12/10 時点_ポイント最大17倍

「日本文化論」はどう創られてきたか 戦時下のモンタージュ /大塚英志

販売価格
1,430
(税込)
出荷目安:
1~2営業日で出荷
たまるdポイント(通常) 13

+キャンペーンポイント(期間・用途限定) 最大16倍

※たまるdポイントはポイント支払を除く商品代金(税抜)の1%です。

表示倍率は各キャンペーンの適用条件を全て満たした場合の最大倍率です。
各キャンペーンの適用状況によっては、ポイントの進呈数・付与倍率が最大倍率より少なくなる場合がございます。
dカードでお支払ならポイント3倍

  • 商品情報
  • レビュー
≪商品情報≫

著者名:大塚英志
出版社名:集英社
発行年月:2025年09月
判型:新書
ISBN:9784087213782


≪内容情報≫

国内外に喧伝される「日本らしさ」はどのように生まれたのか。その起源は、ロシアの映画監督・エイゼンシュテインが編み出した「モンタージュ理論」にあった。
「モンタージュ」の語は映画のみならず、写真、広告、雑誌、まんがによって戦時下の日本で流行しプロパガンダのツールとして作り手と受け手に浸透した。
戦時下のメディア理論と文化工作を研究するまんが原作者・批評家が、芸術理論がさまざまな文化と融合し、ファシズム的な表現に変容していくさまを分析。「創られた日本文化論」の正体を明らかにする。

【目次】
第一章 モンタージュ化する「日本」
1 パリ万博とモンタージュしかない「日本」
2 寺田寅彦と昭和初頭のモンタージュ論ブーム
3 紙芝居とシネ・ポエム
4 絵巻物モンタージュ説の誕生

第二章 モンタージュとしての報道
1 報道写真と国策の実装
2 アマチュアとデータベース
3 今泉武治と原弘――プロパガンダ技術としてのレイアウト
4 報道技術研究会と「心」のモンタージュ

第三章 柳田國男と戦時下のモンタージュ
1 重ね撮り写真からモンタージュへ
2 三木茂ともう一つの「ルーペ論争」

終章 手塚治虫と占領下・戦後のモンタージュ

【著者略歴】
大塚英志(おおつか えいじ)
国際日本文化研究センター名誉教授。
研究者としての専門領域は戦時下大衆文化研究。
この分野の著書に『大政翼賛会のメディアミックス』(平凡社)、『「暮し」のファシズム 』(筑摩書房)、『大東亜共栄圏のクールジャパン』(集英社)、編著に『運動としての大衆文化』(水声社)等。
また柳田國男に関する著書に『「捨て子」たちの民俗学』(KADOKAWA)、『公民の民俗学』(作品社)、編著に『接続する柳田國男』(水声社)等。まんが原作者としても知られる。

「日本文化論」はどう創られてきたか 戦時下のモンタージュ /大塚英志のレビュー

投稿されたレビューは0件です。

この商品のカテゴリ

同カテゴリのおすすめ商品

別カテゴリのおすすめ商品

ふるさと納税百選のおすすめ返礼品

関連商品