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Bruno Nicolai
Bruno Nicolai 「100,000 Dollari Per Ringo [2LP+CD]<限定盤/Transparent Orange Colored Vinyl>」 LP
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【販売店・発送】 タワーレコード株式会社
商品の情報
| 発売日:2025年05月23日 / ジャンル:サウンドトラック / フォーマット:LP / 構成数:3 / 製造国:輸入 / レーベル:Saifam / SKU:8032484367913 / 規格品番:SIFM84367911 |
商品の紹介
| 「荒野の10万ドル」のサウンドトラックは、才能ある作曲家Bruno Nicolai(ブルーノ・ニコライ)によって手掛けられ、イタリア西部劇音楽の代表的作品の一つとされています。 1965年にアルベルト・デ・マルティーノ監督によって制作された本作は、復讐と救済を求めて故郷に戻るガンマンLee Barton(リー・バートン)(Richard Harrisonリチャード・ハリソン演)を主人公とした物語です。西部劇の典型的なストーリー構成を踏襲しながらも、感情的な深みとジャンルに新鮮さをもたらすいくつかの演出によって際立っています。 エンニオ・モリコーネの協力者であり、数多くのイタリア映画音楽を手掛けたブルーノ・ニコライは、「荒野の10万ドル」において、映画の雰囲気を一層引き立てる音の世界を創り出すことに成功しています。この作品では、哀愁漂うメロディーと緊張感あふれる楽曲を融合させ、西部劇特有のメランコリーと差し迫る危機感を見事に表現しています。 メインテーマは、ギター、ハーモニカ、ストリングスを巧みに使った叙情的な旋律が際立ち、叙事詩的でありながら内面的でもあるトーンを持ち、主人公の葛藤を反映しています。ニコライはチェンバロや打楽器など様々な楽器を使用し、一部のパートにはバロック音楽のような要素を加えることで、同時代の作品とは一線を画した独自性をもたらしています。 また、特筆すべき点として、劇中の最も劇的な場面で登場する合唱の使用があります。単なる装飾的な役割ではなく、復讐と救済という物語の根底にあるテーマに霊的な次元を加え、より深い意味を持たせています。 本作のストーリーは、アクションと内省の二面性を軸に展開されており、サウンドトラックもそのリズムにしっかりと寄り添っています。銃撃戦やアクションシーンでは、ドラムやブラスによって緊迫感と高揚感を演出し、一方で内面的なシーンでは、ゆったりとした哀しみを帯びた旋律によって、リー・バートンの心の苦悩を映し出しています。 映画自体は同時期の他の西部劇ほどの知名度を持っていないものの、ニコライのサウンドトラックはそれ自体で強い個性と存在感を放っており、映画音楽ファンの間では独立した作品として高く評価されています。オーケストレーションの質の高さと感情の豊かさにより、映画音楽の愛好家にとっては欠かせない一枚となっています。 ブルーノ・ニコライは「荒野の10万ドル」のサウンドトラックを通じて、音楽が単に映像を支えるだけでなく、作品そのものを昇華させる力を持つことを改めて証明しました。この作品は、モリコーネのような有名なサウンドトラックほど知られてはいませんが、再評価されるべき隠れた名作です。物語が復讐と正義という西部劇の王道を描く一方で、音楽はそれを心に残る感動的な体験へと変えてくれます。 現在、本作のサウンドトラックは、初めて未発表トラックも収録された、透明オレンジ色 / 180グラム重量盤ダブル・アナログレコードとして発売されています。 |
| 発売・販売元 提供資料(2025/09/11) |
収録内容
・構成数 | 31.LP
2.LP
3.CD
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