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日食の観測と撮影 観測手法、撮影・画像処理テクニック、2042年までの皆既日食・金環日食の情報を網 /塩田和生 花岡庸一郎

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≪商品情報≫

著者名:塩田和生、花岡庸一郎
出版社名:誠文堂新光社
発行年月:2023年09月
判型:B5
ISBN:9784416523438


≪内容情報≫

天文ファン、特に日食ファンのための日食の観測や撮影を楽しむための解説書。日食で見られる現象の解説から、肉眼、双眼鏡、天体望遠鏡、その他の観測装置を用いた最新の観測方法を解説。そのほか、デジタルカメラでの日食撮影から天体撮影用カメラでの撮影、さらには撮影した画像のクオリティをさらに高める画像処理テクニックも掲載。著者は、アマチュア天文家として、長年日本の日食写真撮影の大一人者である塩田和生さん。国立天文台で太陽を研究する花岡庸一郎さんが監修を担当します。

本書は、日食観測愛好家が知りたい最新の観測機材を使った日食観測法、最新のデジタル機器での撮影、観測・撮影システムの構築やノウハウを詳しく解説。この1冊で日食観測家が知りたい情報をすべて網羅します。
また、巻末には2042年までの日食データを収録。予報データの見方、観測地の選定のポイントの紹介とともに、観測条件が良い日食や、2028年の北海道での金環日食、2035年の北陸から北関東で観測できる金環日食、2042年の日本の東海上での皆既日食について詳細に解説します。 なお、2024年4月には、北米で皆既継続時間が5分近い長い日食が起こり、コロナか明けですが、大勢の人がアメリカ・メキシコにに皆既日食を見るために遠征されると予想されます。

■目次
第1章 日食とその魅力
日食が起こる仕組み/日食の見どころ/日食を安全に快適に楽しむために

第2章 日食観測の歴史
古代の日食記録/正確な日食の予報を行う試み/科学的な研究対象としての日食/アマチュアの日食観測/壮大な天体ショーとしての日食

第3章 太陽とその外層大気
太陽の構造/光球/彩層/コロナ

第4章 日食写真の撮影法
気軽にできる日食撮影/本格的な日食撮影/日食撮影の自動化/その他の撮影対象/船上での日食撮影/飛行機からの日食撮影

第5章 コロナの画像処理
コロナの輝度分布と構造/コロナの構造再現方法の歴史/市販ソフトによるコロナ画像処理の具体的な操作手順/コロナ画像処理結果の出力方法

第6章 日食の科学観測
科学観測の基礎/コロナの測光観測/KコロナとFコロナの分離(偏光観測)/コロナの微細構造の時間変化の観測/Eコロナの観測/太陽半径の精密測定/アインシュタイン効果の観測/眼視観測とその課題

第7章 日食時の地球大気現象の観測
気象現象への影響とその観測/シャドウバンドとその観測/日食中の空の明るさ/皆既日食中の空に見える月の影

第8章 今後の日食
2023年~2042年に起こる日食/日食遠征スタイルの特徴と留意点/2023年10月~2042年の日食の個別解説

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