はたらく物語 マンガ・アニメ・映画から「仕事」を考える8章 /河野真太郎

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≪商品情報≫

著者名:河野真太郎
出版社名:笠間書院
発行年月:2023年12月
判型:四六判
ISBN:9784305709981


≪内容情報≫

「働くこと」「労働」とは何か――なんていわれると堅苦しくて逃げ出したくなりますが、じつは私たちがふだん楽しんでいるエンタメでも様々な形の「働き方」とその問題が描かれているのです。



『3月のライオン』の棋士たちのように、生活のすべてを将棋=仕事に賭けることの意味とは?

『プラダを着た悪魔』と『マイ・インターン』にみる女性の働き方の理想と現実、ジェンダーとフェミニズムによる影響は?

『宝石の国』の世界で戦うキャラクターたちと、現代のアイドルの共通点とは?

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は「学園もの」の形式を借りた起業&デスゲームの物語?

『株式会社マジルミエ』で描かれる「企業活動としてのヒーロー」のあり方とは?

などなど……。



いわゆる「お仕事もの」だけでなくSFやファンタジーの世界でも、作り手と受け手がいる限り、その時代の「働くこと」の現実と理想が投影されています。

本書では、『増補 戦う姫、働く少女』(ちくま文庫)などでフィクション作品の分析を行ってきた著者が、マンガやアニメ、映画の人気作品を取り上げながら「仕事と働き方」にスポットを当てた新しい読み方を紹介します。



今まさに仕事をがんばっている社会人も、これから働き始める学生さんも、これまで息抜きに楽しんできた「物語」を新鮮な目で受けとめ、さらに現実の「働くこと」の理解も深められる1冊です。



【目 次】

はじめに

第一章 働く僕たち、私たち――『3月のライオン』と「働くこと」の現在

第二章 家事労働者から起業家へ――『3月のライオン』とコミュニティ作りの労働

第三章 女性の仕事、クリエイティブ産業とやりがい搾取――『プラダを着た悪魔』とポストフェミニズム労働者

第四章 助力者おじさんとレジリエンス、そして老後の消滅――『マイ・インターン』とポストフェミニズムの「超克」

第五章 労働を消費すること――『宝石の国』とアイデンティティの労働

第六章 起業とビルドゥングスロマン――『機動戦士ガンダム水星の魔女』とデスゲームの距離

第七章 ヒーローたちはなぜはたらくのか?――『株式会社マジルミエ』と『シン・ゴジラ』の「仕事」

第八章 私たちの労働の余白に――『0.5ミリ』とケア労働の贈与

おわりに

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