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ムジカノーヴァ 2023年1月号 音楽之友社
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商品番号:202414
音楽之友社
ムジカノーヴァ 2023年1月号【音楽書】
[特集]
モンテッソーリ、ダルクローズ、音楽療法etc.
ピアノの先生と生徒のお役立ち資格&スキル
新しい年を迎えるにあたって、もっと良いレッスンをしたい、もっと指導の幅を広げたいと考える先生方は多いのではないでしょうか。そのためには新たな資格やスキルの獲得に挑むのも、自分を大きく成長させるきっかけになります。
この特集では、指導者の関心を集めるモンテッソーリ教育、ダルクローズ=リトミック、音楽療法といった分野での資格の取り方や、スキルを活かした実践などについてご紹介します。先生方にも、これから進学を考える生徒にもお役立ちの情報です。
◆モンテッソーリ教師の資格&スキル 資格取得方法(田中昌子)
◆モンテッソーリ教育の学びを活かして(大原由紀)
子どもが自ら成長する力を助ける教育法として、ピアノの先生方からも注目度が高いモンテッソーリ教育。その専門家である「モンテッソーリ教師」の資格について、エンジェルズハウス研究所所長の田中昌子先生にご解説いただきます。また、本誌連載中でモンテッソーリ教育のスキルをピアノレッスンに生かしている大原由紀先生に、ご自身の経験と実践についてご紹介いただきます。
◆ダルクローズ国際免許の取得方法&ピアノレッスンへの活かし方(澤口遊雲子)
ダルクローズが創案したリトミックは、身体活動を通して、音楽を表現する総合的な力をつける教育法です。ダルクローズ=リトミック国際サーティフィケイトを取得し、ピアノ指導も行っている澤口遊雲子先生に、ピアノレッスンでのリトミックの実践について、解説していただきました。
◆Interview 二俣 泉~対象者の健康を支援する「音楽療法士」(荒木淑子)
「音楽療法」と「音楽療法士」。言葉としてはよく耳にするものの、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。
音楽療法とはどのようなものか、音楽療法士になるにはどうすればいいのか、日本音楽療法学会認定音楽療法士の二俣泉先生に話を伺いました。
◆Report資格取得も、先生のスキルアップも! 日本ピアノ調律・音楽学院(荒木淑子)
ピアノはブラックボックスだとばかりに、楽器に関してはすべてピアノ調律師にお任せという人も多いのではないでしょうか。そのピアノ調律師がどのような勉強をして資格を得て、仕事にしているのか、ピアノ調律師を養成する音楽学校を訪ねました。調律を志す生徒だけではなく、ピアノの先生が仕事をしながら学ぶメリットも盛りだくさんで、魅力を大いに感じる取材となりました。
[今月の課題曲]
ネーフェ《カンツォネッタ》
(2023年1月号~2023年12月号選曲者:伊井光子)
[トピックス]
◆Interview 阪田知樹 まだまだ続く、“Always with music”の音楽人生(上田弘子)
本誌2022年6月号から連載「Always with music」を寄稿してくださった阪田知樹さん。11 月号にて最終回を迎え、“阪田ロス”の声もちらほら。改めて執筆時の心境や、今後のコンサートの話などをおききしました。
◆バッハやモーツァルトを弾くときに知っておきたい 18世紀の表現 第4回フォルテピアノ・アカデミーSACLAのレッスンから 後編(中嶋恵美子)
7月に行われたフォルテピアノ・アカデミーSACLA。プロデューサーの小倉貴久子さんとゲスト講師・川口成彦さんによるレッスンから、お二人に共通していた「18世紀の表現」に焦点を当て、譜例を交えてご紹介します。
◆注目のムックが登場! 『幼児の心をつかむ プレ・ピアノレッスンのアイディア集』
『子どもに教える楽典』『これで万全! 名曲の教え方』など、ムジカノーヴァの大好評ムックシリーズに、新たな仲間が加わります。今回は「プレ・ピアノレッスン」をテーマに、人気の高かった過去の特集・連載をまとめました。「小さな子のレッスンってどうしてる?」とお悩みの先生方、どうぞお役立てください!
