ル オー メドック ド オー バージュ リベラル 2011年 AOCオー メドック 赤ワイン フランス

ル オー メドック ド オー バージュ リベラル 2011年 AOCオー メドック 赤ワイン フランス

Le Haut-Medoc de Haut Bages Liberal 2011 AOC Haut-Medoc (Chateau Haut Bages Liberal) Claire Villars-Lurton

ボルドーの主要ワイン街道である県道2号線からは少々引っ込んだところにあるつつましやかな大きさのシャトーで、1970年代半ば以降、一貫して過小評価されてはいるが上質なワインをつくっている。畑は3つの区画からなり、立地はこの上ない。主要区画(50%強)は、ラトゥールのメインの畑に隣接している。ちなみにもう1区画はピジョン=ラランドの隣、3番目の区画はさらに内陸のグラン=ピュイ=ラコストの近くである。このシャトーはボルドーの名士クルーズ家が、1970年に前面近代化したものだが、1983年にこの地所をヴィラール家が経営するシンジケートに売却された。ヴィラール家はムーリのシャス・スプリーンと、マルゴーのラ・ギュルグという、よく知られたシャトーを所有・経営している。

このシャトーはボルドーの名士クルーズ家が、1970年に前面近代化したものだが、1983年にこの地所をヴィラール家が経営するシンジケートに売却された。ヴィラール家はムーリのシャス・スプリーンと、マルゴーのラ・ギュルグという、よく知られたシャトーを所有・経営している。

ヒュー ジョンソン氏はオー・バージュ・リベラルについて「あまり知られていない面積28haの第5級格付(ラトゥールと隣合う)。所有者はラギュルグと同じ。ここから生まれるワインはポイヤックらしい活力をたっぷりと持つ優良なもの。」と高評価★★★3つ星をつけ激賞！しています。厳しい評価で知られるル・クラスマンはオー・バージュ・リベラルについて「第5級のクリュ・クラッセ。シャトー・ラトゥールに隣接する区画に素晴らしい畑を擁しており、バージュの肥沃土地にも畑が散在している。こうした土壌の恵みを最大限に生かして、1996年に代表される完全なポイヤックを生産。」として高評価！

ル オー メドック ド オー バージュ リベラル 2011年
メドック格付第一級のシャトー・ラトゥールと、同じく第二級のピション・ラランドに隣接するポイヤックの格付第5級、シャトー・オー・バージュ・リベラル造る「第３のワイン」。2007年がファースト・ヴィンテージ。 シャトー・オーバージュ・リベラルと同じ醸造施設を使用して造られ、畑は一続きの区画のVertheuil村に位置しています。
オー・バージュ・リベラルについてロバート・パーカー氏は「ボルドーの主要ワイン街道である県道2号線からは少々引っ込んだところにあるつつましやかな大きさのシャトーで、1970年代半ば以降、一貫して過小評価されてはいるが上質なワインをつくっている。畑は3つの区画からなり、立地はこの上ない。主要区画(50%強)は、ラトゥールのメインの畑に隣接している。ちなみにもう1区画はピジョン=ラランドの隣、3番目の区画はさらに内陸のグラン=ピュイ=ラコストの近くである。このシャトーはボルドーの名士クルーズ家が、1970年に前面近代化したものだが、1983年にこの地所をヴィラール家が経営するシンジケートに売却された。ヴィラール家はムーリのシャス・スプリーンと、マルゴーのラ・ギュルグという、よく知られたシャトーを所有・経営している。畑は1960年代前半に植え替えられ、今や円熟の時を迎えようとしている。1960年代、1970年代前半のワインが凡庸であったのは間違いなく樹齢が若かったためだが、1975年には優れたワインが生まれ、最近でもいくつかのヴィンテージ、特に1995年、1990年、1985年は品質の高さをうかがわせる成功作が続いている。オー・バージュ・リベラルは、ブドウの完熟感があり、豊かで、ブラックカラントを強く連想させるワインであるが、これは間違いなくカベルネ・ソーヴィニヨンの割合が高いためである。」とコメント。