トリトン ティンタ・デ・トロ 2017年 ボデガス・オルドネス・トロ 750ml （スペイン 赤ワイン）

トリトン ティンタ・デ・トロ 2017年 ボデガス・オルドネス・トロ 750ml （スペイン 赤ワイン）

Triton Tinta de Toro [2017] Bodegas Ordonez Toro D.O Toro

トロ地方は、テンプラニーリョのワイン造りにおいてスペインで最も歴史ある銘醸地です。14～16世紀にかけて、トロのワインといえばスペインで最高のものと考えられており、アルコール度数が高いため長期保存が可能で早くから海外へ輸出され、国際的に高い評価を得ていました。トロのワインは、セルバンテスやゴンゴラを始めとする偉大なスペインの文学作品にもしばしば登場します。

この歴史あるトロのワイン造りを復活させるため、ホルヘ・オルドネスはヌマンシア・プロジェクトを立ち上げ、造り手として、プロジェクトの創設者として生涯をかけて取り組んできました。フィロキセラ禍を免れたスペインのDO産地だけに育つテンプラニーリョの最古のクローン種、ティンタ・デ・トロの純粋な味わいを余すところなく引き出したワインです。

土壌：砂が堆積して出来た砂礫質土壌。地表から2～3m深くに暑さ20cmの赤色粘土の地層が連なる。気候：大陸性ステップ気候。標高が高いため昼夜の寒暖差が極めて激しい。一年を通して非常に感想しえいて年間降水量はわずか350L/m2でリオハのおよそ半分ほど。
収穫期：9月末～10月初頭
栽培：伝統的な乾燥農法/有機栽培/ゴブレット方式での剪定。工作は全て手作業で行います。
醸造：小さなバスケットを使い手摘みで収穫。ステンレス製の開放型発酵槽で土着の天然酵母を使い自然発酵させた後、ブルゴーニュとボルドー産のフレンチオークの樽に移し替え、マロラクティック発酵。その後、同じオークの樽でバトナージュを行いながら、8ヶ月間シュール・リー熟成。清澄・濾過処理hあせず安定剤無添加で瓶詰。
使用品種：ティンタ・デ・トロ100％
標高：700～710m
畑面積：40ha
植樹：1946年・1962年
収穫量：2.5トン/ha(D.O規定：6トン/ha)
生産量：約5000ケース(約60000ボトル)

トリトン ティンタ・デ・トロ 2017年 ボデガス・オルドネス・トロ

フィロキセラ禍を免れたスペインDOだけに育つテンプラニーリョの最古のクローン種、ティンタ・デ・トロを100％使用した芳醇でフルーティな味わいのワインです。滑らかなタンニンがよく溶け込んでいて、余韻の長いエレガントな後味が広がります。赤黒く熟れた甘みのある黒果実の味わいが特徴です。