[連載]
学ぶ
◆【不定期連載】語るひろば 江口文子とみんなで語る音楽の未来(長井進之介/ゲスト:角南 篤)
音楽の持つ力とは何でしょうか。この連載では、多くの心豊かな音楽家を育ててきた江口文子先生が、各界で活躍されている音楽を愛する方々をゲストにお迎えし、若い世代とのセッションを交えて音楽の可能性と未来を語り合います。
今回は、政策研究大学院大学学長特別補佐・客員教授であり、公益財団法人笹川平和財団理事長も務める角南篤先生をお招きしました。江口先生の生徒が2台ピアノによるピアノ協奏曲を演奏し、ゲストとの対話を深めます。その様子を2回に分けてレポートします。
◆コンクール課題曲にチャレンジ!(奥村 真)
人気のコンクールの課題曲の中から毎号1曲を取り上げ、その演奏・指導法を詳しく解説していきます。見ながら演奏できる、書き込み楽譜付き。今月は、ネーフェ《カンツォネッタ》。
◆【隔月連載】私的ベートーヴェン演奏論(仲道郁代)
ピアニストの仲道郁代さんが、ベートーヴェンの楽譜から何をどのように捉え、推理し、音にしていくのか、実際の作品をもとに独自の演奏論を紹介する連載です。今回は、「《ピアノ・ソナタ第7番》~ソナタにおける『問い』の設定」。
◆演奏が生まれ変わる! 佐藤卓史のソナチネ講座(佐藤卓史)
「ソナチネ」は、基本的な音楽の形式や表現方法を学ぶのに格好の教材ですが、どこか機械的に感じられ、苦手意識を持ってしまう生徒さんも少なくないのではないでしょうか? この連載では、『ソナチネアルバム』の中からよく弾かれる作品を1曲ずつ、全楽章を取り上げ、楽曲の構造を紐解きながら、そこからどのように音楽的表現に結びつけていくのか、ピアニストの佐藤卓史さんに解説していただきます。
第10回は、「クーラウ:ソナチネ ハ長調 作品55-1 2第2楽章」。
◆ブルクの十八番(オハコ)~ブルクミュラー18の練習曲をひもとく~(春畑セロリ)
『25の練習曲』が最も有名で人気を博しているブルクミュラーですが、彼の作曲家生活のもっとも終盤に書かれた『18の練習曲』にこそ、その熟練した筆の力と音楽性がこもっていると言えます。『25』の秘密を知りたければ、指導者にとって『18』をひもとくことは必須ではないでしょうか? そこで、音楽之友社刊の5冊のブルクミュラーの曲集で解説を担当された作曲家の春畑セロリさんが、『18の練習曲』を毎月1曲ずつ取り上げ、その音楽を分かりやすく柔軟に研究していきます。
第12回は「第12曲《木立の中の目覚め Le reveil dans les bois》」です。
◆【最終回】特別付録 参考音源つきポスター『100選! ピアノ演奏に役立つ 世界のリズムマップ』解説(佐土原知子)
世界には様々な音楽があふれています。それらはどこで誕生し発展していったのでしょうか? 2022年9月号特別付録ポスターのリズムマップでは、世界各地ゆかりのリズムおよび音楽スタイルと代表曲が、一目でわかるようになっています。ビタミンカラー鮮やかなリズムマップは、レッスン室などに掲示するだけで“音楽の世界旅行”気分が味わえるだけでなく、マップ上の「譜例」や「参考音源」を視聴すれば、さらに目や耳から楽しく理解できるような仕掛けが施してあります。そして、この解説を読めば、自ずとその地域の音楽の歴史も見えてくることでしょう。
最終回は「東南・南・西アジア諸国、オセアニア諸国、アフリカ諸国~ピアノ教材によく登場するクラシカルなリズム」編です。
◆練習って本当は楽しい! 丹内流トレーニングのススメ(丹内真弓)
子どもの頃から、ピアノの練習方法を考えるのが大好きだったという丹内真弓先生。子どもから大人まで、自宅で楽しく練習できる方法を教えていただきます。
今回のテーマは、「表現力アップに必要不可欠! 美しいタッチを作る方法」です。
◆【最終回】世界史から読み解く 音楽史(広瀬大介)
18世紀から20世紀に至る世界史の大事件と、それを描いた、あるいはそれに影響を受けた音楽作品にスポットを当てることで、音楽をより深く愉しめるようになる連載。同時代の日本の状況にも目を向け、毎回ミニミニ年表で整理していきます。
