ミッシェル リンチ プレステージ サンテミリオン 2020年 AOCサン テミリオン J.M.カーズセレクション(格付シャトー ランシュ バージュのチーフワインメーカー ダニエル リョーズ監修)

ミッシェル リンチ プレステージ サンテミリオン 2020年 AOCサン テミリオン J.M.カーズセレクション(格付シャトー ランシュ バージュのチーフワインメーカー ダニエル リョーズ監修)

MICHEL LYNCH Prestige Saint Emilion 2020 AOC Saint Emilion

アイルランドからボルドーに移住してきたリンチ・ファミリーは、ミッシェル・リンチを筆頭に、ボルドーワインの発展に大きく貢献したことでも知られています。
あのポイヤックの格付シャトー格付第5級ながら「現在の品質は格付第二級に匹敵する」と言われるスーパー第五級のシャトー・ランシュ・バージュ！！のオーナー！J.Mカーズ(ジャン・ミシェル・カーズ)が2002年にメドックのマコーに設立した、J.Mカーズによるテロワールの多様性とぶどう品種の特徴を生かして造られた高品質ブランドです。

JMカーズの主力ワインとして1985年に初めてリリースされ、現在は世界68カ国で発売されている「ミッシェル・リンチ」。そのブランド名は、18世紀にバージュ・エステート（シャトー・ランシュ・バージュ）を所有し、ボルドー随一の銘醸地として名高いポイヤック村の村長も務めた、シュヴァリエ・ミッシェル・リンチに由来しています。
ミッシェル・リンチは、ボルドーというテロワールの豊かさと多様性を十分に反映したワインです。使用するぶどう品種や製造法などはボルドーの伝統的なスタイルを踏襲。

シャトー・ランシュ・バージュのチーフワインメーカーであるダニエル・リョーズが監修にあたり、上質で洗練されたボルドーの味わいをより気軽に楽しめるように造られています。
ボルドーの伝統を受け継ぎながらも、カジュアルで親しみやすいワイン、それが「ミッシェル・リンチ」です。

サンテミリオンは、ローマ時代からのワイン造りの歴史があり、メルローを主体にした銘醸地です。凝縮された果実味としなやかな口当たりが特徴です。
メドック第５級格付けながら、格付け以上の評価を受けるシャトー・ランシュ・バージュの醸造チームが監修する「ミッシェル・リンチ」ブランド。
ボルドーの伝統をより気軽に楽しむためのブランドから、サンテミリオンのテロワールとぶどう品種の特性を反映したプレステージワインのお届けです。

ミッシェル・リンチ・プレステージ・サンテミリオン[2020]年
■格付け　ＡＣサンテミリオン
■ぶどう品種　メルロー90％、カベルネ・フラン10％（2020年ヴィンテージの構成）
寒くて雨の多い冬の後は暖かく湿度のある夏を迎え、結実が良好にすすみましたがベト病が急に発達しました。ありがたいことにその後の夏は暑く乾燥したため、害虫の脅威は減り、ぶどう果実はよく熟しました。
５月２６日と７月４日、１５日に雹が発生したため、残念ながら、ボルドーのごく一部の地域のぶどう畑に影響がありました。
収穫は、メルローは９月２５日から２６日、カベルネ・フランは１０月１０日に行われました。黒ぶどうの果皮は厚く、ワインに完熟感と肉質のタンニンを与え、糖度と酸度のバランスは卓越したものとなり、豊かで美しいヴィンテージとなりました。
紫を帯びた深い赤。ブラックベリーやブルーベリーのアロマと、繊細な木の香りが広がります。味わいは芳醇でフルボディ、美しい絹のようなタンニンに支えられています。ブラックベリーなどの黒い果実やローストしたアーモンドの香りとともに、ビロードのような余韻が続きます。