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海軍戦争検討会議記録 太平洋戦争開戦の経緯 /新名丈夫 戸高一成

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≪商品情報≫

著者名:新名丈夫、戸高一成
出版社名:KADOKAWA
発行年月:2022年10月
判型:新書
ISBN:9784040824079


≪内容情報≫

「海軍が最後まで譲らなかったのは、自動的参戦はいやだという一点にありき」(井上成美海軍大将、三国同盟締結に関して)

日本海軍はなぜ太平洋戦争に突入したのか?
この議題を元に、敗戦間もない1945年12月、生き残った日本海軍最高首脳者による、極秘の戦争検討会議が行われていた。
永野修身元帥以下、開戦前後の軍政軍令の責任者、幕僚など29名が参加し、翌年1月にかけて、この特別座談会は4回行われる。
記録を託されたのは、戦時中に東條と陸軍を批判して懲罰召集をされた「竹槍事件」の新名記者だった。
海軍などの助力で召集を解除され、海軍報道班員として敗戦を迎えた氏が30年以上秘蔵した後に公開した一級資料、復刊!
解説・戸高一成

岡敬純「われわれは、その時(東條内閣に協力せよ、となった際)「重臣は戦争をするのだな」と直感せり」(特別座談会より)
井上成美「陸海軍相争うも、全陸海軍を失うより可なり。なぜ男らしく処置せざりしや。如何にも残念なり」「戦争反対と明確にされしや」(第二回第二次特別座談会より)

※本書は、1976年12月に毎日新聞社より刊行された作品を新書化したものです。底本には1976年の初版を使用しました

【目次】
「海軍特別座談会」について<序に代えて>
大東亜戦争開戦前の国内情勢――特別座談会(昭和20年12月22日)
三国同盟――第一回特別座談会(昭和21年1月17日)
満州事変から太平洋戦争へ――第二回第一次特別座談会(昭和21年1月22日)
日米開戦に至るまでの用兵、戦備――第二回第二次特別座談会(昭和21年1月22日)
「海軍特別座談会」出席者略歴
付録 井上成美航空本部長 申継
陸海軍中央統帥組織
陸海軍等主要職員一覧表
年表
あとがき
解説 戸高一成

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