今回は、「セルゲイ・ラフマニノフ(2)~世相と作曲家の内面をえぐり出す傑作」。
◆脳神経内科医のピアニストが解説 知っておきたい ピアノ演奏における脳と身体のしくみ(上杉春雄)
ピアノを弾く人・教える人の間で常に関心の高いテーマの一つである「脳とピアノ演奏の関係」。ピアニストで脳神経内科医の上杉春雄さんに、脳科学の最前線の話題やピアノ演奏に役立つアドバイスなどを、読みやすいエッセイの形で連載いただきます。
第24回は「前腕の筋41指と5指の屈曲」。
◆チェルニークリニック(奈良井巳城)
『チェルニー30番』を1曲ずつ解説し、練習の目的、取り組み方、練習法などを徹底解剖していきます。今回は「第10番の独特な動き&左右のコンビネーション」。
◆音で遊ぶ ピアノに親しむ はじめての即興演奏(大城依子)
“即興演奏は難しい”というイメージがあるかもしれませんが、まだ楽譜の読めない小さな子も楽しくレッスンできる方法を大城依子先生に教えていただきます。
今回のテーマは、「循環コードを使ってオシャレな伴奏に」。
教える
◆モンテッソーリ教育からヒントを得た 子どもの自立心とピアノを弾く手 を育てる 手づくりレッスングッズ(大原由紀)
レッスンでモンテッソーリ教育のアイディアを取り入れている大原由紀先生に、その理念に基づいた「手づくりレッスングッズ」をご紹介いただきます。
第8回は、「音楽記号の砂文字板」。
◆バッハ《インヴェンション》が楽しくなるレッスン(福田ひかり)
バッハの《インヴェンション》を実際のレッスンでどのように指導したらよいのか、悩まれる先生は少なくないのではないでしょうか? 生徒の目を輝かせるためには……そこでご提案、子どもが大好きな「謎解き」をレッスンに取り入れてみるのはいかがでしょうか?謎が詰まった《インヴェンション》は、うってつけとも言えます。曲のしくみや歌い方を生徒さんと一緒に探しながら、楽しく創造的なレッスンを目指してみませんか?
今回は、「第3番 ニ長調」の後編をお届けします。
◆7つのキーワードでブルクミュラー『25の練習曲』が無理なく上達!(根津栄子)
短い中にも様々なテクニックが織り込まれ、ショパンを弾く下地作りにもなるブルクミュラー『25の練習曲』。生徒を無理なく上達させる「24のキーワード」を提案する根津栄子先生が、1曲丸ごとの書き込み楽譜でテクニック7項目によるポイントを紹介します。
今回は「第5曲《無邪気》」。
◆先生像からみえてくる音楽像 作曲家のレッスンを覗いてみたら……(内藤晃)
歴史上の作曲家たちが「先生」としてどんな指導をしていたかを、弟子や友人などの残した言葉から読み解き、それぞれの作曲家の音楽像に近づくヒントを探ります。
第9回は、「師としてのバルトーク(前編)」。
◆御木本メソッドのテクニック指導 幼少期からピアニストの手を育てる(藤田 尚)
生徒さんの手や姿勢に関する悩みを解決する方法を、御木本メソッドの講師である藤田尚先生に紹介していただきます。よく分かる解説動画付き。
今月のテーマは、「音量の幅がない f~ff編」。
◆石井なをみ先生の 子どもに教えるベートーヴェン《ピアノ・ソナタ》 おもしろ誌上レッスン(石井なをみ)
ベートーヴェンの《ピアノ・ソナタ》というとレベルの高いイメージが強く、解説書も上級者向けのものばかり。でも、なかには中級レベルの生徒さんが演奏する機会の多い曲も存在します。そこで、この連載ではそれらの曲をピックアップし、その指導法を、数々のコンクールで入賞者を多数輩出されている石井なをみ先生に、自身のレッスンを再現する形でご紹介いただきます。
第10回は、「第8番 第1楽章 1序奏と提示部(第1~132小節)」。
◆作曲家が贈る 未来のレッスン(樹原涼子/轟千尋/春畑セロリ)
樹原涼子、轟千尋、春畑セロリによる本誌のリレー連載が『ある日、オリーブの丘で』という楽譜になりました。作曲者が自作を題材に、楽譜を通して作曲家と対話し、自分の表現を生み出せるような「未来のレッスン」を提案する、全12曲の贅沢なワークです。
第11回のテーマは「和音のいちばん低い音に注目しよう!」で、曲は「あの丘に」(轟千尋作曲)。
