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シャトー ラ ローズ ペリエール[2019]年 シャトー元詰(ジャン リュック シルヴァン家) フレンチオーク樽100% 14ヶ月熟成 赤 辛口

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シャトー ラ ローズ ペリエールは、2003年よりボルドー右岸で樽会社「トネリエ シルヴァン」を運営するジャン-リュック シルヴァンがオーナーとなりワイン造りを行っています。所有する畑は全体で14ha、サンテミリオン衛星地区のリュサック サンテミリオンに位置しています。現在、ジャン-リュックと娘のクレール、ワインメーカーのブルーノ セレリエのチームが最新技術を融合させつつ、品質を重視したワイン造りが行われています。彼らは、樽会社を運営していることから、自分たちの求めるワインに最も適した樽を、選ぶことが出来るという利点があります。 ジャン-リュックの父ジェラールは1957年、リブルヌで樽の修理会社を始めました。そして、1980年からジャン-リュックが樽職人として一緒に働き始めました。それ以降、徐々に樽の販路をフランス国内外に広めていきました。現在もジャン-リュックは子供達と共にワイン造りと同時に樽会社の運営も行っています。「歴史ある葡萄畑」 シャトー ラ ローズ ペリエールの葡萄畑は12世紀、カスティヨンの伯爵夫人がリュサックの地にシトー派の修道院を建設した際に開墾されました。修道士たちは、この地域の農民たちに農業技術の支援を行い、サンティアゴ デ コンポステーラに向かう巡礼者の受け入れを担っていました。彼らは土地の周辺の森を開墾し、石灰岩の丘の斜面に最初の葡萄を植えました。この歴史から、シャトー ラ ローズ ペリエールはリュサック サンテミリオンの中でも最も古い葡萄畑のひとつとされています。 シャトーの名前は石切り場を意味する単語「ペリエール」に由来する水流、“ラ ペリエール(La Perrire)”からとられています。オーナーのジャン-リュックはこの豊かな歴史と素晴らしい粘土石灰質の土壌に惚れ込み、2003年にシャトーの購入を決めました。それ以来、畑、セラー、熟成庫の大々的な改修を行ってきました。 「葡萄畑、栽培」 ワイン造りにとってまず必要なのが品質の高い葡萄です。1年を通じて、剪定、土壌、カヴァークロップの管理、オーガニックの肥料の使用など、高い品質を得るために細心の注意を払っています。また、品質を高めるためにグリーンハーベストは必須です。通常、1本の葡萄に8-10房を残し、収量が45hL/haになるようにコントロールしています。収穫は十分に葡萄が熟すまで待ちますが、フレッシュさを保ち、過熟にならないように心がけています。区画によって機械摘み、または手摘みを行っています。手摘みの場合、最初に畑で選別しながら収穫し、セラーに運んでからさらに選果テーブルで選別します。 「環境に対するアプローチ」 彼らのワイン造りの哲学は環境、および畑のテロワールを尊重することです。環境に対する取り組みはジャン-リュックと娘のクレールを中心としたチームによってその志を実現しています。樽職人の家系であるシルヴァン家の人々は人間が自然に対して何を負っているのか、そして自然を尊重することがどれだけ重要であるかを誰よりも良く理解しています。環境に配慮した葡萄栽培を目指し、2018年にHVE(環境価値重視)の認証(レベル3)を取得しました。すべての作業はHVEの基準に従って行われています。除草剤は使用していません。2020年からオーガニックに転換を始め、2023年中の認証取得を目指しています。畝の間にクローバーやオーツ麦、マメ科の植物などのカヴァークロップを植えました。これにより土壌の通気性が良くなり、また自然の肥料となっています。また、畑の周辺に生け垣を植えることで葡萄の害虫の天敵となる益虫の生息を促しています。HVEとオーガニックの認証取得という二つのアプローチはワインの生産活動が環境に与える影響を軽減することが出来ると考えています。「受け継がれるワイン造り」 シルヴァン家のワイン造りの情熱は4世代に渡り受け継がれています。ジャン-リュックの祖父ピエールは1961年に最初の畑を手に入れました。ワイン造りは世代を超えて受け継がれています。また、ジャン-リュックは樽会社を営む父から学んだノウハウを生かし、自身のワインのオーク樽での熟成の技術を磨くことが出来ました。今日、4代目にあたるクレールとレミが父のジャン リュックと共にワイン造りそして樽会社の運営を行っています。彼らは父と同じ情熱を持ち、比類のないノウハウを生かしながら、品質を追求したワイン造りを目指しています。 「醸造」 セラーには50hLと100hLのステンレスタンクがあり、収穫時、葡萄は区画ごとに選別され、区画ごとに醸造を行っています。“シャトー ラ ローズ ペリエール”を含む一部のキュヴェについては発酵、熟成共に100%樽を使用しています。この昔ながらのプロセスについては、何度もテストを繰り返した結果、500Lの樽が最も適していると判断しました。
■ぶどう品種:メルロ80%、カベルネ・フラン10%、カベルネ・ソーヴィニヨン7%、マルベック3%
■発酵・熟成:100%樽で行い、500Lのオーク樽の新樽で発酵、熟成は225Lと500L、大樽で14ヶ月
■土壌:アルカリ性の粘土質
■葡萄畑面積:全体で14ha

高級ボルドー人気急上昇AOC地区フルボディ辛口赤ワイン愛好家大注目!しかも大人気スーパーグレイト2019年ヴィンテージのサンテミリオン衛星地区産フルボディ辛口赤ワイン!

フルボディで辛口の赤ワインであり、ガーネット紫色をしたこのワインは、温かみのあるプラム、焼いたブラックベリー、新鮮なブラックチェリーの大胆な香りが特徴。スターアニス、ライラック、森林の床のヒントが感じられる。

ミディアムからフルボディの味わいで、口中を覆うようなブラック・フルーツとソフトでベルベットのようなテクスチャーがあり、調和の取れたフレッシュさと長く、芳香に満ちた余韻が魅力。91-93点と高評価を得ており、熟した葡萄の果実味と樽との絶妙なコンビネーションがこのシャトーのアイコン的ワインの特徴である。

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