ホッホハイマー・ケーニギン・ヴィクトリアベルク リースリング・カビネット 2019年 ヨアヒム・フリック 750ml （ドイツ 白ワイン）

ホッホハイマー・ケーニギン・ヴィクトリアベルク リースリング・カビネット 2019年 ヨアヒム・フリック 750ml （ドイツ 白ワイン）

Hochheimer Konigin Victoriaberg Riesling Kabinett 2019 Weingut Joachim Flick

ワイナリーは、1973年に設立、92年にカルタワインのメンバーとなり97年、現在のエステイトがあるフランクフルト近郊ストラッセンミューレに移りました。700年以上に亘りトップクラスのワインを輩出してきた伝統と改革が共存するすばらしい地で、テロワールを追及した品質ワインを造り出しています。

2010年にはドイツ最高レベルと言われるものポール、ホッホハイマーを購入。エステイトの名声はさらに確かなものとなりました。

英国のヴィクトリア女王（Konigin）の名を冠したこの葡萄園は、ホッホハイムから東へ3kmほどのマイン河畔の丘の中腹にあります。

1850年晩夏に、プロシャのヴィルヘルム王子夫妻を訪問されたヴィクトリア女王を、その風味でとりこにしてしまったことから、その名をつけることを許されました。ラインワインが英語で「ホック」と呼ばれるのは、このようにヴィクトリア女王がホッホハイム・ワインを好んで飲んだことに発するものと思われます。またその日を記念し、1854年葡萄園の中央に、華麗な英国ゴシック様式の記念碑が建てられ、その碑文にはこの出来事が記されています。

現在は、ヨアヒム・フリックによって所有され、醸造はステンレスタンクで、また熟成は一部木樽でおこなわれています。低温発酵させることによって、とてもクリーンな味わいのワインを造られ、ラインガウ特有の優雅なブーケと、味わい深く、潤い豊かなこのワインは、あらゆるドイツワインの中で最高の水準にあり、最も入手困難なワインといわれています。

なだらかな南向き斜面にある僅か6haの葡萄園より生産されるこのワイングートのワインは、世界のワイン通の憧れといえます。また、葡萄と葡萄の葉の輪の中にヴィクトリア女王の記念碑を描いた、原色を使った独創的で美しい楕円形のラベルは、実に印象的で、その美しさは他に類を見ません。

ホッホハイマー・ケーニギン・ヴィクトリアベルク リースリング・カビネット 2019年 ヨアヒム・フリック

トロピカルフルーツの香りがたっぷり詰まった、銘醸畑のリースリング・カビネット。ミネラル感のあるやさしい甘みが、心地よくグラスが進みます。