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白い拷問 自由のために闘うイラン女性の記録 /ナルゲス・モハンマデ 星薫子
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- 商品情報
- レビュー
≪商品情報≫
著者名:ナルゲス・モハンマディ、星薫子
出版社名:講談社
発行年月:2024年04月
判型:四六判
ISBN:9784065353813
≪内容情報≫
●禁断の書籍を緊急出版!
私はいま、家を去る最後の瞬間にこの文章を書いています。(中略)今回の逮捕は、いまあなたが手にしているこの本――『白い拷問』が原因です。(「はじめに」より)
2023年に獄中でノーベル平和賞を受賞したナルゲス・モハンマディの手記と、ナルゲスによる13人の女性受刑者へのインタビューをまとめた衝撃のノンフィクション。
●推薦の言葉および海外での反響
・安藤優子――全人格を奪う「白い拷問」。その実態をつぶさに告発したナルゲスさんと証言者たち。彼女らが闘っているのは、この地球上の人権を踏みにじられているすべての人々のためだ。
・浜田敬子ーー「人間らしさ」を破壊するには暴力も言葉も必要ない。昼夜もわからない極小の独房で徹底した孤独状態に置かれることが、これほど心身を痛めつけるのかと戦慄する。それでも彼女たちはこの「白い拷問」を必死で生き抜こうとする。その強い意思を持ち続けることだけが、イラン社会の家父長的な体制を変える一歩になると信じて。
・ニューヨーク・タイムズ絶賛。世界16か国で緊急出版予定。
●白い拷問とは?
イランのエヴィーン刑務所は、悪臭と恐怖に満ちた悪名高き場所。そこで繰り返されるのは、看守による自白の強要、鞭打ち、性的虐待、家族への脅迫、そして「白い拷問」だ。照明を操作した独房で昼夜の感覚を奪い、睡眠パターンを妨げ、時に目隠しをし、身体的接触をすべて奪うことで、囚人の身体と精神を蝕む非人道的な拷問である。
●突然の逮捕と奪われた日常
「女性にも権利を」「人権を守ろう」「好きなことを言い、好きな服を着たい!」
自由を求めて思いを表すだけで、服装が不適切というだけで、思想犯・政治犯として逮捕されてしまうイラン。ヒジャブ着用が不適切だと拘束されたのち死亡したマフサ・アミニ氏問題を巡り、国連調査委員会は「違法でありイラン政府に責任がある」と発表している。
本書に登場する女性たちも一方的な容疑をかけられ、拘束されている。幼いわが子を道端に置き去りにするかたちで逮捕・投獄された女性までいる。
著者ナルゲス自身、夫は政治亡命し、10代になった双子の子どもたちも父のもとで暮らし、孤独な闘いを強いられている。13回逮捕され、5回の有罪判決を受け、31回の禁固刑と154回の鞭うち刑を言い渡されても、ナルゲスが闘いをあきらめない理由は、女性の権利と暴力や死刑の廃止を求める信念に他ならない。
著者名:ナルゲス・モハンマディ、星薫子
出版社名:講談社
発行年月:2024年04月
判型:四六判
ISBN:9784065353813
≪内容情報≫
●禁断の書籍を緊急出版!
私はいま、家を去る最後の瞬間にこの文章を書いています。(中略)今回の逮捕は、いまあなたが手にしているこの本――『白い拷問』が原因です。(「はじめに」より)
2023年に獄中でノーベル平和賞を受賞したナルゲス・モハンマディの手記と、ナルゲスによる13人の女性受刑者へのインタビューをまとめた衝撃のノンフィクション。
●推薦の言葉および海外での反響
・安藤優子――全人格を奪う「白い拷問」。その実態をつぶさに告発したナルゲスさんと証言者たち。彼女らが闘っているのは、この地球上の人権を踏みにじられているすべての人々のためだ。
・浜田敬子ーー「人間らしさ」を破壊するには暴力も言葉も必要ない。昼夜もわからない極小の独房で徹底した孤独状態に置かれることが、これほど心身を痛めつけるのかと戦慄する。それでも彼女たちはこの「白い拷問」を必死で生き抜こうとする。その強い意思を持ち続けることだけが、イラン社会の家父長的な体制を変える一歩になると信じて。
・ニューヨーク・タイムズ絶賛。世界16か国で緊急出版予定。
●白い拷問とは?
イランのエヴィーン刑務所は、悪臭と恐怖に満ちた悪名高き場所。そこで繰り返されるのは、看守による自白の強要、鞭打ち、性的虐待、家族への脅迫、そして「白い拷問」だ。照明を操作した独房で昼夜の感覚を奪い、睡眠パターンを妨げ、時に目隠しをし、身体的接触をすべて奪うことで、囚人の身体と精神を蝕む非人道的な拷問である。
●突然の逮捕と奪われた日常
「女性にも権利を」「人権を守ろう」「好きなことを言い、好きな服を着たい!」
自由を求めて思いを表すだけで、服装が不適切というだけで、思想犯・政治犯として逮捕されてしまうイラン。ヒジャブ着用が不適切だと拘束されたのち死亡したマフサ・アミニ氏問題を巡り、国連調査委員会は「違法でありイラン政府に責任がある」と発表している。
本書に登場する女性たちも一方的な容疑をかけられ、拘束されている。幼いわが子を道端に置き去りにするかたちで逮捕・投獄された女性までいる。
著者ナルゲス自身、夫は政治亡命し、10代になった双子の子どもたちも父のもとで暮らし、孤独な闘いを強いられている。13回逮捕され、5回の有罪判決を受け、31回の禁固刑と154回の鞭うち刑を言い渡されても、ナルゲスが闘いをあきらめない理由は、女性の権利と暴力や死刑の廃止を求める信念に他ならない。