フォンテルートリ キャンティ クラシコ 2020 カステッロ ディ フォンテルートリ 750ml （イタリア 赤ワイン）

フォンテルートリ キャンティ クラシコ 2020 カステッロ ディ フォンテルートリ 750ml （イタリア 赤ワイン）

Fonterutoli Chianti Classico [2020] Castello di Fonterutoli (Mazzei) DOCG Chianti Classico

12世紀には既にトスカーナ州カルミニャーノでワイン生産を行っていたとして“Mazzei”の名前が記録されている。1398年12月16日、当時のフィレンツェの公証人であったラポ・マッツェイ（1350?1412）は“キャンティのワイン”という言葉を公の文書で最初に使用した記録に残した人物。婚姻関係により、1435年より現在のカステッロ・ディ・フォンテルートリを所有。18世紀フィッリッポ・マッツェイは後のアメリカ大統領トーマス・ジェファーソンの依頼によりヴァージニア州にぶどうの木を植樹し、アメリカ大陸最初のぶどう畑を造った人物。またトーマス・ジェファーソンが起草した独立宣言の重要な趣旨「人は生まれながらにして平等である」という一説は、フィリッポの人類の基本的な平等に対するかんがえに基づいたものと伝えられている。

ブドウ畑の管理からワイン醸造まで、“Mr.サンジョヴェーゼ”と時に称される、カルロ・フェリーニ氏がコンサルタント兼醸造家を務める。フォンテルートリでは、通常のキャンティの3倍の密度でぶどう木植え、収穫は通常の1/4から1/3しか収穫しない。複雑な地形とミクロクリマを持つそれぞれの特徴を最大限に生かすため、区画ごとに最適な品種、サンジョヴェーゼに限っては、最適な苗木を植える。グラヴィティシステムを利用した醸造施設。天然地形と湧き水を利用した地下セラー。区画ごとの特徴を生かすための醸造、熟成はすべて区画ごとに行う。76のステンレスタンクで、100を超える区画から収穫されたブドウを別々に醸造。カステッロ・ディ・フォンテルートリは、2つのIGTワインと2つのキャンティ・クラシコDOCGワインを生産。それぞれ異なる個性を持ちつつも、どのワインも共通する一貫した特徴を彼ら自信“エレガンス”と表現する。

フォンテルートリについてヒュー・ジョンソン氏は、最高評価三ツ星をつけ、「カステッリーナにある古い歴史をもつキャンティ・クラッシコの葡萄園。マッツェイ家が所有。新しい特級名柄のカステッロ・ディ・フォンテルートリ（色が濃く、オークのフレーバーがある当世風のキャンティ・クラッシコ）やIGTのシエーピ Siepi（サンジョヴェーゼ＆メルロー）は注目に値する。またマッツェイ家は、マレンマ地帯にテヌータ・ディ・ベルグァルドを所有し、良のモレッリーノ・ディ・スカンサーノIGTワイン群を産する。」と大絶賛！

フォンテルートリ キャンティ・クラシコ 2020 カステッロ・ディ・フォンテルートリ

畑の管理から醸造まで「Mr.サンジョヴェーゼ」と称されるカルロ・フェリーニ氏が担当。1900年代前半より同じラベルで代々造り続けているフォンテルートリの代表作。5つの畑で収穫したサンジョヴェーゼ90％にマルヴァジーア・ネロ、コロリーノ、メルロ10％。ブドウは全て手摘みで収穫。225Lと500Lのフレンチオーク樽で12ヶ月熟成。完熟果実の味わいが層になって広がるキャンティ・クラシコファン垂涎の逸品です。