11/22
時点_ポイント最大11倍
人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした /大木亜希子
販売価格
1,540
円 (税込)
- 出荷目安:
- 1~2営業日で出荷
たまるdポイント(通常) 14
+キャンペーンポイント(期間・用途限定) 最大10倍
※たまるdポイントはポイント支払を除く商品代金(税抜)の1%です。
※表示倍率は各キャンペーンの適用条件を全て満たした場合の最大倍率です。
各キャンペーンの適用状況によっては、ポイントの進呈数・付与倍率が最大倍率より少なくなる場合がございます。
dカードでお支払ならポイント3倍
各キャンペーンの適用状況によっては、ポイントの進呈数・付与倍率が最大倍率より少なくなる場合がございます。
- 商品情報
- レビュー
≪商品情報≫
著者名:大木亜希子
出版社名:祥伝社
発行年月:2019年12月
判型:四六判
ISBN:9784396617103
≪内容情報≫
仕事なし、彼氏なし、元アイドルのアラサー女子。夜は男性との「ノルマ飯」、仕事もタフにこなしているつもりが、ある日突然、駅のホームで突然足が動かなくなった。そして、赤の他人のおっさん(57歳)と暮らすことに――
読めば心が少し軽くなる、元SDN48の実録私小説
芥川賞作家・羽田圭介氏推薦!
アラサーの己を卑下し客観的に書こうとするほど、“元アイドル”に未だ価値があると根底で思っている視線の在り方が際立つ。コントロールしきれぬ部分も露見するほど筆者が本気だからこそ、本作は映画『ブルージャスミン』を超える魅力を放つ。
SNSで話題沸騰!
ササポン(おっさん)、日本にあと100万人くらいいてほしい。ササポン量産化希望(漫画家 瀧波ユカリ)
ドン詰まるんだ。生きるって、ドン詰まる。
もう書くことしか残ってない。
ドン詰まってる。でもそこから始まるんや。(田中泰延)
「家族」になにを求めるのかってことが更新されつつある時代だと思います。(ジャーナリスト佐々木俊尚)
「あ、人生が詰んだって、こういうことを言うんだ」 自分の弱さを呪った。… 大木さんの物語は、みんなの物語でもある。 いまはこの種の苦しさを振り返ることができるくらいの余裕はできたけど、でもやっぱり思い出すとお腹がギュッとなる。(ハフポスト日本版エディター毛谷村真木)
◇
28歳の春、突如として生活の保証もない、仕事もない、彼氏もいない、貯金だってほとんどない日々が始まった。 残ったのは、手元にある10万円。
「あ、人生が詰んだって、こういうことを言うんだ」
自分の弱さを呪った。
8歳離れた姉から電話があったのはちょうどその頃で、収入が不安定になった私に、「ルームシェアをしたらどうか」という提案を持ちかけてきた。
一緒に住む相手は、姉が「ササポン」と呼ぶ人で、一般企業に勤める50代のサラリーマンだという。
気を遣わなくていいおっさん。恋人でも家族でもないおっさん。
ふと「この特殊な生活の中で自分が変われるかもしれない」という予感がおとずれた。
こうして、私とササポンの日々が始まった。
(本文より抜粋)
著者名:大木亜希子
出版社名:祥伝社
発行年月:2019年12月
判型:四六判
ISBN:9784396617103
≪内容情報≫
仕事なし、彼氏なし、元アイドルのアラサー女子。夜は男性との「ノルマ飯」、仕事もタフにこなしているつもりが、ある日突然、駅のホームで突然足が動かなくなった。そして、赤の他人のおっさん(57歳)と暮らすことに――
読めば心が少し軽くなる、元SDN48の実録私小説
芥川賞作家・羽田圭介氏推薦!
アラサーの己を卑下し客観的に書こうとするほど、“元アイドル”に未だ価値があると根底で思っている視線の在り方が際立つ。コントロールしきれぬ部分も露見するほど筆者が本気だからこそ、本作は映画『ブルージャスミン』を超える魅力を放つ。
SNSで話題沸騰!
ササポン(おっさん)、日本にあと100万人くらいいてほしい。ササポン量産化希望(漫画家 瀧波ユカリ)
ドン詰まるんだ。生きるって、ドン詰まる。
もう書くことしか残ってない。
ドン詰まってる。でもそこから始まるんや。(田中泰延)
「家族」になにを求めるのかってことが更新されつつある時代だと思います。(ジャーナリスト佐々木俊尚)
「あ、人生が詰んだって、こういうことを言うんだ」 自分の弱さを呪った。… 大木さんの物語は、みんなの物語でもある。 いまはこの種の苦しさを振り返ることができるくらいの余裕はできたけど、でもやっぱり思い出すとお腹がギュッとなる。(ハフポスト日本版エディター毛谷村真木)
◇
28歳の春、突如として生活の保証もない、仕事もない、彼氏もいない、貯金だってほとんどない日々が始まった。 残ったのは、手元にある10万円。
「あ、人生が詰んだって、こういうことを言うんだ」
自分の弱さを呪った。
8歳離れた姉から電話があったのはちょうどその頃で、収入が不安定になった私に、「ルームシェアをしたらどうか」という提案を持ちかけてきた。
一緒に住む相手は、姉が「ササポン」と呼ぶ人で、一般企業に勤める50代のサラリーマンだという。
気を遣わなくていいおっさん。恋人でも家族でもないおっさん。
ふと「この特殊な生活の中で自分が変われるかもしれない」という予感がおとずれた。
こうして、私とササポンの日々が始まった。
(本文より抜粋)