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多様性の時代を生きるための哲学 /鹿島茂 東浩紀 ブレイディみかこ

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≪商品情報≫

著者名:鹿島茂、東浩紀、ブレイディみかこ
出版社名:祥伝社
発行年月:2022年09月
判型:四六判
ISBN:9784396617912


≪内容情報≫

この社会の「閉塞感」を考える
鹿島茂 が6人 の論客を迎えて
“今読むべき”現代思想・哲学を簡略に捉えた異色の入門書

東 浩紀……デリダあるいは「考える」ために何が重要か
ブレイディみかこ……ジェームズ・C・スコットあるいは「利他と利己」
千葉雅也……ドゥルーズあるいは「時間的存在としての私」
石井洋二郎……ブルデューあるいは『ディスタンクシオン』と格差時代
宇野重規……トクヴィルあるいは「民主主義」
ドミニク・チェン……ベイトソンあるいは「情報」「つながる」

★書評サイト「ALL REVIEWS」限定公開対談を書籍化★

【本書より】
▼何か事件を起こすためにはどうしても時間が必要なんです。
それは「モノ」としての本が必要なのと同じこと――東 浩紀 (第1章)

▼アナキズム の核心には 「自主自立」 と並んで
「相互扶助」という感性があると思います。
それが日本では忘れられていた気がするんです――ブレイディみかこ (第2章)

▼常に自分をプロセスの途中にいる 時間的存在 としてとらえる。
すると一つの主義主張だけで閉じるのではなく、
いろんな他者に開かれた状態で考えていける―― 千葉雅也 (第3章)

▼「選ぶ」というよりは 「選ばされて」いるのに、それが自分の意思だと思い込んでしまう 。
これがブルデューの「必要趣味」の本質―― 石井洋二郎 (第4章)

▼個人主義になればなるほど多数者の意見に流されやすくなる
という逆説を主張したのは、
トクヴィルの慧眼 だったと思います―― 宇野重規 (第5章)

▼ベイトソンは終始一貫して、情報もしくはコミュニケーションは
「差異を生む差異」であると考えていました―― ドミニク・チェン (第6章)

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