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疎外論入門 /田上孝一

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≪商品情報≫

著者名:田上孝一
出版社名:集英社
発行年月:2026年03月
判型:新書
ISBN:9784087214048


≪内容情報≫

現代社会で多くの人が抱いている疎外感。本書では、疎外とは本来あるべき自分の大切なものがよそよそしくなってしまう事態を指すが、マルクスにとって、疎外とは個人的な問題である以前に社会のあり方の問題であった。
資本主義においては、人間は自ら作り出したモノによって自ら支配されてしまう。その疎外をどう乗り越えていけばいいのか。
本書はマルクスを軸に据えながら、ヘーゲルやルカーチ、ハイデガー、フロムなどマルクス以前以後の哲学者・思想家による疎外論の系譜を辿り、最後に「疎外なき社会」を考察する。

◆目次◆
第1章 疎外とは何か――資本主義と貧困
第2章 ヘーゲル以前の疎外論――社会契約論を中心に
第3章 ヘーゲルとヘーゲル左派の疎外論――自己意識と神の正体
第4章 マルクスの疎外論――否定すべき現実としての疎外
第5章 ルカーチの「物象化」論――マルクスとの対比
第6章 ハイデガーの疎外論理解――疎外と実存
第7章 フロムによる疎外論の展開――「持つこと」から「あること」へ
第8章 疎外論の理論的可能性――疎外されない人間と社会への展望

◆著者略歴◆
田上孝一 (たがみ こういち)
1967年東京生まれ。社会主義理論学会事務局長、立正大学人文科学研究所研究員、日本文藝家協会会員。哲学・倫理学専攻。
1989年法政大学文学部哲学科卒業、1991年立正大学大学院文学研究科哲学専攻修士課程修了、2000年博士(文学)。
著書に『マルクス疎外論の視座』『はじめての動物倫理学』『99%のためのマルクス入門』『マルクスの名言力』『これからの社会主義入門』など。

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