アメリカ映画の文化副読本 /渡辺将人

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≪商品情報≫

著者名:渡辺将人
出版社名:日経BP
発行年月:2024年01月
判型:四六判
ISBN:9784296119479


≪内容情報≫

【書評】「米映画に現れる固定観念を解読」『日本経済新聞』、「映画も大統領選も文化重要」『共同通信』(全国14新聞で掲載) 、「作品の背景解説 圧巻の分析力で」『北海道新聞』、「アメリカの映画やドラマになぜニューヨークを舞台にしたものが多いのか?」『キネマ旬報』など反響続々。

〈7つの文化〉で紐解いていく「アメリカ」。お馴染みの著名作品から日本では劇場未公開の知られざる個性派作品、Netflixオリジナル作品やAmazonプライムなど配信系オリジナルの映画ドラマまで数多くの作品を幅広く紹介。

巻末にはアメリカのメディアや選挙現場の実務から「フィールド」を知る政治学者の著者による異色「コラム」も収録。アメリカ文化解説、映画レビュー、政治分析が折り重なった注目作。

「日本の読者として何に受け入れがたいアレルギーが残り、どんな部分に知られざる再評価できそうな面白さが眠っているか。アメリカを自然体でお伝えすることに専心し、なるべくアメリカの映画やドラマが楽しくなるような文化解説を心がけた」(本文より)

文化がわかるとドキドキや泣き笑いが真に迫る! すべての映画・ドラマファン必読の一冊。

著者からのメッセージ:
「ネット動画配信プラットフォームの浸透で、日本国内でのアメリカの映画ドラマ消費は、質量ともに新たなフェイズに突入している。「配信革命」とも言える波のなかで、映画ドラマ好きの目はますます肥えつつある。ざっくりしたストーリー消費に飽き足らず、キャラや設定の背景も知りたい人が増えていることを肌で感じるようになった。(中略)

ハリウッドの映画やドラマでもこの「泣き笑い」を心から愉しみたいという視聴者が増えている。見えない文化差はビジネスや生活習慣に遍在するやっかいな代物だが、押さえておけば映画ドラマを数倍愉しめる。自己啓発書やビジネス書など海外発の翻訳書の「読み方」にもメリハリがつく。

「スタンフォード流」「ハーバード流」など、アメリカ人著者が「彼らの文化」だけを前提にしたベストセラーでも、「文化変換」の回路を通すことで日本の生活や仕事に役立てる工夫の手がかりにも近づける。

文化の「カフェイン」入りの本格派で堪能するお手伝いができないか。そう考えてアメリカの映画ドラマについての「文化ネイティブ」へのジャンプシューズないしは3Dメガネの企画を練った。しかも、自文化との「差分」も二段階でエンジョイできるのは我々外国人だけの特権的ボーナスでもある。初回はアメリカ文化を意識しないで視聴するのも一興。文化を知ってから味わうと「なるほど」感や面白さも格段だ」(本文より抜粋)

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