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対話が学び続ける子供を育てる /富山大学人間科学部附

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≪商品情報≫

著者名:富山大学人間科学部附属小学校
出版社名:東洋館出版社
発行年月:2024年10月
判型:A5
ISBN:9784491056746


≪内容情報≫

富山大学教育学部附属小学校流! 対話で学びが広がり深まる授業づくり

本書の概要
これまで、教材や仲間とのズレを基軸にした授業づくりに取り組んできた富山大学教育学部附属小学校が、「対話」に着目した深い学びをご提案します。対話が生まれる内面の高まりと子供を中心に据えた適切な手立てによって、問いの設定や問いの解決に向かって心を開き熱心に対話する姿、そして更に学びを深める姿を紹介しています。

本書からわかること
1.学びを深めることと「対話」
富山大学教育学部附属小学校が取り組み続けている「学び続ける子供を育てる研究」において、今期(3か年)着目したのは、授業づくりにおける「対話」です。授業を楽しむ子供は対話を楽しみ、学びを深めていく姿が見られます。このことから、対話の場面において、学びを継続・発展できるようにする効果的な手立てを明らかにしようと考えました。

2.「対話」を通して深まる学びを理論・実践で紹介
同校では、「対話」を次のように定義します。
「『対話』とは、子供が必要感をもって相手を求め、互いに受け入れ、考えを吟味し合うことである」
この定義をもとに、本書では、対話の前提となるコミュニケーションの力を傾聴力、理解力、発信力、共感力の4つで整理します。各教科等での実践編では、「各教科等で学び続ける子供の姿」の定義と「授業実践」を合わせて紹介し、「問いをつくる対話」と「問いの解決へと向かう対話」を明らかにしながら、子供たちの学びの足跡をたどっています。

3.今こそ、対話の重要性を考えなおす
対話することは、よりよい学びを目指す学習者や授業者はもちろん、今後を建設的かつよりよい社会へと拓いていこうとする私たちにとって極めて重要です。独りよがりでは、まず対話になりません。子供たちが根拠ある考えをもち、当たり前のように対話することができるようになれば、授業や学校生活、家庭や社会は楽しくて幸せになるはずです。
3か年の研究によって見えてきた「対話」を通した学びに、理論・実践から迫ることのできる1冊です。

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