◆ピアノの先生のiPad活用術~動画編集編~(足立由起子)
教室運営やレッスンに役立つiPadを使った動画編集方法を、足立由起子先生に解説していただきます。第12回は、「演奏動画の添削ビデオを作ってみよう」。
楽しむ
◆『アーニャの冒険』17.グラン・マルニエ(田中カレン/ティファニー・ビーク)
国際的に活躍される作曲家の田中カレンさんがお話と音楽を、イギリス人イラストレーターのティファニー・ビークさんがイラストを担当される大型企画。お話とイラストを巻頭カラーに、楽譜と作曲者による演奏アドバイスを巻末とじ込みにて掲載していきます。
◆CD&BOOK(長井進之介)
ピアニストであり、音楽ライターである長井進之介さんに、レッスンに役立つCDや書籍の解説をしていただきます。
◆ふたりで弾きたい! ピアノ映えJ-POP連弾(壺井一歩)
子どもにも大人にも人気のJ-POPを、最新曲から王道の曲まで、弾きやすく、かつ「映え」る連弾アレンジでお届けします。レベルは、プリモ・セコンドともにブルクミュラー程度。先生と生徒さん、お友達同士、兄弟姉妹、親子でお楽しみください。
第22回は、フジファブリックの《若者のすべて》です。
◆「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UCCws_TIjSvpe23BDvjVBnVg
「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による連載の補足解説などをアップしています。こちらもぜひご参照ください。
[巻末とじ込み]
◆楽譜
田中カレン『アーニャの冒険』~17.グラン・マルニエ
◆付録
Piano作曲家カード22
ピアノのレッスンによく登場する作曲家を、「バロック」「古典派」「ロマン派」「近現代」のカードも含め、生誕年順に毎月4枚ずつ掲載していきます。裏面には、作曲家の生涯がすぐに分かる「ミニミニ年譜」や、レッスンの小ネタとして使える「Lesson Memo」も掲載。ぜひ、コレクションしてご活用ください。
最終回は、「ショスタコーヴィチ、メシアン、ギロック、武満徹」。
判型・頁数:A4変
JANコード:4910085190137
音楽之友社
ムジカノーヴァ 2023年1月号【音楽書】
[特集]
モンテッソーリ、ダルクローズ、音楽療法etc.
ピアノの先生と生徒のお役立ち資格&スキル
新しい年を迎えるにあたって、もっと良いレッスンをしたい、もっと指導の幅を広げたいと考える先生方は多いのではないでしょうか。そのためには新たな資格やスキルの獲得に挑むのも、自分を大きく成長させるきっかけになります。
この特集では、指導者の関心を集めるモンテッソーリ教育、ダルクローズ=リトミック、音楽療法といった分野での資格の取り方や、スキルを活かした実践などについてご紹介します。先生方にも、これから進学を考える生徒にもお役立ちの情報です。
◆モンテッソーリ教師の資格&スキル 資格取得方法(田中昌子)
◆モンテッソーリ教育の学びを活かして(大原由紀)
子どもが自ら成長する力を助ける教育法として、ピアノの先生方からも注目度が高いモンテッソーリ教育。その専門家である「モンテッソーリ教師」の資格について、エンジェルズハウス研究所所長の田中昌子先生にご解説いただきます。また、本誌連載中でモンテッソーリ教育のスキルをピアノレッスンに生かしている大原由紀先生に、ご自身の経験と実践についてご紹介いただきます。
◆ダルクローズ国際免許の取得方法&ピアノレッスンへの活かし方(澤口遊雲子)
ダルクローズが創案したリトミックは、身体活動を通して、音楽を表現する総合的な力をつける教育法です。ダルクローズ=リトミック国際サーティフィケイトを取得し、ピアノ指導も行っている澤口遊雲子先生に、ピアノレッスンでのリトミックの実践について、解説していただきました。
◆Interview 二俣 泉~対象者の健康を支援する「音楽療法士」(荒木淑子)
「音楽療法」と「音楽療法士」。言葉としてはよく耳にするものの、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。
