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ロランス・エキルベイ

ルイーズ・ファランク: 交響曲第1番&第3番 CD

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商品の情報
発売日:2021年07月09日 / ジャンル:CLASSICAL / フォーマット:CD / 構成数:1 / 製造国:輸入 / レーベル:Erato / SKU:190296698521 / 規格品番:9029669852

商品の紹介
ルイーズ・ファランクの作品は長い間顧みられることがありませんでしたが、20世紀後半になって、クララ・シューマンを始めとした女性作曲家たちの存在が注目されるようになり、彼女の作品も演奏される機会が増えてきました。このアルバムに収録された交響曲は、ドイツ古典派の流れを汲む堅固な構成と洗練された旋律を持つ作品です。
女流指揮者ロランス・エキルベイは、時代楽器のインスラ・オーケストラを指揮し、19世紀のパリの音楽シーンの先駆的作品を擁護しました。「リズミカルなエネルギー、素晴しいオーケストレーションは、レパートリーの主力になるに値する作品」と、エキルベイは言います。2018年3月、彼女が国際女性デーを記念してロンドンのバービカンセンターで演奏したとき、「艦隊ように激しいパフォーマンス!彼らの精神は、その日の要求に応えた」「最初の楽章の不規則なリズムや、スケルツォには魅力的な発見でいっぱいだった」「印象的な最終楽章は、マイナーキーの壮大さとメジャーキーの輝きには、説得力のある道が築かれている」と、高い評価を得ています。ピリオド楽器でしか表現し得ない音色による表現を、エキルベイは積極的に使い、作品のエネルギー、細部へのこだわりなど、歴史的に情報に基づいた最高のパフォーマンスが録音されています。(2/2)
ワーナーミュージック・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2021/05/14)
パリ音楽院で女性として初めて教授職に就任した作曲家ルイーズ・ファランクの交響曲を、ロランス・エキルベイ指揮とピリオド楽器オーケストラによる、改革的表現が再現された演奏

ルイーズ・ファランクは、1804年にパリで旧姓ジャンヌ・ルイーズ・デュモンとして芸術家の家庭に生まれました。6歳でピアノを学び始め、当時の偉大なピアニストのヨハン・ネポムク・フンメルとイグナーツ・モシェレスがパリを訪れたときにレッスンを受けました。15歳のときパリ音楽院でアントニーン・レイハに作曲と音楽理論、楽器法を師事。1821年、彼女はフルート奏者、音楽学者、楽譜出版業のアリスティド・ファランクと結婚しました。アリスティド・ファランクは、彼女の仕事を非常に支援しました。
1830年代に、ルイーズ・ファランクはピアニストとしての評判を確立し、1834年より最初の管絃楽曲を発表。最初に成功した出版作品「ロシアの歌による変奏曲」は、ロベルト・シューマンによって絶賛されました。1842年、彼女はパリ音楽院の教授になることで歴史を築きました。これは、ヨーロッパでこの種の上級職に就いた最初の女性です。彼女はその後30年間パリ音楽院で働きましたが、男性の教授と同等の報酬を達成するためには大変な苦労をしたようです。
ファランクはもちろん、女性の作曲家としては珍しく高い評価を得ましたが、交響曲作曲家としても珍しいものでした。当時、交響曲は、オペラ演奏が盛んであったためフランスの作曲家の領域とは見なされていませんでした。交響曲はゲルマンの形式と見なされ、実際ファランクの作品は、フランスの同時代人よりもベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューマンの精神に近いものです。
彼女の交響曲第1番のパリでの初演までは4年間待たなければならなく、1841年の初演はブリュッセルでした。その時のプログラムにはベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番も含まれており、彼女の娘のヴィクトリーヌ・ファランクがソリストとして参加したこともあり、交響曲は高い評価を得ました。そのためファランクの交響曲第2番の初演は、完成からわずか1か月後の1846年1月にパリで行われ、交響曲第3番の1849年の初演は、名門のパリ音楽院演奏会協会管弦楽団によって行われました。1861年と1869年には管弦楽曲に対してフランス学士院よりシャルティエ賞を授与されたほどの才能の持ち主でした。(1/2)
ワーナーミュージック・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2021/05/14)
Louise Farrenc, a pioneer of striking stature among female composers in France, has been receiving attention for her often entirely original chamber music and piano music, but she also wrote a number of orchestral works that have been sparsely played and recorded. They have been championed by conductor Laurence Equilbey and her Insula Orchestra, and anyone enthusiastic about the history of music by women will welcome this nicely recorded release. The Symphony No. 1 in C minor, Op. 32, although composed in 1842 when Farrenc was almost 40, is something of a student essay in the symphonic form, with many gestures resembling source material found in Beethovens Symphony No. 5 in C minor, Op. 67. The Symphony No. 3 in G minor, Op. 36, was written just five years later, and Beethoven is an influence here as well, but Farrencs treatment is freer, with more of the distinctive and serious voice revealed in the composers chamber music. Equilbey moves the works fully into the Romantic era with a rather explosive approach that contrasts her orchestras trademark slinky sound with big, forceful climaxes. These are not works on the order of Farrencs chamber music, which everyone should hear, but neither are they conventional, and they will reward the listener with plenty of surprises. The Symphony No. 3 could be added profitably to any symphonic program of early 19th century music.
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収録内容
・構成数 | 1

・合計収録時間 | 01:04:49

・収録曲 | 【曲目】
ルイーズ・ファランク(1804-1875):
交響曲第1番 ハ短調 Op.32
交響曲第3番 ト短調 Op.36

【演奏】
ロランス・エキルベイ(指揮)
インスラ・オーケストラ(ピリオド楽器使用)

【録音】
2021年3月4-6日
バリ、ラ・セーヌ・ミュージカル

1.CD

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