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「おのずから」と「みずから」 日本思想の基層 /竹内整一
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≪商品情報≫
著者名:竹内整一
出版社名:筑摩書房
発行年月:2023年01月
判型:文庫
ISBN:9784480511553
≪内容情報≫
「自(ずか)ら」という語があらわす日本人の基本発想とはどのようなものか。日本人の自己認識、超越や倫理との関わり、死生観を問うた著者代表作。===日本語において「おのずから」と「みずから」は、ともに「自(ずか)ら」とあらわす。成ることと為すこと、物と自己、自然と自由を意味するが、が截然と分けられず、両者には交差・共和・相克する「あわい」がある。そこに見られる日本人の基本的発想とは何であり、それはまたどのような思想文化を育んできたのか。本書は、思想・宗教・文学・芸能の諸領域を広く深く行き交いながら、日本人の自然と自己との相関的認識、超越と倫理との関わり、そして無常観と死生観を根源から問いなおす。倫理学者・日本思想史家である著者の代表作。 ===日本人の発想のかたち自然と自己の「あわい」を生き抜いた人々は何を体現していたか――。日本思想文化論の傑作 ===【目次】序I第一章「おのずから」と「みずから」――日本的「自然(おのずから)」と自己第二章無常と「おのずから」――日本人の現実感覚①第三章「古(いにしえ)」と「おのずから」――日本人の現実感覚②第四章宇宙人生の「不可思議」さ――国木田独歩の覚めざる夢第五章「おのずから」の捜索――柳田国男の「人生を自然の片端を観ずる練修」第六章近代自己から「おのずから」へ――清沢満之の〈内〉への超越第七章生と死の「曖昧」な肯定――正宗白鳥の臨終帰依第八章「空即是色」の荘厳――「おのずから」と「みずから」の「あわい」の輝きIIやまと言葉で哲学する――「おのずから」と「みずから」の「あわい」で考えるIII総括「おのずから」と「みずから」の「あわい」あとがき文庫版あとがき
著者名:竹内整一
出版社名:筑摩書房
発行年月:2023年01月
判型:文庫
ISBN:9784480511553
≪内容情報≫
「自(ずか)ら」という語があらわす日本人の基本発想とはどのようなものか。日本人の自己認識、超越や倫理との関わり、死生観を問うた著者代表作。===日本語において「おのずから」と「みずから」は、ともに「自(ずか)ら」とあらわす。成ることと為すこと、物と自己、自然と自由を意味するが、が截然と分けられず、両者には交差・共和・相克する「あわい」がある。そこに見られる日本人の基本的発想とは何であり、それはまたどのような思想文化を育んできたのか。本書は、思想・宗教・文学・芸能の諸領域を広く深く行き交いながら、日本人の自然と自己との相関的認識、超越と倫理との関わり、そして無常観と死生観を根源から問いなおす。倫理学者・日本思想史家である著者の代表作。 ===日本人の発想のかたち自然と自己の「あわい」を生き抜いた人々は何を体現していたか――。日本思想文化論の傑作 ===【目次】序I第一章「おのずから」と「みずから」――日本的「自然(おのずから)」と自己第二章無常と「おのずから」――日本人の現実感覚①第三章「古(いにしえ)」と「おのずから」――日本人の現実感覚②第四章宇宙人生の「不可思議」さ――国木田独歩の覚めざる夢第五章「おのずから」の捜索――柳田国男の「人生を自然の片端を観ずる練修」第六章近代自己から「おのずから」へ――清沢満之の〈内〉への超越第七章生と死の「曖昧」な肯定――正宗白鳥の臨終帰依第八章「空即是色」の荘厳――「おのずから」と「みずから」の「あわい」の輝きIIやまと言葉で哲学する――「おのずから」と「みずから」の「あわい」で考えるIII総括「おのずから」と「みずから」の「あわい」あとがき文庫版あとがき