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海を破る者 /今村翔吾

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≪商品情報≫

著者名:今村翔吾
出版社名:文藝春秋
発行年月:2026年07月
判型:文庫
ISBN:9784167925260


≪内容情報≫

血を分けた家族とは争うのに、言葉も神も違う異国の二人とは、なぜ分かり合えるのか。

弘安四年、元寇前夜。伊予の没落御家人・河野六郎通有が出会ったのは、西域から流れてきた少女・令那と、高麗から連れてこられた青年・繁だった。

言葉も、信じる神も、肌の色も違う三人。それでも伊予の家で、血のつながらぬ者たちは奇妙にひとつの「家」を築いていく。

一方、六郎は血を分けた一族との争いから逃れられない。

そんな日々の先に、海の彼方から元の大艦隊が現れる。河野家は寡兵で、博多湾の砂浜に陣を据えた。身を守る石築地(防塁)の「外」に。

退路を断つかのようなその構えは、後世「河野の後築地」と呼ばれ、史実に名を残す。

神風が吹く、その前に、六郎は何を守ろうとしたのか。

家か。国か。それとも、共に生きる者たちの命か。

『塞王の楯』『イクサガミ』の今村翔吾が、元寇という日本史上最大級の国難を舞台に描く、人と人は分かり合えるのかを深く問うた物語。

「今村翔吾の本をどれから読んでいいか分からないという方は、ここから入ってもらえると良いかな、と思っています」――今村翔吾

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