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センサ技術の基礎と応用 /計測自動制御学会 次世代センサ協議会 小林彬

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≪商品情報≫

著者名:計測自動制御学会、次世代センサ協議会、小林彬
出版社名:コロナ社
発行年月:2023年03月
判型:A5
ISBN:9784339033861


≪内容情報≫

【本書のねらいと特徴】
全国の大学等で「計測」と名のつく学科等が目立たなくなってきている状況に鑑みると,新研究の成果や新システム開発の実証には,何らかのセンシング技術による検証が不可欠であるとの認識に立たざるをえない。すなわち,センシング技術は基盤技術として必須であり,科学教育上重要視されるべきものと考える。本書は,その種の人材養成に役立てるべく企画されたものでもある。
具体的には,下記の構成となっている。

Ⅰ.基礎編
●第1章「センシングとはどのようなことか」
センシング技術の基礎的全体像についての解説
●第2章「単位系」
●第3章~第10章:センサ基礎各論
Ⅱ.応用編
●第11章~第16章:センサ応用各論
●第17章「これからのセンサとは」

【著者からのメッセージ】
近年,IoT,Society5.0の時代が始まったと言われ,その基盤技術としてセンサ技術にも多大な関心が寄せられている。
一方,これまでセンサ技術は,オートメーションの中,主としてインダストリー(製造業)の分野で,機器計測化,自動化のための中枢的役割を果たし,日本技術の発展に貢献してきた。
そして今,インダストリー(製造業)とは異なる分野(医療,防災,社会インフラ,農業,水産業,流通業,飲食業,アミューズメント,教育業,等)にまでセンシング技術(計測技術,センサ技術)の応用範囲が広がろうとしており,新たな役割を担おうとしている。
新たな分野への展開に伴い,必ずしもセンシング技術の専門家ではない人達もセンシング技術を活用する必要に迫られ,関連技術の利用者としてその基本を理解しておくことが求められるようになってきている。
センシング技術の出発点は,センサ技術にあることは言うまでもないが,センサ技術は千差万別と言われるようにきわめて多様であり,本書ですべての分野を網羅して説明することはページ数的にも制約があり,実務的ではない。そこで,広い分野のなかで,代表的ニーズがあると考えられるセンシング技術に対象を絞ることとし,本書のタイトルを「センサ技術の基礎と応用」として,執筆者は次世代センサ協議会関係者を中心に,各分野での専門家の方々にお願いしたものである。
本書が教育の場等で広く活用されることを願うとともに,センシング技術の振興に貢献し,社会状況の改善にも寄与することを期待したい。

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