音楽療法とはどのようなものか、音楽療法士になるにはどうすればいいのか、日本音楽療法学会認定音楽療法士の二俣泉先生に話を伺いました。
◆Report資格取得も、先生のスキルアップも! 日本ピアノ調律・音楽学院(荒木淑子)
ピアノはブラックボックスだとばかりに、楽器に関してはすべてピアノ調律師にお任せという人も多いのではないでしょうか。そのピアノ調律師がどのような勉強をして資格を得て、仕事にしているのか、ピアノ調律師を養成する音楽学校を訪ねました。調律を志す生徒だけではなく、ピアノの先生が仕事をしながら学ぶメリットも盛りだくさんで、魅力を大いに感じる取材となりました。
[今月の課題曲]
ネーフェ《カンツォネッタ》
(2023年1月号~2023年12月号選曲者:伊井光子)
[トピックス]
◆Interview 阪田知樹 まだまだ続く、“Always with music”の音楽人生(上田弘子)
本誌2022年6月号から連載「Always with music」を寄稿してくださった阪田知樹さん。11 月号にて最終回を迎え、“阪田ロス”の声もちらほら。改めて執筆時の心境や、今後のコンサートの話などをおききしました。
◆バッハやモーツァルトを弾くときに知っておきたい 18世紀の表現 第4回フォルテピアノ・アカデミーSACLAのレッスンから 後編(中嶋恵美子)
7月に行われたフォルテピアノ・アカデミーSACLA。プロデューサーの小倉貴久子さんとゲスト講師・川口成彦さんによるレッスンから、お二人に共通していた「18世紀の表現」に焦点を当て、譜例を交えてご紹介します。
◆注目のムックが登場! 『幼児の心をつかむ プレ・ピアノレッスンのアイディア集』
『子どもに教える楽典』『これで万全! 名曲の教え方』など、ムジカノーヴァの大好評ムックシリーズに、新たな仲間が加わります。今回は「プレ・ピアノレッスン」をテーマに、人気の高かった過去の特集・連載をまとめました。「小さな子のレッスンってどうしてる?」とお悩みの先生方、どうぞお役立てください!
[連載]
学ぶ
◆【不定期連載】語るひろば 江口文子とみんなで語る音楽の未来(長井進之介/ゲスト:角南 篤)
音楽の持つ力とは何でしょうか。この連載では、多くの心豊かな音楽家を育ててきた江口文子先生が、各界で活躍されている音楽を愛する方々をゲストにお迎えし、若い世代とのセッションを交えて音楽の可能性と未来を語り合います。
今回は、政策研究大学院大学学長特別補佐・客員教授であり、公益財団法人笹川平和財団理事長も務める角南篤先生をお招きしました。江口先生の生徒が2台ピアノによるピアノ協奏曲を演奏し、ゲストとの対話を深めます。その様子を2回に分けてレポートします。
◆コンクール課題曲にチャレンジ!(奥村 真)
人気のコンクールの課題曲の中から毎号1曲を取り上げ、その演奏・指導法を詳しく解説していきます。見ながら演奏できる、書き込み楽譜付き。今月は、ネーフェ《カンツォネッタ》。
◆【隔月連載】私的ベートーヴェン演奏論(仲道郁代)
ピアニストの仲道郁代さんが、ベートーヴェンの楽譜から何をどのように捉え、推理し、音にしていくのか、実際の作品をもとに独自の演奏論を紹介する連載です。今回は、「《ピアノ・ソナタ第7番》~ソナタにおける『問い』の設定」。
◆演奏が生まれ変わる! 佐藤卓史のソナチネ講座(佐藤卓史)
「ソナチネ」は、基本的な音楽の形式や表現方法を学ぶのに格好の教材ですが、どこか機械的に感じられ、苦手意識を持ってしまう生徒さんも少なくないのではないでしょうか? この連載では、『ソナチネアルバム』の中からよく弾かれる作品を1曲ずつ、全楽章を取り上げ、楽曲の構造を紐解きながら、そこからどのように音楽的表現に結びつけていくのか、ピアニストの佐藤卓史さんに解説していただきます。
第10回は、「クーラウ:ソナチネ ハ長調 作品55-1 2第2楽章」。
◆ブルクの十八番(オハコ)~ブルクミュラー18の練習曲をひもとく~(春畑セロリ)
