ごしていましたが、彼と家族がナチス軍から危険にさらされていることがわかり、ルジツキはワルシャワから脱出することを決心し、スーツケースに楽譜をしまい庭に埋め隠したのでした。彼の家は最終的に破壊され、戦後、ポーランドの首都の南西約300kmにあるカトヴィツェ市で教鞭をとっていたルジツキは、この協奏曲の楽譜を失ったことに失望していました。彼は1953年に亡くなりましたがその後、埋葬されたスーツケースが、ワルシャワにあるルジツキの家の廃墟を片付けていた建設作業員によって発見され、そこに入っていた楽譜はポーランド国立図書館のアーカイブに届きました。
ヤヌシュ・ヴァヴロウスキはこの協奏曲について「ルドミル・ルジツキのヴァイオリン協奏曲の楽譜の断片に最初に出会ったのは数年前のことです。この素晴らしい作品はすぐに私に語りかけ、灰から立ち上がるフェニックスのように生まれ変わり、世界中の観客に楽しんでもらうべきだという考えが頭に浮かびました」と話しています。研究者の助けと多くのアーカイブの精査により、彼は協奏曲のピアノ・リダクションによる楽譜と、オーケストレーションされたフルスコアの最初の87小節を見つけることができました。一部の音楽家は、すでにピアノ・リダクションのみに基づいた協奏曲を完成させていましたが、ヴァヴロウスキはピアニスト兼作曲家のリシャルト・ブリーラと協力し、オーケストレーションされた断片をもとにし、新たに作品の再現に着手しました。彼はまたソロパートを編集し、ヴァイオリニストが完全に再現できる奏法に収まるように改訂しています。(1/2)
ワーナーミュージック・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2021/01/08)
「このプロジェクトには数年かかりました。ロジツキの当初の考えに可能な限り近い…私にとって、この協奏曲は戦前のワルシャワのエネルギーと生命に満ちていていることについて、作曲家は思い起こそうとしていたと思います。そして、彼が1944年に書いたように、この前向きなエネルギーを伝えています。ナチスの大砲が街に降り注いだ非常に暗い時期でした。私たちの文明の激動の歴史と不安の時代を振り返ると、文化と芸術は常に人類に不可欠な役割を果たしてきたことがわかります。悲しい現実に直面したアーティストたちは、意識的に創造力を駆使して、希望と喜びの両方をもたらす作品を創造してきました。これは、このアルバムに録音された2つのヴァイオリン協奏曲のメッセージです。どちらも、作成者の生活の中で非常に困難な時期に書かれました。チャイコフスキーは、彼の結婚の苦痛な崩壊の後、作曲の避難所を探していました。2人の作曲家は、異なる時代に書いていましたが、多くの共通点がある作品を作成しました。チャイコフスキーが1878年に作曲したヴァイオリン協奏曲は、今日私たちが知っている映画音楽のスタイルに似た作品を作曲した最初の作曲家の1人です。ルジツキの作品は、ガーシュウィンやコルンゴルトを思い起こさせます。ハリウッドを感じつつ、同時に独特のスラブの味を保持しています。ルジツキは、チャイコフスキーの65年後の作品ですが、より大規模なオーケストラを自由に使用しつつ、チャイコフスキーと同様の方法でオーケストラを背景にソロ・ヴァイオリンパートを描いています。ルジツキの協奏曲は最も暗い時代に書かれ他作品ですが、壮大で豪華なロマン派後期の様式による前向きなエネルギーを持っていることは信じられないことです。」と、ヴァヴロウスキは語っています。
ルジツキの作品は6人以上の打楽器奏者を必要とし、「詩人の心のこもった口調を持つ名手」と呼ばれるヴァヴロウスキの芸術的個性に非常に適しています。このレコーディングはロンドンで行われ、のロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と、同じポーランド生まれのグジェゴシュ・ノヴァークが指揮を務めています。
ヤヌシュ・ヴァヴロウスキは、1982年、ポーランドのコニン生まれ。6歳からヴァイオリンを始め、ワルシャワ音楽院を優秀な成績で卒業。数多くの国際コンクールの入賞歴を持ち、世界中のオーケストラとも共演しています。最近ではザコパネ国際室内楽音楽祭「ハイツミュージック」の芸術監督を務め、またワルシャワのショパン音楽大学の講師も務めています。現在、ポーランドで最も実力、人気を持つヴァイオリニスト。ここで使われたヴァイオリンは、戦後のポーランドとして初のストラディヴァリウス。バッハが生まれた年と同じ1685年製のこの楽器は、これまで私的なものであり、記録になかったもので、まったく謎に包まれた楽器といわれています。最近この楽器を購入しヴァヴロウスキへ貸し出した後援者は、ポーランド独立100年を称え「ポロニア」と名付けられています。(2/2)
ワーナーミュージック・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2021/01/08)
収録内容
・構成数 | 1

・合計収録時間 | 00:59:58

・収録曲 | 【曲目】
1) ルドミル・ルジツキ:ヴァイオリン協奏曲 Op.70
2) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35

【演奏】
ヤヌシュ・ヴァヴロウスキ(ヴァイオリン)
グジェゴシュ・ノヴァーク(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】
2019年11月18-19日
ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール

1.CD

ヤヌシュ・ヴァヴロウスキ 「フェニックス~チャイコフスキー、ルジツキ: ヴァイオリン協奏曲」 CDのレビュー

投稿されたレビューは0件です。

この商品のカテゴリ

同カテゴリのおすすめ商品

別カテゴリのおすすめ商品

ふるさと納税百選のおすすめ返礼品