11/23 時点_ポイント最大11倍

帝国の残影 兵士・小津安二郎の昭和史 /與那覇潤

販売価格
1,463
(税込)
出荷目安:
1~2営業日で出荷
たまるdポイント(通常) 13

+キャンペーンポイント(期間・用途限定) 最大10倍

※たまるdポイントはポイント支払を除く商品代金(税抜)の1%です。

表示倍率は各キャンペーンの適用条件を全て満たした場合の最大倍率です。
各キャンペーンの適用状況によっては、ポイントの進呈数・付与倍率が最大倍率より少なくなる場合がございます。
dカードでお支払ならポイント3倍

  • 商品情報
  • レビュー
≪商品情報≫

著者名:與那覇潤
出版社名:文藝春秋
発行年月:2022年10月
判型:文庫
ISBN:9784168131035


≪内容情報≫

『晩春』『麦秋』『東京物語』などの戦後の傑作で「日本の家族像」を確立したとされる監督・小津安二郎。しかし少壮気鋭の歴史学者は、「兵士・小津安二郎」の存在を、今ではあまり注目されない「失敗作」そして当時から現代にいたる膨大な文献を渉猟して炙り出した。中国大陸を転戦し、復員後、直接的には「戦争」を描写しなかったが、小津「らしくない」映画に、戦争の傷は生々しく刻印されていた。映画批評と歴史学が融合し、戦前、戦中、戦後を生き抜いた人々の思いが丸ごと伝わってくる、ユニークな、生きた歴史書。解説・古市憲寿

【目次】
序章 ピースの欠けたパズルー『晩春』批判

第1章 帝国の残影ー小津安二郎の『暗夜行路』

第2章 大陸の光景ー沈黙する前線

第3章 暴力の痕跡ー戦争の長い影

第4章 叛乱の季節ー中国化と日本回帰

終章 呪わしき明治維新ー『東京暮色』讃

増補1 田中眞澄氏の小津安二郎研究ー映画の歴史学

増補2 入れ替わることと一つになることーホー・ツーニェンの歴史実践

増補3 謎を謎のまま忘れないでいるためにー戦後映画史のなかの『火垂るの墓』

学藝ライブラリー版のあとがき 歴史とは「まわり道」

解説 忘れたことを忘れないために 古市憲寿

帝国の残影 兵士・小津安二郎の昭和史 /與那覇潤のレビュー

投稿されたレビューは0件です。

この商品のカテゴリ

同カテゴリのおすすめ商品

別カテゴリのおすすめ商品

関連商品