11/23
時点_ポイント最大11倍
アステイオン 鋭く感じ、柔らかく考える 94(2021) /サントリー文化財団 アステイオン編集委員
販売価格
1,100
円 (税込)
- 出荷目安:
- 1~2営業日で出荷
たまるdポイント(通常) 10
+キャンペーンポイント(期間・用途限定) 最大10倍
※たまるdポイントはポイント支払を除く商品代金(税抜)の1%です。
※表示倍率は各キャンペーンの適用条件を全て満たした場合の最大倍率です。
各キャンペーンの適用状況によっては、ポイントの進呈数・付与倍率が最大倍率より少なくなる場合がございます。
dカードでお支払ならポイント3倍
各キャンペーンの適用状況によっては、ポイントの進呈数・付与倍率が最大倍率より少なくなる場合がございます。
- 商品情報
- レビュー
≪商品情報≫
著者名:サントリー文化財団、アステイオン編集委員会
出版社名:CCCメディアハウス
発行年月:2021年05月
判型:A5
ISBN:9784484212166
≪内容情報≫
特集:再び「今、何が問題か」
2012年5月発行の『アステイオン』76号では、「今、何が問題か」を特集テーマに、新たに発足した
編集委員会のメンバー全員が論考を寄せた。
「今」とはいつなのか、「問題」とは何を意味するのかについての了解も共有せずに、各自がそれぞれの問題意識をのびのびと語ることで、アステイオンの新体制を担う委員を読者に紹介する意味もあった。
ほぼ10年たった今。編集委員会を再編成したのを機会に、再び「今、何が問題か」を新旧の編集委員の
全員が語ることにした。これによって新委員を読者に紹介するとともに、改めて「今」を問いたい。
76号が発行されたのは、東日本大震災と「アラブの春」の翌年のことであった。もちろんコロナ禍を予測してはいなかったが、我々は恐怖との付き合い方や魂の幸福について語っていた。米中対立が顕在化していなかったあの頃にも、環太平洋秩序の不安定性について語っていた。
ドナルド・トランプが米大統領に選出され、イギリスのEU離脱が国民投票で決まることは知り得なかったが、「市民」を問題にし、不安について思考を回らしていた。
今号の我々の問題意識が、10年後にも意味をもち続けているかどうかは、10年後の読者の判断に待つしかない。だが、時代の潮流を、「鋭く感じ、柔らかく考える」アステイオンの姿勢が、新編集体制になってもいささかも変わることがないことは、読者に約束しよう。
責任編集:田所昌幸(慶應義塾大学法学部教授)
著者名:サントリー文化財団、アステイオン編集委員会
出版社名:CCCメディアハウス
発行年月:2021年05月
判型:A5
ISBN:9784484212166
≪内容情報≫
特集:再び「今、何が問題か」
2012年5月発行の『アステイオン』76号では、「今、何が問題か」を特集テーマに、新たに発足した
編集委員会のメンバー全員が論考を寄せた。
「今」とはいつなのか、「問題」とは何を意味するのかについての了解も共有せずに、各自がそれぞれの問題意識をのびのびと語ることで、アステイオンの新体制を担う委員を読者に紹介する意味もあった。
ほぼ10年たった今。編集委員会を再編成したのを機会に、再び「今、何が問題か」を新旧の編集委員の
全員が語ることにした。これによって新委員を読者に紹介するとともに、改めて「今」を問いたい。
76号が発行されたのは、東日本大震災と「アラブの春」の翌年のことであった。もちろんコロナ禍を予測してはいなかったが、我々は恐怖との付き合い方や魂の幸福について語っていた。米中対立が顕在化していなかったあの頃にも、環太平洋秩序の不安定性について語っていた。
ドナルド・トランプが米大統領に選出され、イギリスのEU離脱が国民投票で決まることは知り得なかったが、「市民」を問題にし、不安について思考を回らしていた。
今号の我々の問題意識が、10年後にも意味をもち続けているかどうかは、10年後の読者の判断に待つしかない。だが、時代の潮流を、「鋭く感じ、柔らかく考える」アステイオンの姿勢が、新編集体制になってもいささかも変わることがないことは、読者に約束しよう。
責任編集:田所昌幸(慶應義塾大学法学部教授)