ソアーヴェ フォンタナ 2020年 テヌータ・サンアントニオ DOCソアーヴェ (白ワイン・イタリア)
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ソアーヴェ フォンタナ 2020年 テヌータ・サンアントニオ DOCソアーヴェ (白ワイン・イタリア)
SOAVE “Fontana”[2020] Tenuta Sant'Antonio DOC Soave
ヴェネト州の生産者共同組合の創立者であった、アントニオ・カスタニェーディ氏。1989年、かねてからこの地域のぶどう作りに精通していた氏が、現在のワイナリーを購入したときから「テヌータ・サンアントニオ」の歴史は始まりました。1990年から5年間は研究を重ね、1997年から販売、さらに1999年以降は新しい醸造所を造りそこでも醸造を行っています。所有する畑は、ヴァルポリチェッラに20ha、ソアーヴェに20ha。現在、2代目である4兄弟全員がそれぞれの分野でワイナリーを支えています。
彼らの栽培・醸造におけるこだわりは徹底しています。「畑の使い分け」「収穫」「アマローネの醸造技術の応用」「ブドウの陰干し」...と、数え上げればきりがないほど。古い慣習にとらわれない、新しいことへの挑戦は、彼らが父からワイナリーを引き継いだ時から始まりました。
長年組合で培われたノウハウと家族経営の強みを生かした素晴らしいクオリティのワインを造り出す彼らは、「ヴェネトの伝統を進化させた新しい造り手」として熱い注目を浴び、またたく間に「あまたの協同組合のブドウ作りの1つ」から「ヴェネト州のトップ・ワイナリー」にまで成長。近年ではイタリア国内はもとより、ドイツやスイスなど世界各国の市場でもその人気はぐんぐん高まってきています。
醸造のあちこちに生かされるアマローネの醸造法により、他にはない味わいが引き出された彼らのワインは、評価誌各誌でも連続して最高評価を獲得しています。
テヌータ・サンアントニオの畑は、モンティ・ガルビ地区(=ヴェネト語で「やせた土地」の意)とモンテ・チェリアーニ地区の2ヵ所にある。このやせた土地と呼ばれるモンティ・ガルビ地区はチョーク質で、ぶどうへのストレスが多くそれだけに良質のぶどうが採れる。一方のモンテ・チェリアーニ地区は、粘土が豊富でガルビよりも豊かな土壌。ワインのタイプにあわせてそれぞれ使い分けている。
収獲は元々1回で済ませていたものを、経験により2回、必要ならば3回、と行い最良のブドウを使用している。ここで問われるのは、収獲のタイミング。どんなに回数を分けてもタイミングを誤ればマイナスの効果をもたらしかねない。しかし、テヌータ・サンアントニオではこの難しいタイミングを見分け、より繊細なワイン造りを実現している。この収獲のタイミングのすばらしさというのは、ソアーヴェを飲んだら一目瞭然!フレッシュでありながらも余韻の長さを残す。これは、この収獲が効果的に行われている結果。
“モダン・アマローネ”をテーマに取り組んでいるテヌータ・サンアントニオ。そんなテヌータ・サンアントニオのワインが、ヴェネトの他のワイナリーと違うのは、畑の使い分け方にあるという。例えば、ヴァルポリッチェラとアマローネ。通常ヴァルポリッチェラとアマローネは、ブドウの品質や樹齢でヴァルポリッチェラに使うのか、それともアマローネか、を分けている。しかし、テヌータ・サンアントニオは違う。畑で使い分けているのだ。そのおかげでどちらからも品質のよいワインの醸造が可能になり、他のどことも違う、ワイナリーの個性ある、品質高いワインが出来上がる。
「私たちは酸化したワインを一切造りません。」そう言い切るサンアントニオ。今までのヴェネトワインに酸化したワインが多かったのは、陰干しの際のカビによるものだ。「カビにも2種類ある。貴腐菌とワインを酸化させる菌。気候が乾燥しているときに陰干しすると、貴腐菌がつきやすいが、反対に湿っているとワインを酸化させる菌がつく。後者の菌をワインに使用すると酸化したワインになる。だから陰干しの最中、ぶどうのチェックは厳重に行っている。我々は一切酸化したワインを造らない」
ソアーヴェ・フォンタナ[2020]年・テヌータ・サン・アントニオ元詰・自社畑100%・DOCソアーヴェ
ソアーヴェ フォンタナ 2020年 テヌータ・サンアントニオ
一般的にリーズナブルなソアーヴェは、大量生産型のワインで複数の地域から収穫した買いブドウを使って造られています。
サンアントニのソアーヴェは、フォンタナという限定された特別な地区にある自社畑で収穫されたブドウのみ使用。また、一般的なソアーヴェの畑は平地にありますが、サンアントニオの自社畑は斜面にあり、香りにも味わいにも高い凝縮感を誇っています。兄弟の情熱によるゆき届いた手入れから、毎年品質が向上し続けています。
瑞々しい果実の香りが豊か。パイナップル、グレープフルーツのような甘酸っぱい印象。清涼感のあるフレーヴァーに、適度なボリューム感。綺麗な酸が口の中をリフレッシュしてくれる。
【ワイン名】ソアーヴェ・フォンタナ[2020]年・テヌータ・サン・アントニオ元詰・自社畑100%・DOCソアーヴェ
【ワインについて】イタリア辛口白ワインファン注目!ヴェネトの伝統を進化させた造り手、テヌータ・サンアントニオによる、“こだわり”!フォンタナという限定された特別な地区にある自社畑100%の斜面(一般的なソアーヴェは平地で造られる)で収穫された、こだわりのブドウから造られた、香りも味わいにも高い凝縮度をを誇る人気ソアーヴェ!瑞々しい果実の豊かな香り!パイナップルやグレープフルーツのような甘酸っぱい印象!適度なボリューム感と綺麗な酸の究極辛口白ワインがお買い得プライス!で新入荷!
【ワインのタイプ】白ワイン
【ワインのテイスト】辛口
【生産者】テヌータ・サンアントニオ
【ブドウの収穫年】2020年
【生産地】イタリア / ヴェネト / DOC ソアーヴェ
【内容量】750ml