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エフゲニー・スヴェトラーノフ

エフゲニー・スヴェトラーノフ 「チャイコフスキー: 交響曲全集(1993年モスクワ・セッション録音)(2023年マスタリング)<タワ」 SACD Hybrid

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【販売店・発送】 タワーレコード株式会社

商品の情報
発売日:2023年08月18日 / ジャンル:CLASSICAL / フォーマット:SACD Hybrid / 構成数:6 / 製造国:国内 / レーベル:Octavia Records × TOWER RECORDS / SKU:4526977320249 / 規格品番:OVEP00024

商品の紹介
※タワーレコード限定販売
※SACDハイブリッド盤
※世界初SACD化
※限定700セット。マルチケース仕様
※シリアル・ナンバー・シール付(シリアル・ナンバーは、ケースの裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※2023年最新マスタリング音源使用。 (マスタリング・エンジニア:江崎友淑氏)
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナルマスターから起因するノイズ等がございますが、ご了承ください。
※解説書:増田良介氏(新規序文解説)、諸石幸生氏による初出時序文解説(一部修正)、一柳富美子氏の新規序文解説と初出時曲目解説(一部加筆修正)を掲載、解説書合計21ページ
チャイコフスキー没後130年企画。まさに重層的豪奏!巨匠のすべてが集成された、最後の全集。スヴェトラーノフ4回目にして最後のチャイコフスキー交響曲全集を、初出時解説と2つの新規序文解説を収録し最新復刻!今回の復刻のために当時レコーディング・ディレクターだった江崎友淑氏が新規でマスタリング。シリアル・ナンバー付700セット限定盤。世界初SACD化

スヴェトラーノフは、チャイコフスキー交響曲全集を4回録音、これはその集大成となった最後の全集です。1990年東京ライヴのあと、巨匠は「総決算として、セッション収録を後世に残したい」という強い要望を語りました。その3年後実現したのが本全集で、わずか9日間という短期間で一気に録音されました。雄大なスケールから繰り出される、大地を揺るがすような響きと咆哮は、スヴェトラーノフの決然とした意志の表明であり、気骨と真情の吐露でもあります。この記念碑的名盤を増田良介氏の新原稿、諸石幸生氏オリジナル原稿再掲出、江崎友淑氏の新マスタリング、緑色仕様レーベルなどの新装で、お聴きいただきます。尚、この時の交響曲全集は番号付きの作品のみが収録されており、「マンフレッド交響曲」は録音されませんでした。

元々この1993年のセッション録音はチャイコフスキー没後100年にあたる1993年に録音されたもので、映像含め4種あるスヴェトラーノフの交響曲全集の最後を飾った歴史的名盤です。この全集は、最初のメロディアへの全集、1980年代半ばの映像、そして当企画でも復刻済の1990年東京ライヴ(2023年4月にOVEP00022として発売)と比較すると、テンポがかなり遅くなっていることが特筆されます。東京ライヴから僅か3年の間に起こったことは大変興味深く、長年チャイコフススキーを演奏してきたスヴェトラーノフの作品に対するアプローチは基本的に同様であるため、その変化には驚いたリスナーが当時は多かったのではないでしょうか。その変容はあえて言うなら、作品への深化と、愛情なのではとも感じ取れます。実際、亡くなる2002年までの間のスヴェトラーノフの同作品のライヴを聴くと、同じようなテンポで演奏していることがわかります。とりわけロンドンでの最後の演奏となったBBC交響楽団との亡くなる約2か月前の「冬の日の幻想」では、全体のスケール感もさることながら、第3楽章中間部のワルツ風の美しいメロディーの箇所ではまるで慈しむかのような、音楽への去りがたい深い愛情を感じさせるようで特に強い印象を与えていました(一瞬、無限ループに入ったかのようなこの箇所の演奏はある意味衝撃的です)。成功した1990年東京ライヴの直後にもかかわらず、あえて総決算的意味合いのセッション録音を所望したスヴェトラーノフの想いが強く発せられた全集であることは間違いなく、さらに当時の録音技術も日々向上していたこともあり、録音面でも以前より鮮明に、尚且つスヴェトラーノフの細部にわたる表現が良く反映された全集となりました。チャイコフスキー作品に対するより深いアプローチという面でも、この全集が後世に残る名盤であることは間違いありません。音質が更に向上した、チャイコフスキーの録音史に残る圧倒的名盤を最高音質でお届けします。
(1/2)
タワーレコード(2023/07/20)
今回の復刻では元々キャニオンクラシックス時代にこれらの録音を手掛けた現オクタヴィア・レコードの平井氏、レコーディング・ディレクターとしてクレジットされている江崎氏両名による最新復刻ですので、当時の雰囲気を十分に残しつつ、最新の機材と技術により高音質化&マスタリングを行いました。まさに最も相応しい布陣による正統的な復刻がされています。今回の解説書は、序文に増田良介氏による新規序文解説を、さらに初出時の諸石幸生氏の序文解説を一部修正の上で掲載、また一柳富美子氏による今回新規の序文解説と初出時の曲目解説を、一部加筆修正を行った上で収録しました。シリアル・ナンバー・シール付の700セット限定でリリースいたします。
(2/2)
タワーレコード(2023/07/20)
収録内容
・構成数 | 6

・収録曲 | 【曲目】
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:交響曲全集(1993年モスクワ・セッション録音)
<DISC1>
1. 交響曲 第1番 ト短調 作品13 「冬の日の幻想」
<DISC2>
2. 交響曲 第2番 ハ短調 作品17 「小ロシア」
<DISC3>
3. 交響曲 第3番 ニ長調 作品29 「ポーランド」
<DISC4>
4. 交響曲 第4番 ヘ短調 作品36
<DISC5>
5. 交響曲 第5番 ホ短調 作品64
<DISC6>
6. 交響曲 第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」

【演奏】
ロシア国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)

【録音】
1993年6月8-16日 モスクワ放送局 第5スタジオにて収録

【Original Recordings】
Executive Producer: Hiroshi Hirai、 Recording Director: Tomoyoshi Ezaki、 Recording Engineer: Godon Spitzberg

【マスタリング・エンジニア】
江崎友淑(Tomoyoshi Ezaki)

【原盤】
キャニオンクラシックス

エフゲニー・スヴェトラーノフ 「チャイコフスキー: 交響曲全集(1993年モスクワ・セッション録音)(2023年マスタリング)<タワ」 SACD Hybridのレビュー

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