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FREECELL Vol.70

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≪商品情報≫

著者名:
出版社名:プレビジョン
発行年月:2025年10月
判型:A4
ISBN:9784048985291


≪内容情報≫

佐野晶哉×上白石萌歌『トリツカレ男』

共にミュージカルを学んでいた、など共通点が多い2人を"光る花"を使った『トリツカレ男』寄せのビジュアルで表現する表紙巻頭12ページ撮りおろし対談!

以下見出しより

佐野(『トリツカレ男』の収録は) 「基本個別での収録だったので、セリフ入れの日1日だけご一緒させていただいたんですけど、事前に上白石さんがペチカとして歌った「あいのうた」を聞かせていただいたんです。あの声を聞いただけで、このアニメーション映画全体の雰囲気を、 上白石さんの声から教えていただきました」
上白石「本当に佐野さんの歌声は素敵だなという印象を以前から持っていたのですが、今回のジュゼッペの歌声には持っていかれました! 私が想像していた通りのジュゼッペの絶品の歌声でした。本当にジュゼッペにぴったりの声だったので、 すごく焦りました。"こんなに魅力的にジュゼッペを演じられてしまったらどうしたらいいんだろう?"と」

上白石 「私が好きなのは、ぺチカが自転車を押しながらジュゼッペと2人で並んで話すシーンです。ブレーキが壊れていて乗ることはできないけど、いつかその自転車に乗って坂道をブレーキなしで一直線にただ滑っていくという想像をするんです。そのシーンまでのペチカはどちらかというと心に悲しみを抱えた静謐なイメージの女の子だったんですけど、あのシーンでペチカは、ブレーキの壊れた自転車で坂道を疾走したいという強い気持ちを持っていることがわかって、実際に疾走感もあって、とても好きなシーンでした」
佐野 「被った(笑) 。初めて観た時から一番印象に残っているのが、あの自転車のシーンです。実はあの一見なんでもないシーンがこの作品を通して監督が伝えたいことを一番端的に語っているような気がするんです」

佐野 「ジュセッペの恋したら相手の好きな自分でいたいという気持ちはわかる気がします。僕自身も恋したらありのままの自分でいたいというより、相手の好きな自分になっちゃうタイプなので」
上白石 「そうなんだ! 私はそこまで器用になれないです(笑) 」
佐野 「もちろん最後はありのままの自分でいい、と言ってくれる人と一緒にいるのがいいと思うんですけど、僕の学生時代はみんなそんな感じでしたよ。相手の好きなものとか趣味とかSNSを見るとわかっちゃうので」

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