カッシェロ・デル・ディアブロ ペドロ・ヒメネス 2021年 コンチャ・イ・トロ 750ml （チリ 白ワイン）

カッシェロ・デル・ディアブロ ペドロ・ヒメネス 2021年 コンチャ・イ・トロ 750ml （チリ 白ワイン）

Casillero del Diablo Pedro Jimenez [2021] Concha y Toro D.O Valle de Limari

1883年、スペインの名門貴族コンチャ家のドン・メルチョー氏が、世界有数のワイン銘醸地ボルドーからブドウの苗をチリへ持ち込み、ブドウ栽培に最適な気候を持つマイポ・ヴァレーにブドウ畑を開拓し、コンチャ・イ・トロの基礎を築きました。家族経営から始まった事業は急速な成長を遂げ、品質面においても自信を深めた同社は、本格的に輸出事業へ取り組むため、1923年にはサンティアゴの株式市場に上場し、さらに規模を拡大。1933年にはヨーロッパへの初の輸出ワインをロッテルダム港へ荷揚げしました。こうして世界への第一歩は踏み出されたのです。1970年代以降、品質本位のポリシーに基づく路線を目指し、1980年代には早くも全ての醸造システムに新技術を取り入れてワイナリーの近代化に努めました。

チリ最高級との呼び名の高いワイン「ドン・メルチョー」の初ヴィンテージは1987年。この「ドン・メルチョー」は豪華客船クイーンエリザベス2世号のワインリストにオンメニューされるなど、同社の品質の高さを裏付けるように、確固たる地位も築きました。
また、1997年「シャトー　ムートン・ロートシルト」で有名なボルドーのバロン・フィリップ・ド・ロートシルト家とのジョイント・ベンチャーを開始。この提携によって1998年9月に「アルマヴィヴァ」が発表されるや世界中で絶賛。ワインスペクテーター誌がおこなった世界18,000人の読者による人気投票では、「南米のベストワイナリー」に選ばれています。

「ドン・メルチョー」とは、コンチャ・イ・トロ社の創始者。その名前のついたこのワインは、チリNo.1ワイナリー(10年対日輸出実績)コンチャ・イ・トロ社における最高峰の赤ワインです。広大な自社畑の中から、最良の畑であるプエンテ・アルトのブドウを使い、力強いボディと深みのある味わいを生み出しています。チリで最初のプレミアムワイン ドン・メルチョーは、チリ最大のワイナリーであるコンチャ・イ・トロ社のフラッグシップワインであるとともに、チリで最初のプレミアムワインとして1987年ヴィンテージがリリースされました。今ではリリースしたヴィンテージは24を数え、チリのプレミアムワインでは飛び抜けた存在です。 チリのカベルネ・ソーヴィニヨンの素晴しさとバランスの良さを真に表現した、世界を代表するワインを生み出したいとの思いから生み出されました。雄大なアンデス山脈とマイポ・リヴァーの間に位置したプエンテ・アルトの畑は、世界のカベルネ・ソーヴィニヨンに最適な地区TOP25に選出され、ミネラル分が多く、粘土質ながらも砂利や石を多く含んだ土壌は、ドン・メルチョーに特有の味わいをもたらしています。ドン・メルチョーの畑は、アルマヴィヴァの畑に隣接し、同じ特徴を持って成長するブドウ樹ごと7区画にわけられて収穫、醸造されます。最終ブレンドでは、チーフワインメーカーであるエンリケ・ティラドに、長年のパートナーであるボルドーのジャック・ボワッセノとエリック・ボワッセノの知識が加わり、ドン・メルチョーらしい素晴しい味わいが生み出されます。なめらかなタンニンをもった上品でエレガント、余韻の長い味わいが特徴です。

カッシェロ・デル・ディアブロ・ペドロ・ヒメネス[2021]年

ペドロ・ヒメネス(PEDRO JIMENEZ)について主にチリの北のワイン産地で栽培されているブドウ品種で、チリで飲まれている「ピスコ（蒸留酒）」の原料として、伝統的に栽培されてきました。
スペインのシェリー酒の原料であるPedro Ximenez(ペドロ・ヒメネス)もありますが、品種が異なると言われています。そのため、“ヒメネス”の表記が「Ximenez」ではなく「Jimenez」となっています。※一説によると、2つのブドウ品種(マスカット×パイス)が交雑した結果と言われています。

フローラルでチャーミングな香りを持つ辛口白ワイン。

緑がかった明るく透明感のある淡い黄色でフローラルでチャーミングな香りとフルーティな柑橘系のアロマが感じられます。
やわらかく心地よい口当たりにいきいきとした酸が爽やかなワイン。