アラリス・テンプラニーリョ 2016年 ボデガス アルスピデ （赤ワイン・スペイン）

アラリス・テンプラニーリョ 2016年 ボデガス アルスピデ （赤ワイン・スペイン）

ボデガス・アルスピデは、18人のワインのプロが集り、「量より品質」を目指し、1999年にラ・マンチャの南、ヴァルデペーニャスに創立された新鋭ワイナリーです。創立されたばかりなのにも関わらず、早くも世界10カ国に自慢のワインが発信されています。

アルスピデの設備の中で最も圧巻なのは、1905年に作られた地下10mにある古いカーヴ。その構造や長所を生かしつつ、近代設備を導入。年を通して気温13％、湿度70％に保たれ、フレンチ、アメリカンバレル合わせて330樽が熟成しています。

造り出すワインの評価は高くスペインのワイン評価雑誌「トドヴィーノ・ガイド2007」DOヴァルデペーニャスのワイナリーとして唯一紹介され、第一回カリフォルニアグリーンワインコンクールブロンズメダル受賞しました。

アラリス・テンプラニーリョ 2010年は、三つのビオディナミ公式認定ワインです。スペインでは、このアラリスを含めて5社のみ。『ビオワインを造るのではなく、おいしいワインに仕上がると思うからオーガニック法』にたどり着いたというわけです。

ECOCERT エコサール
世界最大の国際認定機関

1991年に創設。フランス農務省認定機関のことで、ヨーロッパを中心に世界85カ国以上で活動。オーガニック認証団体の世界基準とも言われています。その規定は、非常に厳格で、5年以上有機農法を続けて初めて審査を受けることができ、さらに毎年1日がかりで土壌検査等をし、費用も生産者負担。そのためエコセール認定マークは情熱を持った生産者の証しでもあります。

Agriculture Biologique
EU圏内で生産、加工されたオーガニック製品

フランス政府が1981年に指針を制定し、1985年以来国家によるオーガニックの認定としてこのロゴが使われていますこのラベルがついている商品は、化学肥料や合成殺虫剤などに頼らない有機農産物が原材料の95％以上であることという、大変厳しい条件をクリアしています。

Journal official des communautes europeennes
EC認定ビオマーク

EU(ヨーロッパ連合)の全身となった地域総合体(ヨーロッパ共同体)のECの中で採択されたビオマーク。マークは、EC官報のLegialation(規則・指令決定)部門に記載されています。

アラリス・テンプラニーリョ 2016年

有機栽培 テンプラニーリョ100％、乾いた土壌なので灌漑をしています。有機栽培の4～6年の若い木のブドウ使用。10日間の醸しを行い、アルコール発酵は27度。後醗酵は20度で行います。

チェリーのように輝く赤色。赤味果実、特にブラックベリーや赤スグリの香り。優雅でいて繊細な後味が口の中に広がる。