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スティグリッツPROGRESSIVE CAPITALISM /ジョセフ・E.スティ 山田美明
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- 商品情報
- レビュー
≪商品情報≫
著者名:ジョセフ・E.スティグリッツ、山田美明
出版社名:東洋経済新報社
発行年月:2020年01月
判型:B6
ISBN:9784492315231
≪内容情報≫
中流という生き方はまだ死んでいない。
万人を豊かにする進歩的資本主義とは?
上流エリートか、貧困層か……。未来の選択肢は、この二つだけではない。
今こそ、分断なき世界について語ろう!
「スティグリッツはとてつもなく偉大な経済学者だ」――ポール・クルーグマン(ノーベル経済学賞受賞経済学者)
「クルーグマン、ピケティと並び、21世紀のグローバル資本主義論争をリードしてきた偉人」――アンドリュー・アンソニー(ガーディアン紙)
ノーベル経済学賞受賞経済学者が、市場原理主義に異議を唱え、経済の再生を提言する!
いまや経済や政治は、一部の富裕層や大企業だけのためのものになってしまった。
さまざまな産業を、わずかばかりの企業が独占的に支配するようになった結果、格差が急激に拡大し、成長が鈍化している。
金融企業は金融産業の規制の内容を自ら決めている。テクノロジー企業は何の監視もないまま膨大な量の個人データを収集している。そして政府は、労働者のためにならない貿易協定の交渉をしている。富の創造ではなく、他者の搾取を通じて富を蓄えている企業が、あまりに多いのが実情だ。このまま何の手も打たなければ、新たなテクノロジーにより事態はいっそう悪化し、格差や失業が拡大していくかもしれない。
だが、我々が直面しているこのような状況に対し、打つ手がないわけでは決してない。
実際、経済学的に見れば、解決策ははっきりしている。市場の利点を利用しながら、そのいきすぎた行為を抑制する必要があるのだ。市場は国民の利益になるものでなければならず、その逆であってはならないのである。
スティグリッツによれば、富や生活水準の向上を真にもたらすのは、学習、科学やテクノロジーの進歩、法の支配だという。本書で示される政策改革に賛同する人が多数派を占めれば、いまからでも、豊かさが万人にいきわたる進歩的資本主義を構築することは可能だ。そしてそれは、誰もが中流階級の生活を実現できる社会である。
市場原理主義から予想される危機と、進歩的資本主義の基盤を提示する本書は、現代社会の危機的状況を明らかにすると同時に、困難な時代を乗り越えるための、正しい資本主義のあり方、すなわち「それでも資本主義にできること」を示すものである。
著者名:ジョセフ・E.スティグリッツ、山田美明
出版社名:東洋経済新報社
発行年月:2020年01月
判型:B6
ISBN:9784492315231
≪内容情報≫
中流という生き方はまだ死んでいない。
万人を豊かにする進歩的資本主義とは?
上流エリートか、貧困層か……。未来の選択肢は、この二つだけではない。
今こそ、分断なき世界について語ろう!
「スティグリッツはとてつもなく偉大な経済学者だ」――ポール・クルーグマン(ノーベル経済学賞受賞経済学者)
「クルーグマン、ピケティと並び、21世紀のグローバル資本主義論争をリードしてきた偉人」――アンドリュー・アンソニー(ガーディアン紙)
ノーベル経済学賞受賞経済学者が、市場原理主義に異議を唱え、経済の再生を提言する!
いまや経済や政治は、一部の富裕層や大企業だけのためのものになってしまった。
さまざまな産業を、わずかばかりの企業が独占的に支配するようになった結果、格差が急激に拡大し、成長が鈍化している。
金融企業は金融産業の規制の内容を自ら決めている。テクノロジー企業は何の監視もないまま膨大な量の個人データを収集している。そして政府は、労働者のためにならない貿易協定の交渉をしている。富の創造ではなく、他者の搾取を通じて富を蓄えている企業が、あまりに多いのが実情だ。このまま何の手も打たなければ、新たなテクノロジーにより事態はいっそう悪化し、格差や失業が拡大していくかもしれない。
だが、我々が直面しているこのような状況に対し、打つ手がないわけでは決してない。
実際、経済学的に見れば、解決策ははっきりしている。市場の利点を利用しながら、そのいきすぎた行為を抑制する必要があるのだ。市場は国民の利益になるものでなければならず、その逆であってはならないのである。
スティグリッツによれば、富や生活水準の向上を真にもたらすのは、学習、科学やテクノロジーの進歩、法の支配だという。本書で示される政策改革に賛同する人が多数派を占めれば、いまからでも、豊かさが万人にいきわたる進歩的資本主義を構築することは可能だ。そしてそれは、誰もが中流階級の生活を実現できる社会である。
市場原理主義から予想される危機と、進歩的資本主義の基盤を提示する本書は、現代社会の危機的状況を明らかにすると同時に、困難な時代を乗り越えるための、正しい資本主義のあり方、すなわち「それでも資本主義にできること」を示すものである。