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摂食障害がわかる本思春期の拒食症、過食症に向き合う /鈴木眞理(内分泌学)

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≪商品情報≫

著者名:鈴木眞理(内分泌学)
出版社名:講談社
発行年月:2023年04月
判型:B5
ISBN:9784065313954


≪内容情報≫

【ひと目でわかるイラスト図解】

【太る恐怖、飢餓がまねく食への執着、過食の衝動】

摂食障害は、心にかかえている問題が「食べ方の問題」として現れる病気です。
現れ方の違いでいくつかのタイプに分けられますが、ストレスが大きくかかわっている点はみな共通しています。

近年、小中高校生の摂食障害、なかでも食べられずにやせていく「神経性やせ症(いわゆる拒食症)」が増えています。

本人は、やせたままでいることに大きなメリットを感じています。
どんなにやせていても太ることを恐れ、極端なカロリー制限を続けたり、食べても吐いたりして体重増加を抑えようとします。

家族が「なにかおかしい」と思い始める前に、学校生活のなかで、子どもの変化があらわになることも多いものです。
学校として対応を考えていかなければならないことも少なくありません。

食べる量が増えて体重が戻ったあとも食べ吐きが止まらず、「過食症」に転じていくこともあります。
高校生、大学生では、極端な低体重の時期はないまま「過食症」が始まる例も少なくありません。

摂食障害の患者さんを支える家族の負担はとても大きいですが、家族の支えは、摂食障害から回復する大きな力になります。

本書では、摂食障害の原因、経過、治療法などをわかりやすく解説。
周囲ができる回復に結びつく働きかけ、そこから抜け出すヒントを紹介します。

【本書の内容構成】
第1章 神経性やせ症の始まり方
第2章 やせてもやせても、まだ足りない
第3章 やせすぎからの回復をはかる
第4章 過食がみられる摂食障害
第5章 家族の悩みが深いとき


【主なポイント】
*摂食障害は、心にかかえている問題が「食べ方の問題」として現れる病気
*子どもの摂食障害は神経性やせ症(拒食症)がほとんど
*家族が「異変」に気づくのは遅れがち、学校は早期発見の場となりうる
*やせるほど強まる太る恐怖。過剰なまでに活動的になる
*家族が説得しようとするほど本人との対立は激しくなる
*医療機関への受診を考える状態の目安と、受診の促し方
*神経性やせ症の回復過程でみられる過食は正常な反応
*神経性過食症(過食症)、よくある「食べすぎ」とどう違う?

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