『25の練習曲』が最も有名で人気を博しているブルクミュラーですが、彼の作曲家生活のもっとも終盤に書かれた『18の練習曲』にこそ、その熟練した筆の力と音楽性がこもっていると言えます。『25』の秘密を知りたければ、指導者にとって『18』をひもとくことは必須ではないでしょうか? そこで、音楽之友社刊の5冊のブルクミュラーの曲集で解説を担当された作曲家の春畑セロリさんが、『18の練習曲』を毎月1曲ずつ取り上げ、その音楽を分かりやすく柔軟に研究していきます。
第12回は「第12曲《木立の中の目覚め Le reveil dans les bois》」です。
◆【最終回】特別付録 参考音源つきポスター『100選! ピアノ演奏に役立つ 世界のリズムマップ』解説(佐土原知子)
世界には様々な音楽があふれています。それらはどこで誕生し発展していったのでしょうか? 2022年9月号特別付録ポスターのリズムマップでは、世界各地ゆかりのリズムおよび音楽スタイルと代表曲が、一目でわかるようになっています。ビタミンカラー鮮やかなリズムマップは、レッスン室などに掲示するだけで“音楽の世界旅行”気分が味わえるだけでなく、マップ上の「譜例」や「参考音源」を視聴すれば、さらに目や耳から楽しく理解できるような仕掛けが施してあります。そして、この解説を読めば、自ずとその地域の音楽の歴史も見えてくることでしょう。
最終回は「東南・南・西アジア諸国、オセアニア諸国、アフリカ諸国~ピアノ教材によく登場するクラシカルなリズム」編です。
◆練習って本当は楽しい! 丹内流トレーニングのススメ(丹内真弓)
子どもの頃から、ピアノの練習方法を考えるのが大好きだったという丹内真弓先生。子どもから大人まで、自宅で楽しく練習できる方法を教えていただきます。
今回のテーマは、「表現力アップに必要不可欠! 美しいタッチを作る方法」です。
◆【最終回】世界史から読み解く 音楽史(広瀬大介)
18世紀から20世紀に至る世界史の大事件と、それを描いた、あるいはそれに影響を受けた音楽作品にスポットを当てることで、音楽をより深く愉しめるようになる連載。同時代の日本の状況にも目を向け、毎回ミニミニ年表で整理していきます。
今回は、「セルゲイ・ラフマニノフ(2)~世相と作曲家の内面をえぐり出す傑作」。
◆脳神経内科医のピアニストが解説 知っておきたい ピアノ演奏における脳と身体のしくみ(上杉春雄)
ピアノを弾く人・教える人の間で常に関心の高いテーマの一つである「脳とピアノ演奏の関係」。ピアニストで脳神経内科医の上杉春雄さんに、脳科学の最前線の話題やピアノ演奏に役立つアドバイスなどを、読みやすいエッセイの形で連載いただきます。
第24回は「前腕の筋41指と5指の屈曲」。
◆チェルニークリニック(奈良井巳城)
『チェルニー30番』を1曲ずつ解説し、練習の目的、取り組み方、練習法などを徹底解剖していきます。今回は「第10番の独特な動き&左右のコンビネーション」。
◆音で遊ぶ ピアノに親しむ はじめての即興演奏(大城依子)
“即興演奏は難しい”というイメージがあるかもしれませんが、まだ楽譜の読めない小さな子も楽しくレッスンできる方法を大城依子先生に教えていただきます。
今回のテーマは、「循環コードを使ってオシャレな伴奏に」。
教える
◆モンテッソーリ教育からヒントを得た 子どもの自立心とピアノを弾く手 を育てる 手づくりレッスングッズ(大原由紀)
レッスンでモンテッソーリ教育のアイディアを取り入れている大原由紀先生に、その理念に基づいた「手づくりレッスングッズ」をご紹介いただきます。
第8回は、「音楽記号の砂文字板」。
◆バッハ《インヴェンション》が楽しくなるレッスン(福田ひかり)
バッハの《インヴェンション》を実際のレッスンでどのように指導したらよいのか、悩まれる先生は少なくないのではないでしょうか? 生徒の目を輝かせるためには……そこでご提案、子どもが大好きな「謎解き」をレッスンに取り入れてみるのはいかがでしょうか?謎が詰まった《インヴェンション》は、うってつけとも言えます。曲のしくみや歌い方を生徒さんと一緒に探しながら、楽しく創造的なレッスンを目指してみませんか?
