山東武術螳螂拳 /根本一己

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≪商品情報≫

著者名:根本一己
出版社名:国書刊行会
発行年月:2022年10月
判型:A5
ISBN:9784336073747


≪内容情報≫

山東省に生まれいまや世界全域に広く普及している、中国を代表する武術、螳螂拳。「転瞬閃身」「連撃手法」と称される俊敏な動きと連続攻撃を特徴とするこの武術はなぜ山東省で成立したのか――。長い歴史が育んだ山東の武侠精神、倭寇との関わり、社会情勢のめまぐるしい変化、民間秘密宗教組織の台頭……。日本を代表する螳螂拳の第一人者が歴史、文化背景と技法を架橋しその成立過程と真の歴史を明らかにする決定版通史。

【目 次】
はじめに
第一章 山東武術の気質とは──歴史のレイヤーを探る
第一節 山東省と山東人
第二節 現代に続く中華帝国の原型──明朝
第三節 山東を巻き込んだ明朝の大きな戦禍
第四節 山東武術の基礎を築いた清朝の統治
第五節 清代の社会と経済発展の変化
第六節 西側資本主義の山東侵略の影響
第七節 清朝後期の社会資本と経済の変化
第八節 清代中期社会矛盾の激化と封建体制への反対闘争の下地の形成
第九節 清代に起きた農民の蜂起
第十節 帝国主義の山東侵略と軍事政治の激化
第十一節 山東義和団運動の勃興と反帝国主義闘争
第十二節 中華民国期、山東独立の失敗
第十三節 山東の五四運動
第十四節 農村経済の衰退と農民運動の勃興
第十五節 韓復榘の山東省統治
第二章 中国人と江湖社会のレイヤーを探る
第一節 中国社会の二面性
第二節 民間秘密宗教
第三節 民間秘密幇会
第四節 江湖世界の様々な職業
第五節 江湖芸人──武芸人
第六節 江湖──独り行く道
第七節 中華民国時代──江湖から黒社会への胎動
第三章 膠東中心――煙台の武術
第一節 かつての膠東の中心、煙台
第二節 膠東武術地区に伝わる武術要領
第四章 膠東武術に影響を与えた名門武術
第一節 太祖長拳
第二節 秘宗長拳
第三節 八卦掌
第五章 山東膠東から世界へ発展した螳螂武術
第一節 莱陽螳螂拳
第二節 莱陽螳螂拳──膠東からの伝播の概況
第三節 螳螂門主要拳派
第四節 人物伝記
第五節 山東武術と螳螂拳が求めた武徳
第六節 螳螂武術の発展と文化変遷の考察
あとがき
参考・引用文献
索引
コラム 大明帝国の憂い──南倭北虜
コラム 傑出した活躍を見せた戚継光
コラム 中央国術館の成立
コラム 李丹伯の記念碑の発見
コラム 煙台十大拳師

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