コトー ド ローバンス 1986 ドメーヌ ド ガニュベール 白ワイン 750ml フランス ロワール (コトー・ド・ローバンス)

コトー ド ローバンス 1986 ドメーヌ ド ガニュベール 白ワイン 750ml フランス ロワール (コトー・ド・ローバンス)

Coteaux de L'Aubance [1986] Domaine de Gagnebert 13% AOC Coteaux de L'Aubance (Gaec Moron) (Jurgue sur Loire)

アンジェ市郊外のジュイニェ・シュル・ロワール村に19世紀に設立された名門で、1982年より、5代目ニコラ・モロンによって運営されています。
合計90ヘクタールの畑を所有し、赤は「アンジュー・ヴィラージュ・ブリサック」、白は「コトー・ド・ローバンス」を白眉とします。ご紹介するバックヴィンテージは後者の甘口白で、1975年はお父さんのジャン・イヴさんが、1986年以降はニコラが手がけた作品です。

「コトー・ド・ローバンス」が1950年になぜ、ワインのスタイルもそっくりなお隣の「コトー・デュ・レイヨン」から独立したAOCとなったのか、今となっては「謎」なのだそうです。
しかし、「家族のために、いつも黙々と仕事に打ち込んでいた親父のようになりたい」と願う誠実なニコラの作品が、その味わいの洗練性とコストパフォーマンスの高さにおいて並のレイヨンを凌駕し、100軒を超えるフランスのレストランでデザートとともに楽しまれていることは、謎ではない「今」です。

ヒュー・ジョンソン氏はコトー ド ローバンスについて「シュナン種からつくるコトー　デュ　レイヨンに似た甘口の筋骨たくましいワイン。」と「ポケットワインブック」で述べ、★★→★★★3つ星高評価！

コトー・ド・ローバンス 1986年 ドメーヌ・ド・ガニョベール

粘土質、シスト土壌の畑からのシュナン・ブラン100%。

天然酵母のみで発酵。ステンレスタンクで、1年間シュール・リーの状態で熟成する。

ロバート パーカー氏はコトー ドゥ ローバンスについて
「このアペラシオンはアメリカでは(フランスでさえも)ほとんど知られていない。
そのワインは、一般にやや辛口～甘口で、スイカズラとアーモンドエキスのニュアンスを含んだ、繊細かつ花のようなワインであり、クリームと砂糖を入れた冷たいアールグレイティーを思い起こさせる味わいを持つ。
非常に熟したヴィンテージである1997年を除けば、甘みが圧倒的でないため料理と容易に合わせることができる。
私が気に入っている組み合わせは、魚あるいは軽いスパイスを利かせた鶏肉の料理である。」