登美の丘ワイナリー リースリング イタリコ 2016年 750ml （日本 山梨県 白ワイン）

登美の丘ワイナリー リースリング イタリコ 2016年 750ml （日本 山梨県 白ワイン）

TOMI NO OKA WINERY Riesling Italico [2016] SUNTORY TOMI NO OKA WINERY 【日本ワイン】

サントリー登美の丘ワイナリーは甲府の西北、山梨県甲斐市にある「登美の丘」に広大な自家葡萄園を有し、優れた醸造設備を備えた総合ワイナリー（ワイン醸造所）です。その全身となる「登美農園」の開園は1909年。以来100年にわたり「良いワインはよい葡萄から」というワインづくりの鉄則を守って、自らの手により土づくりから葡萄の実りを研究し、ワインの醸造・熟成にいたるすべてに地道な努力を重ねてきました。貴腐葡萄と貴腐ワインの誕生は、私どもの自家葡萄園ならではのその栽培・醸造技術の結晶であり、頂点を示すものであります。

ワイン専用葡萄は、一般に雨の少ない、日当たりのよい、一日の温度差が激しい気候を好みます。登美の丘は、葡萄王国、山梨の中でも最も雨の少ない土地に位置しており、畑が南向き斜面に広がっているため日当たりにも恵まれています。

また、標高が高いため、冷涼で収穫期の昼夜の気温差が大きく、葡萄の熟度も高まります。いわば、ワインのための理想郷なのです。

登美の丘ワイナリー リースリング イタリコ 2016年
「リースリング・イタリコ」は比較的熟成が遅い品種で、台風や秋 の長雨が多い日本の「登美の丘」の気候や特長においては有利に働き、雨をやり過ごした後に熟成すると貴腐化しやすくなります。ワインとしてはやわらかい酸とく爽やかな香りが特長。気温や湿度など複雑な素性が整い貴腐化した際は、「登美ノーブルドール」として、柑橘香・ナッツ香・ハミチツ香など、濃厚でコクのある味わいの貴腐ワインになります。登美の丘のリースリングイタリコの特長は、リンゴや柑橘、桃のような果実を思わせる更やかな香りの中に、僅かに白い花のような香りも感じられる。口当たりはソフトで、優しい甘みと酸味のパランスがよく、ふくよかでたっぷりとした味わい。 登美の丘ワイナリーの白ワインは辛口が多い中、やや甘口のリースリング・イタリコは味わいの多様性を楽しむことができる貴重な存在です。
新鮮なリンゴ、柑橘、桃、メロンなどの華やかな果実に加えて、ほのかにマスカットのニュアンスが感じられる甘くて爽やかな香り。口に含むとボリュームがあり、はつらつとした酸味とぶどう由来のやわらかい甘みがバランスよく調和し、爽やかな余韻が楽しめる上品な味わい。