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だれも私たちに「失格の烙印」を押すことはできない /キム・ウォニョン 五十嵐真希
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- 商品情報
- レビュー
≪商品情報≫
著者名:キム・ウォニョン、五十嵐真希
出版社名:小学館
発行年月:2022年12月
判型:四六判
ISBN:9784093888547
≪内容情報≫
すべての生には価値があり、美しい
韓国のベストセラー日本上陸!
2018年「今年の人権書」受賞
ソウル大卒の弁護士、俳優、
そして骨形成不全症のため車いすユーザーの著者が、
障害者や人とちがった容姿や性的指向の人々など
「失格の烙印」を押されがちな人生には、
価値があって美しいことを、理性的に論理的に弁論します。
「すべての人に尊厳がある」といわれても、それは現代社会では
あまりに当たり前のことで、深く考えることはないかと思います。
しかし、著者は、「すべての人に尊厳があるとしたらその根拠はなにか?」
を深く思索し、古今東西の事例や書物からひも解きます。
読み終わったときには、人生観がガラリと変わるはずです。
「ロングフルライフ(不当な生)訴訟」「合理的配慮」
「ジョゼと虎と魚たち」「コーダ」
「ディボティー(障害のある身体への欲望)」「三島由紀夫」…
さまざまなキーワードから現代を俯瞰する、画期的な人文書の誕生です。
===
本書は、アクセシビリティに配慮した本です。
紙の書籍、電子書籍(リフロー型)のほかに、オーディオブック版も同時発売となります。
必要とされる方にはテキストデータを提供します。本書巻末からお申し込みください。
本書は、社会福祉法人日本点字図書館のご協力で、以下の版もご用意します。
・点字版
・音声DAISY版
・テキストDAISY版
点字版・音声DAISY版・テキストDAISY版のご利用につきましては、日本点字図書館にお問い合わせください。
===
【編集担当からのおすすめ情報】
本書との出会いは、私の人生の価値観をゆさぶる出来事となりました。
訳者の五十嵐真希さんから翻訳原稿があがってきて読み進めるや、一気にひきこまれました。
韓国で「JM」という障害者のマネをした自己紹介がSNSで話題(というか炎上)になったこと、「ディボティー」という障害のある身体に性的欲望を感じる人々の存在、聴覚障害者のレズビアンカップルが、過去何代にもわたって聴覚障害のある男性の精子提供を受けて、あえて聴覚障害のある子をもうけたこと(これはあまりにも有名な話だそうです)…
思わず「えっ? それってどう考えればいいの?」と声に出してしまうような、さまざまな感情を呼び起こし、考えさせられる事例がたくさん紹介されていていたのです。
これらの事例に対して、著者は深く思考します。著者が自分自身に問い続け、絞り出した思考のかけらたちにふれたとき、私は涙がこぼれました。それほど著者の血肉化した言葉には力があります。
この本は、障害をもつ人もたない人関係なく、自分の人生を主体的に生きるとはどういうことなのかを考える大きなヒントがあります。
人生に悩んでいる方にぜひオススメしたい本です。
著者名:キム・ウォニョン、五十嵐真希
出版社名:小学館
発行年月:2022年12月
判型:四六判
ISBN:9784093888547
≪内容情報≫
すべての生には価値があり、美しい
韓国のベストセラー日本上陸!
2018年「今年の人権書」受賞
ソウル大卒の弁護士、俳優、
そして骨形成不全症のため車いすユーザーの著者が、
障害者や人とちがった容姿や性的指向の人々など
「失格の烙印」を押されがちな人生には、
価値があって美しいことを、理性的に論理的に弁論します。
「すべての人に尊厳がある」といわれても、それは現代社会では
あまりに当たり前のことで、深く考えることはないかと思います。
しかし、著者は、「すべての人に尊厳があるとしたらその根拠はなにか?」
を深く思索し、古今東西の事例や書物からひも解きます。
読み終わったときには、人生観がガラリと変わるはずです。
「ロングフルライフ(不当な生)訴訟」「合理的配慮」
「ジョゼと虎と魚たち」「コーダ」
「ディボティー(障害のある身体への欲望)」「三島由紀夫」…
さまざまなキーワードから現代を俯瞰する、画期的な人文書の誕生です。
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本書は、アクセシビリティに配慮した本です。
紙の書籍、電子書籍(リフロー型)のほかに、オーディオブック版も同時発売となります。
必要とされる方にはテキストデータを提供します。本書巻末からお申し込みください。
本書は、社会福祉法人日本点字図書館のご協力で、以下の版もご用意します。
・点字版
・音声DAISY版
・テキストDAISY版
点字版・音声DAISY版・テキストDAISY版のご利用につきましては、日本点字図書館にお問い合わせください。
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【編集担当からのおすすめ情報】
本書との出会いは、私の人生の価値観をゆさぶる出来事となりました。
訳者の五十嵐真希さんから翻訳原稿があがってきて読み進めるや、一気にひきこまれました。
韓国で「JM」という障害者のマネをした自己紹介がSNSで話題(というか炎上)になったこと、「ディボティー」という障害のある身体に性的欲望を感じる人々の存在、聴覚障害者のレズビアンカップルが、過去何代にもわたって聴覚障害のある男性の精子提供を受けて、あえて聴覚障害のある子をもうけたこと(これはあまりにも有名な話だそうです)…
思わず「えっ? それってどう考えればいいの?」と声に出してしまうような、さまざまな感情を呼び起こし、考えさせられる事例がたくさん紹介されていていたのです。
これらの事例に対して、著者は深く思考します。著者が自分自身に問い続け、絞り出した思考のかけらたちにふれたとき、私は涙がこぼれました。それほど著者の血肉化した言葉には力があります。
この本は、障害をもつ人もたない人関係なく、自分の人生を主体的に生きるとはどういうことなのかを考える大きなヒントがあります。
人生に悩んでいる方にぜひオススメしたい本です。