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アンドレ・イゾワール

アンドレ・イゾワール 「ギラン: 4つの組曲」 CD

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商品の情報
発売日:2023年04月14日 / ジャンル:CLASSICAL / フォーマット:CD / 構成数:1 / 製造国:輸入 / レーベル:Temperaments / SKU:4589538788865 / 規格品番:TEM316072

商品の紹介
【18世紀当時のオルガンで聴く、バッハと同時代を生きたフランスの名匠の音楽世界】

ドイツともイタリアとも違う独自の歴史をもつフランスのオルガン音楽。その演奏伝統は同国の音楽語法の発展に深く関与しており、クープラン一族をはじめクラヴサン(チェンバロ)の音楽で知られる作曲家たちも皆オルガン奏者として研鑽を積んでいました。
フランス・バロックのオルガン芸術はまた、ドイツ語圏におけるオルガンの巨匠バッハも関心を寄せるなど国際的にも影響力を持ったほか、サン=サーンスやヴィドールら19世紀フランスの作曲家たちが古楽を再発見してゆく上でも早くから楽譜校訂がなされ、交響楽派以降のオルガン音楽家たちもその至芸から多くを学んでいます。

ここでとりあげられているギランはバッハと同世代で、1702年にドイツ語圏からフランスに来て、おそらくは上の世代の名匠マルシャンに師事したと考えられているオルガン奏者にして作曲家。1706年に出版されたオルガン曲集はパリから遠く離れたベルリンで発見され、初版から200年後の1906年にはギルマンの監修を経て再出版されています。
20世紀末に18世紀当時の状態に修復された歴史的楽器を用いてその音楽世界を読み解くのは、ヴィドールやデュプレに遡るフランス・オルガン演奏の伝統を引く名匠アンドレ・イゾワール(1935-2016)。
礼拝での使用を前提としていた作品本来の形にあわせ祈りの詩句の歌唱を織り交ぜながら、曲や声部ごとパイプを使い分けて音色の違いを生かし、独特のリズムで演奏がなされるフランス・バロック流のオルガン音楽の魅力を十全に伝えてくれる名演です。
楽器修復直後にリリースされ高く評価されたこの録音のカタログ復活は大いに歓迎すべきことと言ってよいでしょう。
ナクソス・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2023/02/15)
収録内容
・構成数 | 1

・合計収録時間 | 01:02:30

・収録曲 | 【曲目】
ジャン=アダン・ギラン(1680頃-1739):
『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲)(1706年パリ刊)
1-7. 第1旋法によるマニフィカトのための組曲
8-14. 第2旋法によるマニフィカトのための組曲
15-21. 第3旋法によるマニフィカトのための組曲
22-28. 第4旋法によるマニフィカトのための組曲

【演奏】
アンドレ・イゾワール(オルガン)
使用楽器:ジャン=ミシェル・ボワザール1714年建造
復元:エルフェール=エルマン製作所(1983)
ゲオルク・ヴェステンフェルダー(1990~97)

レ・ドモワゼル・ド・サン・シール(女声合唱〔マニフィカト朗唱〕)
エマニュエル・マンドラン(指揮)

【録音】
1997年9月
サン=ミシェル=アン=ティエラシュ修道院
(フランス北東部ピカルディ地方)

収録時間:63分

TEM316012の再発売

アンドレ・イゾワール 「ギラン: 4つの組曲」 CDのレビュー

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