歳時記を唄った童謡の謎 こんなに深い意味だった /合田道人

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≪商品情報≫

著者名:合田道人
出版社名:笠間書院
発行年月:2024年01月
判型:四六判
ISBN:9784305710048


≪内容情報≫

春夏秋冬、四季の移ろいを感じられる日本では季節ごとに行事や儀式、またその季節ごとの旬というような楽しみがあります。そして、昔から歌い継がれている童謡や唱歌にも、その季節を感じられる歌や、その行事を歌った曲がたくさんあります。

本書ではその日本に伝わる歳時記、伝統行事などを、童謡や唱歌で振り返り、読み解いていきます。

1月(睦月)から始まり12月(師走)まで、お正月の節句、春の桃の節句、5月の端午の節句、夏の七夕、秋の重陽の節句など、誰もが口ずさんできた童謡の、その歌詞に込められた意味や想い、曲が作られ歌われた背景などを「童謡の謎」で知られる著者が、解説、分析していきます。

季節の行事や歳時記にも詳しくなり、案外、知らずに歌っていた童謡の秘密を知って、明日誰かに話したくなる新しい知識がいっぱいの1冊です。



【目 次】

まえがき

第1章 睦月から弥生

①元旦 一月一日 元旦は国民全員の誕生日だった!

②節分 まめまき 豆をまくのは“魔の芽”を摘み取るため!

③建国記念日 紀元節 建国記念日の建国とはどの時点か?

④富士山の日(2月23日) ふじの山 日本一の山ではなかったことがある?

⑤春 しゃぼん玉 しゃぼん玉は子供の命のことだった

⑥春 はないちもんめ 「勝ってうれしい」は「買ってうれしい」だった

⑦桃の節句 うれしいひなまつり 神様の元に“お嫁にいらした”ねえさま

⑧3.11(東日本大震災) 花は咲く 被災地へ義援金になっていく歌

⑨卒業式 贈る言葉 卒業生がモデルではなかった卒業の歌

⑩卒園 一年生になったら ともだち100人…児童心理を突いた歌

⑪春 さくらさくら ふたとおりの歌詞で習う国花の歌



第2章 卯月から水無月

⑫春 ちょうちょ ちょうちょには2番もあった!

⑬端午の節句 こいのぼり 詞の中におかあさんが登場しないのは?

⑭新茶 ずいずいずっころばし 茶壺に追われてとっぴんしゃんとは

⑮母の日 かあさんの歌 はじめ「母の日」は3月だった!?

⑯父の日 うちのお父さん 「父の日」にはバラを贈るのが本当!?

⑰梅雨入り アメフリ 蛇の目でおむかえ、雨もまたうれし

⑱らくだの日(6月22日) 月の沙漠 ”らくだ”に隠された意味とは?



第3章 文月から長月

⑲童謡の日 かなりや 童謡一号曲は今こ

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