J.P.ムエックス ポムロール 2020年 750ml 正規 （フランス ボルドー ポムロール 赤ワイン）

J.P.ムエックス ポムロール 2020年 750ml 正規 （フランス ボルドー ポムロール 赤ワイン）

J.P.Moueix Pomerol 2020 Jean Pierre Moueix AOC Pomerol

ジャン・ピエール・ムエックスは、1937年にリブルヌのプリウラ河岸に自らの名を冠したワイン商を設立しました。当時、ボルドーといえばメドック等の左岸のワインがもてはやされ、リブルヌを中心とする右岸のワインは、まだあまり知られていませんでした。しかし、ムエックス家はすでに、この土地のメルローが持つ魅惑的な個性と長期熟成する能力を予見していました。

それ以来、J.P.ムエックス社は、「メルローの達人」と呼ばれた醸造家ジャン・クロード・ベルーエを得て、ペトリュスの品質を高め、世界で最も希少で高価なワインへと昇華させます。1950年代以降、J.P.ムエックス社は急速に発展を遂げますが、利益をブドウ畑に投資する方針を貫き、ペトリュスの他、右岸の代表的シャトーであるラ・フルール・ペトリュス、マグドレーヌ、トロタノワ等を買収します。2008年にはサンテミリオンのシャトー・ベレールを買収しました。

ポムロール、サンテミリオンともに、小規模な生産者によって、丁寧に栽培され、醸造されるワインは、成熟度の高い凝縮した味わいを持つワインとなります。また、カベルネ・ソーヴィニヨンより早熟で、暖かな果実味を特色とするメルロー主体のワインは、現代のワイン愛好家に高く評価され、世界的な注目が高まるとともに、畑への投資も拡大し、ワインの品質は年々高まっています。J.P.ムエックス社は、自社の所有するシャトー、そしてセラーにおいても、常に最新の技術を用いて、品質の向上や伝統的な価値の尊重に努めています。

J.P.ムエックス ポムロール シグネチャーラベル 2020年
■ 葡萄品種：メルロー80％、カベルネ・ソーヴィニヨン20％
■ 土壌：砂質・砂利の混じる土壌
■ アルコール度数：14％
■ 発酵：ステンレスタンクにて22～28日間
■ 熟成：ステンレスタンクと1年間使用した3種類の木樽で12ヶ月
このポムロールには、JPムエックス社の所有する優れたシャトーや著名な畑で収穫されたブドウを使用しており、それぞれをブレンドしたセカンドワインとも言えます。
エチケットに描かれた希望と長寿を象徴した黄金の銀杏は、ムエックス社のワインのエレガンスとバランスの良さを表現するモチーフとなっています。
【テイスティングコメント】
赤ベリー類のチャーミングな香りに、リコリスやトーストが混ざります。
芳醇でたっぷりとしたボディ、シルキーなタンニンとエレガントな酸が感じられます。