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暗躍の球史 根本陸夫が動いた時代 /高橋安幸

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≪商品情報≫

著者名:高橋安幸
出版社名:集英社
発行年月:2024年07月
判型:四六判
ISBN:9784087901733


≪内容情報≫

プロ野球の世界にまだグレーゾーンが残っていた時代。
その隙間を縫うように、次々と大きな仕事をやってのけた根本陸夫。

意表を突くドラフト戦略と、“ドラフト外”を駆使したスカウティング。
ターゲットを定めたら大出血もいとわない超大型トレード。
弱小チームを常勝軍団に変えていく見事な手腕は
「根本マジック」「剛腕」「球界の寝業師」などと呼ばれた。

日本全国に張り巡らされた人脈を駆使して
球界での出来事はすべて知っていたという情報網。
戦後の闇市でヤクザ者にも一目置かれ、財界の大物オーナーたちとも対等に渡り合う胆力。
もはや伝説となったGM(ゼネラルマネージャー)としての根本陸夫の業績とエピソードの数々は、どこまで真実なのか?

栗山英樹、松沼博久、渡辺久信、鹿取義隆、愛甲猛……。
さらに最側近だった浦田直治、黒田正宏らの新証言をもとに浮かび上がるオモテとウラ、成功と失敗、栄光と挫折。

もう二度と現れないだろう“球界のフィクサー”が異様な輝きを放ち
球場の外が過熱した時代を描くアンダーグラウンド野球ノンフィクション。

【著者プロフィール】
髙橋安幸 (たかはし やすゆき)
1965年生まれ。新潟県出身。ベースボールライター。日本大学芸術学部を卒業後、出版社勤務を経てフリーランスとなり、雑誌「野球小僧」(現「野球太郎」)の創刊に参加。主に昭和から平成にかけてのプロ野球をテーマとして精力的に取材・執筆する。
著書に『根本陸夫伝 プロ野球のすべてを知っていた男』(集英社文庫)、『「名コーチ」は教えない プロ野球新時代の指導論』(集英社新書)、『伝説のプロ野球選手に会いに行く』シリーズ(廣済堂文庫ほか)など。

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