今回は、「第3番 ニ長調」の後編をお届けします。
◆7つのキーワードでブルクミュラー『25の練習曲』が無理なく上達!(根津栄子)
短い中にも様々なテクニックが織り込まれ、ショパンを弾く下地作りにもなるブルクミュラー『25の練習曲』。生徒を無理なく上達させる「24のキーワード」を提案する根津栄子先生が、1曲丸ごとの書き込み楽譜でテクニック7項目によるポイントを紹介します。
今回は「第5曲《無邪気》」。
◆先生像からみえてくる音楽像 作曲家のレッスンを覗いてみたら……(内藤晃)
歴史上の作曲家たちが「先生」としてどんな指導をしていたかを、弟子や友人などの残した言葉から読み解き、それぞれの作曲家の音楽像に近づくヒントを探ります。
第9回は、「師としてのバルトーク(前編)」。
◆御木本メソッドのテクニック指導 幼少期からピアニストの手を育てる(藤田 尚)
生徒さんの手や姿勢に関する悩みを解決する方法を、御木本メソッドの講師である藤田尚先生に紹介していただきます。よく分かる解説動画付き。
今月のテーマは、「音量の幅がない f~ff編」。
◆石井なをみ先生の 子どもに教えるベートーヴェン《ピアノ・ソナタ》 おもしろ誌上レッスン(石井なをみ)
ベートーヴェンの《ピアノ・ソナタ》というとレベルの高いイメージが強く、解説書も上級者向けのものばかり。でも、なかには中級レベルの生徒さんが演奏する機会の多い曲も存在します。そこで、この連載ではそれらの曲をピックアップし、その指導法を、数々のコンクールで入賞者を多数輩出されている石井なをみ先生に、自身のレッスンを再現する形でご紹介いただきます。
第10回は、「第8番 第1楽章 1序奏と提示部(第1~132小節)」。
◆作曲家が贈る 未来のレッスン(樹原涼子/轟千尋/春畑セロリ)
樹原涼子、轟千尋、春畑セロリによる本誌のリレー連載が『ある日、オリーブの丘で』という楽譜になりました。作曲者が自作を題材に、楽譜を通して作曲家と対話し、自分の表現を生み出せるような「未来のレッスン」を提案する、全12曲の贅沢なワークです。
第11回のテーマは「和音のいちばん低い音に注目しよう!」で、曲は「あの丘に」(轟千尋作曲)。
◆ピアノの先生のiPad活用術~動画編集編~(足立由起子)
教室運営やレッスンに役立つiPadを使った動画編集方法を、足立由起子先生に解説していただきます。第12回は、「演奏動画の添削ビデオを作ってみよう」。
楽しむ
◆『アーニャの冒険』17.グラン・マルニエ(田中カレン/ティファニー・ビーク)
国際的に活躍される作曲家の田中カレンさんがお話と音楽を、イギリス人イラストレーターのティファニー・ビークさんがイラストを担当される大型企画。お話とイラストを巻頭カラーに、楽譜と作曲者による演奏アドバイスを巻末とじ込みにて掲載していきます。
◆CD&BOOK(長井進之介)
ピアニストであり、音楽ライターである長井進之介さんに、レッスンに役立つCDや書籍の解説をしていただきます。
◆ふたりで弾きたい! ピアノ映えJ-POP連弾(壺井一歩)
子どもにも大人にも人気のJ-POPを、最新曲から王道の曲まで、弾きやすく、かつ「映え」る連弾アレンジでお届けします。レベルは、プリモ・セコンドともにブルクミュラー程度。先生と生徒さん、お友達同士、兄弟姉妹、親子でお楽しみください。
第22回は、フジファブリックの《若者のすべて》です。
◆「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UCCws_TIjSvpe23BDvjVBnVg
「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による連載の補足解説などをアップしています。こちらもぜひご参照ください。
[巻末とじ込み]
◆楽譜
田中カレン『アーニャの冒険』~17.グラン・マルニエ
◆付録
Piano作曲家カード22
ピアノのレッスンによく登場する作曲家を、「バロック」「古典派」「ロマン派」「近現代」のカードも含め、生誕年順に毎月4枚ずつ掲載していきます。裏面には、作曲家の生涯がすぐに分かる「ミニミニ年譜」や、レッスンの小ネタとして使える「Lesson Memo」も掲載。ぜひ、コレクションしてご活用ください。
最終回は、「ショスタコーヴィチ、メシアン、ギロック、武満徹」。
判型・頁数:A4変
JANコード:4910085190137