スクインツァーノ リセルヴァ ウイリエーザ 2018年 ロッカ デイ モリ社 750ml イタリア 赤ワイン

スクインツァーノ リセルヴァ ウイリエーザ 2018年 ロッカ デイ モリ社 750ml イタリア 赤ワイン

Squinzano Riserva Ujliesa 2018 Rocca Dei Mori DOP Squinzano Riserva Ujliesa

「家族経営のワイナリー」　
D.O.C.コペルティーノの中の、モンテローニ　ディ　レッチェにある全くの家族経営の生産者です。現在、兄が社長、弟がエノロゴで、この二人を中心に7名のスタッフで運営しています。
その年の作柄によって、造るアイテムを変えています。良いヴィンテージにしか上のクラスのワインは造りません。

「重さではなく、
畑の面積で葡萄を買い取り」
　契約農家からは、単に葡萄を買うというより土地を借りて葡萄を造ってもらうというイメージで、1kg幾らではなく、1ha幾らという単位で買い取っています。葡萄は1本の枝に2～3房しか付けません。収穫は、夜中か早朝に100％手摘みで行い、良い葡萄のみ箱に入れます。

「熟成可能なプーリアワイン」
　ロッカ　デイ　モリのワインの特徴のひとつが、新しいヴィンテージへの切り替わりが比較的遅く、またワインの熟成がゆっくり進んでいるように感じられることです。熟成させて売ることはお金のかかることですが、ボトル熟成が重要だと思っているので、通常の5～10倍もする価格のコルクを使っています。コルクの色が良くないのは、漂白をしないためです。それも自分達を表現する方法のひとつだと考えています。「長いコルクは印象的でしょう？！」　長い発酵、熟成によっていろいろな力を溜め込むので、それをフィルターで除去することはしたくないと考えています。

スクインツァーノ・リセルヴァ・ウイリエーザ・[2018]年

ぶどう品種：ネグロアマーロ70％/サンジョヴェーゼ30％

良い年にしか造らない限定キュヴェ
分かりやすい樽香と凝縮感

良い年にしか造らない、レッチェ県スクインツァーノからのワイン。スクインツァーノのエリアは限られています。畑は、石灰質構造で、いくつかの領域を除いて、ほとんど岩で、石の層と白亜質の斜面で構成されています。収穫時期が少し遅く、葡萄が乾燥します。厳しく選別します。スラヴォニアンオークの大樽（12,500L）で30～45日間醸しを行います。その後フレンチバリック（225L）で24ヶ月熟成、ブレンド後、スラヴォニアンオークの大樽（5,500L）に移して数ヶ月寝かせます。清澄、フィルターなしでボトリングし、12ヶ月瓶熟させます。バリックは、フランスのジュピル産のもので、現地を訪問し木材で購入して、4～5年寝かせてから樽に仕上げてもらっています。大変高価ですが、木目が細かく、長期熟成ワインに最適です。

すこし野生的でスパイシーな風味、アマローネのような凝縮感があります。分かりやすいバニラ香が、かなり強く感じられます。強めのタンニン、口当たりは甘さがあります。「このワインについて最も重要なことは熟成しているということ、さらにまだ熟成できる品質であるということ。ワインを知っている人は熟成の良さをわかっている」とマッシミリアーノは話していました。熟成したチーズに合わせるのが理想的です。