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ズービン・メータ

ズービン・メータ 「ベートーヴェン:交響曲全集 第1番-第9番」 Blu-ray Disc

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商品の情報
発売日:2023年09月15日 / ジャンル:CLASSICAL / フォーマット:Blu-ray Disc / 構成数:2 / 製造国:輸入盤:国内流通仕様 / レーベル:Dynamic / SKU:4589538803308 / 規格品番:NYDX-50320

スペック
収録時間:382分
音声:ドイツ語(交響曲第9番のみ)
PCMステレオ2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
字幕:なし
画角:16/9 NTSC All Region
Blu-ray…片面ニ層ディスク×2 1080i High Definition

商品の紹介
メータ初のベートーヴェン交響曲全集が遂に登場!ここでの演奏は、歴史的奏法を採り入れたスリムでシャープな演奏とも、ドイツ風の低重心なサウンドによる演奏とも異なり、また40~50年前のメータのようなダイナミックで豊麗なスタイルとも異なります。テンポは全体的にゆったりとして、一つ一つの音とフレーズをかみしめるようなメータの指揮をオーケストラが渾身の演奏で支えています。それでいてサウンドは明るく軽く、何か吹っ切れたようなものを感じさせます。新しさの追求でもなく、古き良き時代への回顧でもなく、とても独特で個性的なベートーヴェン演奏と言えるでしょう。イタリアのオーケストラによるベートーヴェン交響曲全集はとても少なく、その点でも興味深い企画となっています。 (C)RS
JMD(2023/08/02)
【メータ初のベートーヴェン交響曲全集が遂に登場!】

ズービン・メータは1936年生まれ。小澤征爾(1935年生まれ)と同じ世代になります。ウィーンで学び、1959年にはウィーン・フィルとベルリン・フィルを指揮して好評を博し、以来国際的な活躍は60年を越えました。そのメータにしてベートーヴェンの交響曲全集の録音・録画が今まで無かったのには驚かされます。
メータが初めてベートーヴェンの交響曲を録音したのは1974年録音の第7番。ロサンゼルス・フィルの音楽監督に就いてから実に12年目のことで、ベートーヴェンの交響曲に対してはかなり慎重に臨んでいたことがうかがわれます。その後、1978年に第5番と第8番を、1980年に第3番をニューヨーク・フィルと録音。セッション録音されたものはこれがすべて、という少なさです。
一方コンサートでは定期的に取り上げており、第3、5、6、8、9番にはライヴ録音盤があります。第5番には、ベルリン・フィルとイスラエル・フィルとの合同コンサートという極めて特別なイベントのライヴがあり、第9ではニューヨーク・フィルとの特別演奏会(1983年)、バイエルン放送響、ミュンヘン・フィル、バイエルン国立管の合同オーケストラとの東日本大震災復興支援コンサート(2011年)、東京バレエ団創立50周年記念公演のモーリス・ベジャール振付によるバレエ版(イスラエル・フィル、2014年)の3種があります。これらからメータがベートーヴェンの交響曲に特別な思いを持っていることが想像されます。
そのメータが人生初のベートーヴェン交響曲全集のパートナーに選んだのはフィレンツェ五月音楽祭管弦楽団。1985年から32年の長きにわたり首席指揮者を務め、その後もしばしばオペラやコンサートで共演を重ねています。このコンビのベートーヴェン・ツィクルスは当初ベートーヴェンの生誕250年にあたる2020年の秋から翌年初めに予定されていましたが、新型コロナ感染症の拡大で延期となり、2年後に完結したもの。彼らの熱意とこだわりがうかがわれます。
ここでの演奏は、歴史的奏法を採り入れたスリムでシャープな演奏とも、ドイツ風の低重心なサウンドによる演奏とも異なり、また40~50年前のメータのようなダイナミックで豊麗なスタイルとも異なります。テンポは全体的にゆったりとして、一つ一つの音とフレーズをかみしめるようなメータの指揮をオーケストラが渾身の演奏で支えています。それでいてサウンドは明るく軽く、何か吹っ切れたようなものを感じさせます。新しさの追求でもなく、古き良き時代への回顧でもなく、とても独特で個性的なベートーヴェン演奏と言えるでしょう。イタリアのオーケストラによるベートーヴェン交響曲全集はとても少なく、その点でも興味深い企画となっています。
※国内仕様盤には江藤光紀氏による日本語解説が付属いたします。
ナクソス・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2023/07/28)
収録内容
・構成数 | 2

・合計収録時間 | 06:22:00

・収録曲 | 【曲目】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):交響曲全集
Disc1…交響曲第1番-第5番
Disc2…交響曲第6番-第9番

【演奏】
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団

[交響曲第9番]
マンディ・フレドリッヒ(ソプラノ)
マリー・クロード・シャピュイ(メゾ・ソプラノ)
AJ.グリュッカート(テノール)
タレク・ナズミ(バス)

フィレンツェ五月音楽祭合唱団
(合唱指揮:ロレンツォ・フラティーニ)

ズービン・メータ(指揮)

映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ

【収録】
2021年9月-10月、2022年9月
フィレンツェ五月音楽祭歌劇場(イタリア)

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